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冬深まり、色失せる山奥。
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南の島の秋: タスマニア島 (4)
タスマニアの州都、Hobertで迎えたツアー4日目





州都なんだけど、Hobertの市内観光とかはいっさいなくて、朝からとっとと町を出ます。
南の島の秋: タスマニア島 (4)_d0008146_2140811.jpg
本日はHobertの南東に突き出るTasman Peninsula方面へ。メインはPort Arthurらしい。

道中、Mount Wellingtonにのぼって港を見下ろすという話だったのですが、この週末は山は雪の予報。どんどん雲も広がっているので、上れるところまで上ってみるか、という感じ。
で、結局、たいして上まで行けませんでした。しかもこの展望ポイント、前の木が高すぎて向こうがあんまり見えませんがな。。。

というわけで、とっとと里に下ります。
恒例の(?)遅い昼食休憩。小さなパン屋でホット・クロス・バンとカプチーノ調達。なんか2日前とまったく同じことしてますが(汗)、いや、この日こそがイースターサンデー当日。だから食べねばならんのです、ホット・クロス・バン。それにしてもこの日は、お天気はそこそこでしたが結構寒かった。島のなかでも南の端にいたせいもあるかもしれません。

道中の景色もぼんやり楽しみつつ、昼過ぎに本日メインの目的地、Port Arthur到着。
Port Arthur Historic Siteは19世紀に作られた監獄の跡地を史跡として再開発し、観光地にしているもの。はっきり言って、監獄跡地か~、ふーーーーん、、くらいにしか思っていなかったのです。でもまあ、ツアーの中に入ってるからというわけでバスに揺られて運ばれて着いてみたら、あら、意外ときれいな場所なのね、とちょっと感心。

入場料にはウォーキングツアーとハーバークルーズなども含まれているので、とりあえずウォーキングツアーが始まるのを待って参加したのですが、、これが異常につまらなかった。。ガイドにもよるのかもしれませんが、ウォーキングツアーと銘打っているのに、始まるなりいきなり建物の前の芝生の上で歴史の講義がえんえんと始まり、その間、吹きさらしのなか突っ立って話をきかされていたら、寒いしつまんないし、なんか腹が立ってきたので、15分か20分後くらいにようやく歩き出した時点で、まっさきに群れを離れました。

…というわけで(?)その後はひとりで勝手にぷらぷら散策。
メインになる刑務所
有刺鉄線がここが刑務所だったということを思い出させます
壊れてそのままの建物跡
いわゆる営倉でしょうか。暗い。
でも、外に出ると、秋色をまとった木々と緑の芝生が広がるのです
ときに青空さえも。
自由行動2時間もあって、いったい何して時間潰そー、、、なんて思っていたのが嘘のよう。ちょうど紅葉しはじめた木々を夢中になって写真を撮りまくりながら広い敷地内を歩き回っていたら、あっという間に時間がたってしまいました。気がつけばハーバークルーズの時間が近づいていたので(←懲りずに参加する気でいる)、あわてて昼食のチキンサンドを出してハーバー方面に歩きながらもぐもぐ。
ふたたび収容所の建物を通り過ぎて
150年以上の前の囚人の気持ちに思いをはせる(ふり)。

で、ハーバークルーズ
、、、
え~、20分くらい船に乗って湾を回り、その間、なんかいろいろ説明がありましたが、あんまり聞かず(汗)。

そのうちに岸に戻りました。
その後、集合時間までもう少し時間があったので、先に見逃した場所に戻る
すっっかり秋景色でした。

結局、敷地内をぜんぶ見てまわることもできず、いろいろ見逃した場所もあるまま時間切れ。いい意味でまったく予想を裏切られた場所でした。まあ、どんなにきれいでも元は監獄だし、いろいろ怖い話も残っているようなのですが、わたしのなかでは、美しい庭園のような場所として記憶に残ることとなりました。

Port Arthurを名残惜しく後にして次に向かったのは
Tasman Sea沿いの洞穴やら海岸線やら。
へえー
ほおー
うーん、、確かにすごい景色なんだけれど、全体的に、しばらく前に行ったメルボルン近郊のGreat Ocean Roadでの景色に酷似していました。ほかのツアー参加者も同じことを言っていたので、やっぱり似てるんだと思う。
Port Arthurで夢中になって歩きまくった(その後も海岸線沿いの見所を結構歩いている)せいか、この日もやっぱり最後になったら疲れてきました。

この日も前日同様、Hobert泊。ここで初めて(!)、夜はみんなで近所に出て外食。タスマニアまで来たんだけど行った先はなぜかアイリッシュパブ。諸々の事情により食べ物写真は撮りませんでしたが、ここではたこの揚げ浸し(?)みたいな料理と、フォカッチャを食べました。飲み物はパブなので自動的に(?)ギネスをパイントで。
…から始まって、その後、暖炉の前のソファーに陣取り、シャンディガフを半パイント、タスマニア産の白ワインを1ボトル(÷2名)、ベイリーズを1杯飲んで閉店まで居座り、その後も夜中遅くまで喋り続けました。。翌日はいつもより早く出発しないといけないらしいのに、、、こんなに飲んで夜更かしして、まだ自分も意外と元気なんだろうかと思った晩でした。

本日はPort Arthurで撮りまくったのでまた写真多いですが、お時間のある方はこちらからどうぞ。1日目2日目3日目と来たタスマニア5日間の旅、翌日はついに最終日です。
by zo.chika | 2006-05-26 23:49 |