近頃じゃ8月の中旬から店頭に姿を現しているというのに

今年はまだ食べていなかった、、、梨。桃と並んで小さい頃から大好きだった果物です。ちょっと冷やしたやつを4つ割りにして、皮を剥いたそばからかじりつき、果汁を滴らせながら頬張るしあわせ。
こればかりは加熱してもおいしくないよねー、やっぱり生食でなんぼよねー、、、と思っていたのに。。。やはりやってしまいました。

梨のマフィン。生食で食べておいしい果物にわざわざ強引に火を通すことでは定評のある(どこで?)わたしですが、さすがに洋梨はともかく和梨に火を通すのは、レシピは見たことがあるけどどうも今ひとつねえ、と思っていました。で、つい最近ぱらぱらとめくっていた本『A.R.Iのお菓子の提案-dailyマフィンとビスケット』(森岡梨 著, 文化出版局, 2005)で目に入ったのがこのレシピ。そうかー、それもアリかなぁ、と気が向いたので試してみることに。
この本のマフィンの基本になる生地は、きわめて普通というかまっすぐなレシピ。梨のマフィンも、生地は基本のもののまま、ごろっと切った梨を載せて焼くというもの。今回はあまり深く考えずに、だいたいレシピどおりに作成。

…相変わらずというか、側面と底面の火の回りが悪いオーブンなので、表面以外にきれいに焼き目をつけるのが難しいのですが、、できあがったマフィンは予想外に(ん?)おいしかった。梨は水分が多いので、加熱したらべちゃっとしないかなあ、と思っていたのですが、そんなこともなく。むしろ、加熱によってちょっと身が締まった感じになりつつも、梨のみずみずしさはそのまま保たれていて、これ、なかなかいけます。また作ってもいいなというくらい。今回は何もしなかったけれど、ピーカンナッツとか足してもおいしいかも。
ところで上記の本の著者、森岡梨さんの表参道のお店
A.R.I.のお菓子はまだ食べたことがないのです。先日、近くを通ったので覗いてみようと思ったら定休日だったし(悲)。今度また行ってみよう。
ところでところで。突然ですが、
先日のドーナツマフィンあたりから、わたくし、突然マフィンブームが発生しております。というわけで、なんだかマフィンばっかり焼いてます。というわけで、このブログにもマフィンばかり溢れかえる状況も予測されますが、よろしくおつきあいくださいませ。
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