いちごが大好きです。
でも、「いちご味のもの」には、それほど惹かれなかったりします。
生のいちごは大好きだけれど、火が通ったものはむしろ苦手。
なのに何でこんなものを作る気になったのか、ちょっと不思議なのですが。こないだの
これに引き続いて、今年はいちごモノの気分(?)になっているのかもしれません。
昨日(というかもう日付では一昨日)作って、諸事情により今日のアップになったこちらは、いちごのスパイス入りシロップ漬けなるデザート。レシピは
こちら。赤ワインにオレンジの皮、砂糖、サフラン、シナモン、バニラ、黒こしょうを合わせたシロップでいちごを軽く煮るというもの。…そうだ、
こないだ買って残ってるサフランも使えるし、ちょうどいいや~と思って決めたのだった。
レシピでは、強火にかけたシロップでいちごを5分程度煮ることになっています。上に書いたように、火の通ったいちごがいまいち苦手なわたしとしては、ここがちょっとひっかかったので、飾り用を除いて半量だけ5分煮て、残り半分は火を止めてから投入して、冷ましながら味が通してみることに。
写真で、いちごジャムのように濃い色になって多少形が潰れているのが5分煮たもの。形はそのままで、色だけ抜けたようなのが後で入れたもの。上の1個は飾り用の生のいちごです。
いちごを取り除いて残ったシロップをさらに煮詰めてから、いちごを戻して冷蔵庫で冷やしたら完成。もともとスパイスが入った赤ワインが好きなので(冬には
こんなの、最近では
こんなのとか作ってます)、まあ好きな味だろうなとは予想してましたが、実際おいしかったです。サフランの香りよりはシナモンのほうが全面に出てましたが。
レシピで提案されているとおりアイスクリーム(バニラ)に添えて食べたらこれがおいしくて、満足満足!撮影時には忘れてしまいましたが、食べる前にもういちど胡椒を挽いて食べました。
さてここで比較の結果。5分煮たいちごと、後で入れたいちごでは、レシピ通り煮たいちごのほうが断然おいしかったのです。赤ワインが染みこんでいるせいか、火が通ったいちご独特の味もあまり気にならず。むしろ、後で入れたいちごのほうが、いちごの味が抜けたきりシロップの味がしみていないのか、あまり味がしませんでした。
ちなみに、完全に冷やしたシロップに、残った生のいちごを入れておいたら、ひと晩たったらこちらにも味がしみていておいしかった♪
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