シェフィールド観光、というものは初めて来た2年前も今回もほとんど(というか、まったく)していません、前回は近所のピーク国立公園に行ったのですが、、、その様子はついぞブログに更新されることなく闇に葬られております(汗)。もしかしたらいつか旅ネタとして書く、かもしれませんが、それはともかく、今回のシェフィールド詣で@
ナオコさんのお宅でも、2泊3日の滞在中、街なかはまったく通らず、
初日はベリー摘み、2日目は近くのかわいらしい街に出かけてきました。
この日もお天気は最高!

シェフィールドからぶ~んと車を走らせること1時間足らず

こんなかわいらしい街に到着



ナオコさんいわく「イギリス人のお年寄りに人気がある」のこの街はBakewell。そしてベイクウェル、といえば思いつくのはただひとつ(しかないのか?? >自分)

Bakewell tart。アーモンド味のカスタードっぽいフィリングとラズベリージャム入りのタルトです。

…が、むしろBakewell puddingという看板を多く目にしました。何が違うんだろ~?と思っていたのですが、お店のお姉さんに聞いてみたら、「基本的には同じだけど、ベイクウェル・タルトのほうは上にアイシングがしてあってチェリーが載っている。さらに言うと、フィリングがプディングのほうはカスタードっぽいのに対し、タルトはもっとケーキっぽい感じ」なのだそうです。ひとつお勉強になりました。ちなみに、われわれはプディングのほうを購入(ただでさえ激甘なので、アイシングつきとかありえない)。

ところで、伝統的なお菓子にはよくあることですが、ベイクウェルが発祥の地のベイクウェル・タルト(もしくはプディング)ですが、最初にそれを作ったと名乗る店はいくつかあって、それぞれが「うちが本家」「いやうちのレシピがオリジナル」と主張しているようです。というわけで、この日は別のお店でもプディング購入。…だから、激甘だっつうのに、食べ切れるのか、という疑問はさておき。。。
さて、ベイクウェルの街自体は、ちょこっと歩いたらもうオシマイってな広さ(というか狭さ)なので、ここではプディングと軽い昼食を調達して、次の目的地に移動。ベイクウェルから車で10分かそこらのところにある
Chatsworthというところです。
広大な敷地に公爵夫妻が今でも住んでる邸宅を一般にも公開しているのだそうで、とにかく広い!でかい!のだと先に聞いていましたが、さて。

…ここはもう敷地内なのだろうか??鹿や羊が普通に歩いている道を走ります。
で、その家

、、、!!!

ここに2人で住んでるってどういうことですか。。(いや、お世話をする人はたくさんいるだろうけど)。部屋やら庭やら庭やら部屋やらが公開されているようです。

…ですが、この日は外でのんびりする計画だったので、中には入らず。

小川沿いの芝生の上にぺたんと座ってのんびり。他にも、クリケットしたり散歩したり昼寝したりする人などがたくさんいました。

昼寝といえば、木の下の日陰にわらわら固まって昼寝する羊と、わざわざ日向でゴロゴロする人間(=イギリス人)。ほんと、日向が好きな人種ですね…。
ここで、超人間慣れしていてずんずん近くまで寄ってくるガチョウを蹴散らしつつ昼食をとったあと、本日のメインイベント(?)

ベイクウェル・プディングの食べ比べ。「当店こそが発祥の店」だの「由緒正しいオリジナルレシピ」だの、それぞれ謳い文句はありますが、とにかく
甘い。容赦なく甘い。いちばん小さいのを購入しましたが、ひとりで一度に1個食べるのは結構つらいものがあるかも。。。ま、味うんぬんというよりも、銘菓ということで、お約束ですからハイ。
このあとは、王子様とナオコさんはクリケットをして遊ぶのを眺めながらわたしはゴロゴロ。

上でヘリコプターの音がするなあと思っていたら、対岸に着陸していた(!)。花嫁さんが(花婿も?)降りてきて、それを迎える人々がわらわらと集まっていました。ここで結婚式なのかなあーと言いながら眺める庶民のわれわれ。
まだ日も高くて暑いけれど、ぼちぼち4時過ぎ。そろそろ帰ろうか~、というわけでのんびり帰りじたくをはじめました。

Chatsworthの全体像やベイクウェルの街の様子などの写真がもう少しありますので、ご興味のある方は
こちらもどうぞ(別ウィンドウでスライドショーが開きます)。
ところでベイクウェルからずっと王子様が「アイス~!」と主張していたのですが、子供でなくてもアイスがほしくなるこの陽気。車に戻る前に売店に寄ってアイスを買う…つもりが、わたしはこんなものを見つけてしまったので流れる。

フレーバーつきのスパークリングウォーター、
Britannia Natural Spring Water(Herbal Range)。ピーク国立公園の水を使っているのだそうで、フレーバーが、ヘンプ×グレープフルーツ、とか、朝鮮人参×メロンときゅうり、とか、ちょっとおもしろい。その場で朝鮮人参×プラムというのを開けて飲みましたが、炭酸は弱めで、ほんのり甘くてさわやか。ちなみにこれ全種類1本ずつ抱えてレジに持っていったら売り場のおじさんに笑われ、それを外で並べて写真を撮っていたら知らないおばさんに笑われ。わたしはただでさえイギリスではどこに行ってもふた言喋ると笑われるので、もう笑いものになりっぱなしです。ふ。