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冬深まり、色失せる山奥。
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日本の春、秋のオーストラリアで日本の秋を思う
日本の秋の味覚、梨
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今、お店にごろごろ山積みです。
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日本で食べるような梨はハワイではAsian pearとして売られていて、どちらかというと幸水とか豊水系の茶色い品種でしたが、こちらではずばりnashiという名前。日本のものと比べるとだいぶ小ぶりで、味は二十世紀梨系との中間くらい。いずれにせよ、やはり秋の食べ物でしょうか。

ここのところ、ぐぐっと寒くなってきたので、ぼちぼち煮込み系の料理の季節かねえー、といそいそ
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ラムシャンク(羊すね肉)*ちょっとギャートルズ入ってます。オーブンでじっくり2時間以上焼かれ、柔らかくてほろほろ
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作った当日は骨付きをマッシュポテトと、翌日はクスクスとともに。煮込み系は翌日がさらにおいしいんだよねえ。しかもこのソースを吸い込んだクスクスがまた絶品
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がさっと魚介の載ったパエリア、、、は、秋とは関係ないか、、

えーと今晩はふたたびラム、今度はロースト。野菜のローストとともに
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赤ワインが進む進む。

以上、ここ1週間くらいの夕食の一部。すべてお友達が作ってくださっているので、わたしはな~んもしてません(汗)。こんなゼイタクがあっていいものでしょうか。ナイスな外食もしてるし。うっとり。

…うっとりのあまり、梨の話を忘れるところでした。先月、買った梨が熟れすぎてきたので、ここぞとばかりにいそいそと慌てて作ったのが梨のストゥルーデル、しょうがのアイスクリーム添え。去年の秋、日本の梨でマフィンやらクランブルやら焼いてますが、オーストラリアに来てまで、わざわざ日本の梨を焼いているわたしです(汗)。今回のレシピはJane Lawson著、Yoshoku: Japanese Food Western Style (Murdoch Books, 2005)。オーストラリア人著者による、洋風のテイストを加えた日本食のレシピ本で、「洋食」というタイトルはついていますが、いわゆる洋食とはまたちょっと違った感じで興味深い。

作り方は、紙のように薄いフィロペイストリーをバターを塗って重ね、くるみやごま、スパイス、砂糖などを混ぜたものを振り、レモンとしょうが、砂糖などをあえた梨のスライスを包んで焼きます。食べるときに粉砂糖ときなこを合わせたものをふって仕上げ。しょうが味のアイスクリームの作り方もついているのですが、作るのが面倒だったので、市販のバニラアイスにしょうがの搾り汁と砂糖漬けを混ぜ込んでごまかした。
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…ら、、、そのアイスが甘すぎたらしく、またしても激甘。涙目になりながら食べました(泣)。ストゥルーデル自体もかなり砂糖が多かったので減らしてたんですが、、、恐るべしオーストラリア。激甘だからというわけではありませんが、コーヒーと合う味でした。ちなみにスパイスはレシピではシナモンとしょうがが入りますが、わたしはカルダモンも少し投入。このときはコーヒーもカルダモン風味に。

これを作ったのはもう2週間くらい前なのですが、一部を焼く前の状態で冷凍しておいて、それを今日また焼いて食べました。今回は激甘アイスではなく、ただのクリームで食べたら、普通においしく食べられました(ほ)。この梨のストゥルーデルについては、もとはと言えばお友達に聞いていたものだったので、実際にこちらで作って一緒に食べることができて、ちょっと嬉しかったりします。

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by zo.chika | 2006-04-08 23:38 | 一日一膳