
いちごにバルサミコ酢。もう何年も前、その組合せの存在を最初に知ったときは「いちごに酢?げぇぇ」と思ったものでした。
でもバルサミコは酢ではあるけれど、まろやかな甘みもあって、不思議と合うんですよねこれが。先日、
京都でバルサミコ風味のカスタード入りいちごパンなるものを食べて、久しぶりにこの組合せを思い出したので、それでデザートを作ってみました。
なるべく簡単に作れるものを、と考えて簡単なムースを。ベースに使ったレシピは
こちらに近いもの。基本的にはいちごに砂糖、生クリームをゼラチンで固めるだけ。卵黄が入るババロアは個人的には好きなのですが、これは
飽くまでハワイの人向けのレシピなので、生卵の使用はできる限り避けたかったというのもあります。
(*アメリカでは卵の生食は一般的ではないようです。そのせいか、一般的に出回る卵は生食を念頭に置いた処理がなされておらず、サルモネラ菌の汚染などの可能性があります。
が、アイスクリームをはじめ、カルボナーラやティラミスなど、完全に火が通っていない卵を使う料理は考えてみれば結構あります。実際、部分的にでも生の卵を口にしても、すべての人が必ず食中毒になるわけではありません。何度食べても大丈夫な人もいれば、1発で当たる人もいます。
原則として、幼児や高齢者、免疫機能の低下している人などが完全に火が通っていない卵を食べることは避けるべきとされているようです。もっとも、そうでなくても生の卵に敏感な人もいますので、まあ、使わなくて済むならば使わないほうが無難かな、と思った次第です。)
最初は、ムースは普通のいちご味にして、ソースにバルサミコを混ぜようかとも思ったのですが、
こんなレシピを見ていたら、うーん、バルサミコもムースに入れてもイケるかも!と予定変更。いちごをバルサミコ酢でマリネして、それをピュレにしてムース生地に加えるというアイディアを拝借。
真っ黒なバルサミコでマリネしたいちごは、すっかりどす黒くなってしまったのですが、クリーム生地に合わせてみたら、ちょっと抑え目のかわいいピンクになりました。ほ。

食べるときに、バルサミコでさっと和えたいちごの角切りを添えるのは、自分でも考えていたのですが、Delia Smithのレシピでも同じことをしてました。^^
これ、予想以上においしかったです。ムースだけ食べると、バルサミコの味はしません。いちご以外の何かが入ってる気がするんだけど、何だろう?という程度。バルサミコの味に慣れていなければ、ここに生のいちごを添えるだけでちょうどいいかもしれません。
でも、バルサミコ和えのいちごを載せると、酸味が加わって、さらに深みのある味に。わたしは断然、こちらがお気に入りです。
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