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冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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トロピカルになりそこない
トロピカルになりそこない_d0008146_0445663.jpg
暑苦しいのか寒々しいのか微妙なところだ。







もう結構前(1か月近く前かも…汗)に、長野の母から、巨大なズッキーニのもらいもの、をもらいました。写真を撮り損ねたのですが、なんでしょうねえ、大根くらいの太さと長さで笑っちゃいました。

だいたいは料理に使ったのですが、こりゃもうあれを作るしかないでしょう、と思って作ったのがズッキーニブレッド。ブレッドという名前はついてますが、イーストは使わず、たいていはパウンド型で焼かれる、いわゆるクイックブレッドと呼ばれる類で、どちらかというとケーキになります。ズッキーニとお菓子が結びつかない方は、キャロットケーキを想像していただくといいと思うのですが、アメリカでは比較的ポピュラーなお菓子だと思います。

初めて作ったのはハワイにいるときで、去年作った、ズッキーニ入りのチョコレートケーキはまたちょっと毛色が違うので別とすると、普通の(?)ズッキーニブレッドを作るのは日本に帰ってきてから初めてで、4年ぶり!かも。もうそんなに前になるのかぁ、と感慨深く思いながら作った今回のズッキーニブレッドは、以前作っていたのとはちょっと違うレシピを使ってみました。
トロピカルになりそこない_d0008146_2391424.jpg
見た目的にはまったくわかりませんがね、、そのレシピはこちら。ご覧になっていただけるとわかるように、これはキャロットケーキのレシピです。さらに、もしかしたら覚えている方もあるかもしれませんが、このキャロットケーキは昔、自分でちょこちょことアレンジして作ったことのあるものです。

レシピの名前は、トロピカル・キャロットケーキ。生地にココナツ、マカダミアナッツ、パイナップル、しょうがなどが入るものです。当時、材料が多くて作るのが面倒だ~と思ったものですが、今まで食べたキャロットケーキのなかでいちばんおいしいかも!とも思ったのでした。いつかまた作ろうと思いつつ作ってないのですが、なぜか先日、このケーキのことを思い出し、これをにんじんじゃなくてズッキーニで作ったらいいかも?と思ったのでした。

ズッキーニは粗めにすりおろしてぎゅっと(ぎゅうぎゅうではない)しぼって使用。書かれているにんじんの分量よりも多めにしたと思います。粉は全粒粉で、砂糖はてんさい糖で代用し、かつ糖分はがつっと半分に減量。しょうがの砂糖漬けのほかにすりおろしたしょうがの絞り汁も投入。パイナップルは前回同様、缶詰ではなく生のパイナップルを軽くレンジにかけて加熱したものを使用。今回はあくまで「ズッキーニブレッド」なので、丸く平らに焼いて重ねるのではなくパウンド型で。フロスティングも省略。
トロピカルになりそこない_d0008146_239632.jpg
そんなわけで出来た"トロピカル"ズッキーニブレッドは、しっとり、ほろっとした焼き上がり。普通のズッキーニブレッドより粉の配合が少ないせいもあるかもしれませんが、やっぱりクイックブレッドというよりはケーキみたいな感触になりました(ってそんな説明でわかるんでしょうか?汗)。おもしろいことに、にんじんで作ったときとすごく味や食感が似ていました。もちろん、にんじんではなくズッキーニの味なんですけどね、あーそうそう、あのケーキはこういう味だった、と懐かしく思い出したのでした。

しかし。その、にんじんで作ったときはそうでもなかったのですが、今回はなぜか、トロピカルというよりは…なんか和風な味がしました。。。しょうがが多かったのか、粉が全粒粉だったせいなのか、理由はわかりませんが、お世辞にもトロピカルとは言いがたい。しかも、作った当時は東京もひじょーに暑かったので、なんだかブログに写真を載せるのも暑苦しかったため、和風に、涼しげに、をイメージして写真を撮ってみたのですが、、、載せ損ねているうちに世間はすっかり涼しくなり、なんだかどっちにしても中途半端になってしまいました。。汗 ははは


で、これは小さめのパウンド型2個で焼き、1個は冷凍しておいて、母へのお土産用にしました。ズッキーニを育てた方の口に入るかどうかは母次第ですが( ̄▽ ̄)ズッキーニのお菓子なんてまだ結構珍しいと思うので、おもしろがって食べてもらえるか、不気味がられるか、、さてどうなるでしょう。
by zo.chika | 2008-08-25 23:45