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冬深まり、色失せる山奥。
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北イタリアから1万kmの食卓
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どんどん離れていくの巻。




その後もひっそりと作っています、t-fortunatiさん著『北イタリアの食卓  うちの食卓 Non solo italiano』のレシピ。発売時当日の1回目、その1週間後の2回目の記事からおよそ1か月。その間、ブログには出していませんが、ちょくちょく本を引っ張り出してレシピのお世話になっております。以下はその一部、写真に撮ってあるもの。

まずは和風の定番 
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めんたいこスパゲティ。本ではめんたいことルッコラですが、この日はルッコラがなかったので代わりに水菜を。日本では定番となったこのパスタ、よく考えたら自分でちゃんと作ったことなかったなぁと思いながら作成。いろんな方が書かれていますが、このレシピはすりごまが少し入るのがポイントかと。ぐっと味が柔らかくなります。生の葉っぱ野菜が入るのもさっぱりして好み。

次はクリームベースで 
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スモークサーモンとそら豆のパスタ。元レシピでは生ハムですが、これは絶対スモークサーモンも合うぞ~と思って作成(たまたま安売りだっただけというのはさておき)。さらに、本では手打ちパスタを使っている(ちゃんとレシピもついている)のだけれど、ここは市販の卵入りパスタで勘弁してください(って誰に言い訳しているのやら)。クリームにローズマリーを入れておいて少し香りをつけてみました。ローズマリー大好き。

そして、トマト登場 
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生トマトのパスタ。生のプチトマトを湯剥きして、にんにくの香りをじっくり移したオリーブオイル、バジルと一緒にさっと炒め合わせるもの。これ、少しずつ手を加えたりはしてますが、この本のレシピのなかでいちばん多く作っているかもしれません。前回の記事ではたこを入れてますが、ここではバジルの代わりに大葉を使っています。食べるときにみょうがも添えたりして、ますます和風。

そして、写真を見て「あれ?」と思われた方もあるかもしれませんが、これはそうめんを使用しています。同じ極細麺でもイタリアのパスタ、カッペリーニほどには腰がないですが、暑いときにするするっと食べられるというそうめんのよさは、こんなソースでも生かされていると思います。

そしてもうひとつ 
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トマトとルッコラの冷製パスタ ローストビーフ添え。湯剥きした生のトマトとルッコラをオリーブオイルであえて、茹でて冷水でしめた麺と合わせるもの。で、その「麺」、レシピでは細めのフェデリーニですが、今回は写真をご覧になればお判りのように、これ、うどんです。これを作ったのは4月末、連休の始めの頃で、ちょうどこちらで四国うどんめぐりの旅のお話を見ていたため、うどん、うどん、うーどーんーと呪文のように唱えつつ、近所で半生讃岐うどんなるものを衝動買いしたのでした。ほんとうは、もうちょっとエッジの立った(?)切り口鋭い麺が理想なのですが、まあ、近所で買ったのでこんなもんかと。

ちなみに、ローストビーフはもちろん自家製なわけはなくて、店でスライスしてもらって買ってきました。ローストビーフという食べ物にあまり愛はないのですが、これは麺をローストビーフと一緒に食べるのが断然おいしかった。ルッコラがちょっとしんなりしすぎてしまったので、今度作るとしたらもう少し食べる直前にオイルとあえようと思います。ついでにいうと、うどんは上出のめんたいこパスタにしても非常においしいです。

そうめん、うどんと来たら次は当然(?) 
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蕎麦です。えびのトマトクリームソースで食べました。前回の記事で、蕎麦はクリームソースと結構合う、と自分で書いたら久しぶりに食べたくなったので。トマトソースと生クリームを合わせるソースは、本ではサーモンを入れていて、前回はそのようにしましたが今回はえびで。

それにしても、麺に対してソースがやや足りなかったようで、、、写真だとトマトソースも何もついているようには見えないですねぇ(汗)。さらに、作り始めてから、緑の彩り(パセリとか)が何もないことに気づき、苦し紛れにまた葉っぱを載せてみましたが…いったい何がしたいのか意図不明な盛り付けになってしまいました(冷汗)。でも、味はとーってもおいしかったのですよ、、、ほんとに。

ええと、北イタリアから離れまくってしまったので、ここらで軌道修正(?)
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ワイン色が印象的なこちら、なんとワイン入りのパスタです。イタリアが誇る偉大な赤、バローロが入っているそうです。これは頂きものなのですが、なぜか、わたしというとワイン、と思い込まれているようで、こんなパスタをくださったようです。なんででしょうねぇ。嬉しいけど不思議です。

さて、せっかくのバローロ入りパスタ、ソースは何を合わせよう、やはり赤ワインに合うもので…と考えて作ったら、こんなものになりました。 
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t-fortunatiさんの本から、ゴルゴンゾーラのソース。イタリアの赤ワインならイタリアのブルーチーズでしょう、、、って、何でも一緒にすりゃいいってもんじゃありませんね(゜▽゜:)。えーと、当然ながらゴルゴンゾーラの味しかしませんでした(当たり前)。やはり、この色を生かして、赤ワインの味を味わうには(って味するのかな)、もう少しシンプルな味付けであっさり仕上げないとだめでしょうかね。これはこれで、ソースがほんのりピンクでかわいいような気もしますが。


と、いうわけで、、やっぱり北イタリアから遠く離れてますが、、、レシピ通りでもおいしいけれど、気分によってアレンジもしやすいレシピがたくさんの本で、ほんとうに重宝しています。つうか、いろいろ作ってる、といってもパスタしか作ってないじゃんって感じですが(汗)。だって、まともな料理を)する余裕がなかなかなくてですね、、そんなときにパスタ料理は便利なんですよねぇ(と言い訳)。
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ところで、先月はt-fortunatiさんの本差し上げます企画にたくさんのご応募をいただき、改めて、どうもありがとうございました。そのときにもちらっと書きましたが、料理本差し上げます企画シリーズを別の本で準備中です。第一弾は近日中に記事にてひっそり発表しますのでお楽しみに。って、ちょっと傾向が違うので、ご希望者がいるか微妙なところですが。
by zo.chika | 2007-05-17 05:23 | 一日一膳