わたくしただいま、ひとりで勝手に感動しております。

本日のデザート。デーツ(なつめやし)に赤ワインとスパイスのソースとマスカルポーネチーズを添えたものです。

結構、軽い気持ちで作ったこれは、Amanda Hesser著、
Cooking for Mr. Latte: a food lover's courtship, with recipes (2003, W.W. Norton & Co.) に載っていたもの。この本のレシピはもう、いくつ試したかわかりませんが、、、このレシピについては最初は特に目に付かなかった。というのも、わたしはデーツが取り立てて好きではないため。
甘みの凝縮されたドライフルーツのなかでも、デーツは特に甘さが強く、歯ざわりがねっとりしているので、いちどに大量に食べようとは思わないし、デーツが主役のお菓子というのも、作るにせよ買うにせよ、通常は選択肢に入らない。
それが先日、移動中にぱらぱらと本をめくっていて、このレシピが目に付いたのは、赤ワインにいろいろスパイスを入れてソースを作るというところ。もともと、スパイス入りのホットワインが好きなので(
こんなお菓子も作ってます)、へぇ~、試しに作ってみるかぁ、と思ったのだった。
そう思って足りない材料を買い揃えていたのになかなか時間が取れず、今日の昼間にようやく作ってみた。

デーツを赤ワインで軽く煮て皮をむき、切れ目を入れて中の種を取り出し、そこに軽くローストしたアーモンドを詰める。ちょっと楽しい。
その間に、残った赤ワインにスパイス(黒こしょう、クローブ、オールスパイス、シナモン、ローリエ)、はちみつ、オレンジの皮を入れて煮詰めればソースもできあがり。甘いお菓子にローリエが入るのはめずらしいが、
以前試したときは結構合っていた(
…あ、でも失敗してる… 汗)ので、これも楽しみ。
デーツとソースが温かいうちに、マスカルポーネチーズを添えて食す。
これが!おいしかった。数種のスパイスと柑橘が赤ワインに溶け込んだソースが絶品。それをからめて食べるデーツが、思いのほかやわらかくて歯ざわりもしつこくなく、種のかわりに入ったアーモンドの歯応えとの対照がよい。で、このソースがまたマスカルポーネとすごーーく合っている。全体のバランスが絶妙。
ここ最近、作った(というか、食べた)もののなかでいちばん、というくらいおいしかったと思う(自画自賛)。口に入れた瞬間、軽い衝撃すら覚えたほど。レシピに興味はあったものの、しょせんデーツだし、、、と、そこまで期待していなかったせいもあるかもしれないけれど、味見係からも「これ、おいしー!!」と同じ反応が返ってきたので、わたしひとりの思い込みではない、と思う。たぶん。
元のレシピは4人分でデーツ8個使用しており、今回は「ま、デーツだしな、そんなには食べられないよな~」と思って3個しか作らなかったのを激しく後悔しました。まあ、かなり濃い味のデザートなので、そうそう1度に大量に食べるものではないことには変わりないのだけれど。
ちなみにこれはニューヨークにあるLupaというイタリアンレストランのデザートとのこと。いつか機会があったら本物を食べてみたいと思いました。
それまでの間は、また自分でせっせと作るかな。
さて、ちなみに本日、このデザートのほかに焼菓子3種類作成+将来作るお菓子の下準備をしてしまった。作りすぎっすね。
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