自分のなかではまだきちんと終わっていなかった旅
…いえ、今回のヨーロッパ+北米旅行ではなくて、1年前の南半球旅行です(汗)。
初めてオーストラリアに足を踏み入れてから1年、そして
最後の旅行の記事を書いてから半年になりますが、、最後にひっそり旅を振り返って終わりにしようと決めていました。
*続き更新しました。
というわけで、晩夏から初秋にかけての南半球、3か月の旅を振り返ってみます。
ひとことで言うと、飲んだくれた3か月でした、、
メルボルンに着いたそうそうから、
ワインフェスティバルに行って飲んだくれ
屋外映画鑑賞ピクニックに行って飲んだくれ
フード&ワインフェアに行って飲んだくれ
近場のファーマーズマーケット(朝市)で飲んだくれ
遠出してワイナリーめぐりをして飲んだくれ
近場のワイナリーめぐりをして飲んだくれ
街なかのお気に入りのカフェで飲んだくれ(しかも朝食)
タスマニアで夜な夜な酒盛りして飲んだくれ
ニュージーランドの
ワイナリーめぐりをして飲んだくれ
すてきなお宅でもおいしいごはんと一緒に飲んだくれ
パースに飛んでは
レストランのような手料理とともに飲んだくれ
やはり
近郊のワイナリーめぐりをして飲んだくれ
そして、メルボルンに戻って
またまたワイナリーめぐりをして飲んだくれ
そして何より、たいへんお世話になったお友達のお宅で、日々飲んだくれ。
こうして見てみると、3か月間ずーーっと飲んだくれてばかりいたようですが、まったくその通りのようです。わたしは去年オーストラリアに行く前まで数年間、普段はほとんどお酒を飲まない生活になっていたのですが(本当です)、ここで完全に「日々飲む人」に戻りました。それがその後の人生(?)を左右しているような気すらします。いいことなのかどうなのか。
で、南半球の地で飲んだくれ生活が復活したのを記念して(??)、母国に運んで帰るべく当地のワインも少々買いました
写真はメルボルン近郊のヤラバリーのワイナリー
Oakridgeのデザートワイン864 Riesling、同じくヤラバリーは
Chandon/Green Pointの甘口スパークリングワイン、
Coldstream Hillsのリザーブシャルドネ、そしてパース近郊のスワンバレーから
Sandalfordのポート、TalijancichのVerdelho。他にも買ってるんですが、途中で飲んでしまったりして、最終的にだいぶ絞り込んだ(つもりだった)のですが、実は出国時に荷物が重すぎて何本かお友達に引き取っていただいたので、、、結果的に日本にたどり着いたのは3~4本でした…。オーストラリアワインはオーストラリアで飲むのがいちばんのようです。(教訓)
さて、ワインといえばチョコレートですが(なのか??)、今回の南半球滞在中は、ちょっとおもしろいチョコレートを見ると買ってみたりしていました。
Collier's Chocolatesのしょうが&わさび、チリ&ピノのトリュフ。
「ハーベストピクニック」というフードフスティバルに行ったときに購入。ワイン×チリの組み合わせは当地ではよく見かけた気がします。しょうが&わさびといえば
一時期はまってましたが、これは、すごーいわさびの味がしてました。チョコとしての味は、、えーと...?
こちらはメルボルンから少し足をのばして
モーニントン半島で買ってきた、その名も
Mornington Peninsula Chocolatesのチョコレート。宝石のような見た目に、意外にお手頃な価格設定、そして何より「もうここは来れないかも」という思いが重なって、その日並んでいたガナッシュ、端から全部大人買い(汗)。緑のライム、赤いチリ&テキーラなんかが特においしかったように記憶しています。
そしてこちらは、タスマニアに行く途中にメルボルン空港構内のチョコレート屋で買ったもの。もちろん、このペンギンにやられました。見覚えがあると思った方、はい、そうです、
あの人です。ちなみに確かこれホワイトチョコ&マンゴー味か何かで、意外に(?)おいしかったです。
そしてこちらはオークランドで買ったもの。
Bennetts of Mangawhaiというお店のもので、このトリュフ類は
最後に空港で見つけて買いましたが、板チョコは街なかで買っていました。ニュージーランドらしく、フェイジョア(ってなんぞや?という方は
こちらをどうぞ)やパッションフルーツ味なんかがあって、なかなかよかったです。
そして最後は、メルボルンといえば
Koko Black。
夜のメルボルン散歩のシメにチョコレートのデザートを食べて帰った、あのお店です。ディスプレイはちょっと高級目なチョコレート店という感じですが、ばら売りのトリュフやガナッシュは意外に買いやすい値段で、自分用なら選んだそばから紙袋にポイポイ入れてくれます^^。1個1個も小さめで食べやすいし、近くにあったら気軽に寄って数個買っていこうか、という感じ。ラズベリーピュレが入ったガナッシュや、キャラメライズドココナッツのホワイトチョコガナッシュ、写真には写ってませんがチリ味のトリュフなど、変わりすぎていなくて普通においしく楽しめるチョコでした。
…さて、、ほんとうはこうしてずっと飲んだくれてチョコ食べてばかりいたわけではなくて、ちゃんと街歩きとか観光とかも
晴天のメルボルンを1日歩き回ったり真っ青な空の下、メルボルンのお膝元のビーチを歩いたりIKEAデビューしたり(ミートボールも食べました)
ビクトリア州が誇る壮大な海岸線ドライブ、
Great Ocean Roadに行ったり夜景を楽しみながら夜のメルボルンに繰り出したり美しい初秋のタスマニア島を歩いたりニュージーランドに飛んで
明るいオークランド近辺をドライブしたり西海岸のパース…は、
市内は見てませんがビーチや近郊でのんびり
、、、いえ、ホントに街歩きとか観光とかもしてたんです本当に。食べ物以外の写真もあるんです実際に。
にゃんことかね。(お世話になったお友達のお宅の2匹のニャンコ、人見知りさんで知らない人には絶対近寄らないそうなんですが、甘えん坊で、飼い主のご夫婦おふたりがいないとき
だけ人恋しくなるとわたしの足元に寄ってくる、かわいいやつらでした…。)
そのニャンコと、お友達と、そしてメルボルンにお別れをする、その前日
南半球最後の食事。シーズンだったブルースイマークラブが食べたい!!と前から騒いでいて(わたしが)、日本に帰る前に、、と話していたのですが時間がなくて、結局最終日になってしまいましたが、お友達が用意してくださいました。身がつまってておいしかったのですが、実はこれ、
朝昼みっちり美食していた日の夕食でした…。今思い出しても恐ろしい、いや、おいしいです…。
というわけで今、こうして1年前の3か月間を振り返ってみると、写真映えのする壮大な景色や美しい料理も思い出深いけれど、いちばん心に残っているのは、そこで出会った方々と一緒に過ごした、日々の何気ない時間と、そうした方々のおかげでその場所にいることができた、ひとりで過ごした時間でした。そういう時間があるからこそ、すばらしい景色が本当にすばらしく見え、おいしい食べ物が本当においしく感じられるのだと思います。それは、この前もこの後も、どの旅でも同じなんですが、何の前知識もなくぽんと飛びこんだ南半球の土地で、そのことをいっそう強く感じたし、今でもそう思っています。
いつも同じ言葉しか出てこないけれど、本当にどうもありがとう。
またいつか再び飛んでいけますように。
(上は南半球に降り立ったその日、最初に撮った1枚目か2枚目の写真。今、振り返っても、わたしにとっての南半球はこんなイメージ感じなのでした。)
そして、ここまで長々だらだらつらつらとつづった記事にお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました。3か月の思い出を強引にまとめた、超個人的なフラッシュバックのようなフォトアルバムは
こちらから(別ウィンドウでスライドショーが開きます。写真の量が多いのでお時間のあるときに)。まだ、写真があるのに出していない食べ物の話とかもあるのですが、もういいかげん書ききれないので、今後、機会があったら何か別の形でご紹介したいと思っています。