冬深まり、色失せる山奥。
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やってきました北イタリア (3): 2005年5月
前日と同じく微妙に寝坊気味な、ピアチェンツァを出発する日の朝
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淹れていただいた紅茶をぼんやり飲みながら、ゆっくり目を覚ましました。




ピアチェンツァに着いた日、わたしのイタリア滞在中の予定はほとんど決まっていませんでした。わかっていたのは、t-fortunatiさんにお会いすること、ミラノあたりに3泊するということのみ。次の目的地であるロンドンへのフライトだけを押さえてミラノにやってきたのでした。

それが、t-fortunatiさんのお宅で、たまたまネットを確認していたら、イタリア出発予定日の10~19時にイタリアの航空関係のストライキが実施される旨が発表されたため、その間のフライトはキャンセルまたは遅延になるとの連絡が、航空会社からメールで届いていました。わたしのフライトは10時。フライトの3日前にそんなこと言われても、と一瞬固まるわたし。

このおかげで、もともと予定がないも同然だったわたしのイタリア滞在予定はさらに不確定になり、最悪、ロンドンへの移動日をずらさなければならない可能性が出てきました。

今回でイタリアは3回目のわたし。前回(去年)はベネツィアでストライキにぶつかったので、今回も当たれば3回中2回の確率でストライキに遭遇することになる。さすがイタリア。あまりにイタリア的な展開に、t-fortunatiさんもだんな様も爆笑しつつ、「とりあえず、出発日が確定するまでここにいとけば、」と言ってくださったのでした。ありがとう(涙)。
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結局、ストライキは実施はされるものの、時間が12~16時に短縮されたので、わたしのフライトは予定通り飛ぶらしい、という確認が取れたのがフライト2日前、つまりピアチェンツァ滞在2日目の夜。フライトの予定時刻の48時間前を切っていました。そこでようやく、翌日(つまりフライトの前日)の晩の宿泊をミラノに取ったのでした。

そんなわけで、この日がピアチェンツァ滞在最終日にして、イタリア滞在も実質最終日。今回、ミラノで見たかったものはドゥオモくらいなもので、その他は別に予定もないので、この日ものんびり昼過ぎに出発することに。

おかげで、最後にもう一度、t-fortunatiさんの料理のご相伴に預かることができました。
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台所に入ったと思ったらもうできた、ペペロナータのパスタとモッツァレラチーズのサラダ。ペペロナータは作り置きがあったとのこと。味がしみしみで、幅広パスタとの相性抜群です。サラダはこんな感じのもの。初日の晩に頂いたサラダもこういう系統のものだったのですが、これがもう、うんまいんです。サラダに塩+ドライオレガノ+オリーブオイル、自分でもぜひ試してみたいと思いました。

今日は早めに幼稚園を切り上げてもらって(?)帰ってきたジュリアちゃんとともに3人でごはんを食べ、荷物をまとめてピアチェンツァの駅へ。

事前に時刻表で電車の時間は調べてあったのですが、道中、運転しながらt-fortunatiさんいわく「ま、問題は電車が時間通りに来るかどうかよね」と。いやぁ~頼むぜあっはっは、と言いながら余裕をもって駅に着くと、

1時間50分遅れてました(呆)。

もう笑うしかない。。。その1時間後の急行電車はなぜか時間通り来る模様だったので、t-fortunatiさんとジュリアちゃんが近くのカフェや本屋で一緒に時間をつぶしてくれました…。ま、そっちの電車はだいたい時間通り(出発15分遅れ、到着5分前にホーム変更)来てくれましたけど。頼むぞイタリア

***

初めて来たピアチェンツァに、初めてお会いしたt-fortunatiさんとそのご家族。普通の観光らしいことはほとんどしなかったけれど、初めてお邪魔した身とは思えないくつろぎっぷりで、ほんとうにゆっくり過ごした2日(気分的には3日)間でした。

t-fortunatiさんとは、前から何度かメールなどでお話をしたことはあり、「ヨーロッパに行ったら遊んでね~」という話はしていました。もっとも、ホントに、こんなに急に来るとは思ってらっしゃらなかったとは思いますが(汗)。

d0008925_0184640.jpgいつもブログやメールで抱いていた印象は、料理と料理写真の達人というのは言うまでもないとして、機知に富んだ、さっぱりしたおねえさん、という感じ。

実際にお会いしてみると、その印象は間違いではなかったのですが、話し方や物腰などが想像以上に穏やかでおっとりしているというのが第一印象。ムダに大声を上げない、熱くならない、じたばたしない。でも言うことははっきりキッパリばっさり。ジュリアちゃんに対してもそういう感じだったと思います。

ジュリアちゃんといえば、ブログでそのかわいい姿を前から拝見していたけれど、わたしはお世辞にも子供の相手が上手とは言えないし、「最近は人見知りするのよね」ということだったので、会う前はちょっと緊張していました。

d0008925_019555.jpg蓋を開けてみると、ラッキーなことにすぐに打ち解けてくれて、絵を描いたり本を読んだりブロックをしたり公園で遊んだり、たくさん一緒に過ごすことができました。子供らしく素直な女の子なのはもちろん、不思議な神戸弁(t-fortunatiさん談)がもう、かわいい!!

でも、イタリア語喋っているところを見ると、あーやっぱ発音決まってるわーと当たり前のことを思う。舌巻けてるし。

そして、だんな様。平日なので当然お仕事があるわけで、あまりお話をする時間自体がなかったのですが、何よりもわたしがイタリア語をまったくわからないので、なかなか会話にならなくて申し訳ない思いでした。それでも、にこにことおおらかで、親切にしていただいて、感動。ピアチェンツァで電車に乗るときも、最後は見送りに顔を出してくださいました。

すっきりと無駄のない、シンプルな全体像に、よく読むとあちこちにちりばめられたユーモア。t-fortunatiさんは、わたしが持っていた、そんな「うちの食卓」の雰囲気そのままの方でした。最後に、「どうもありがとう、今度は、東京に遊びにきてねー」と、うるうるお願いしたら、「んー、考えとく」と涼しい顔で却下されたので(^^;)、やっぱりわたしがまた遊びに来るでよ。今回、手打ちパスタも、自家製パンも食べてないし。もうわかったと思うけど、来るって言ったらホントに来るよ、わたしは。

そして、今回は急すぎて残念ながらお会いできなかったパドヴァのcibifigaroさん!次回こそは、ぜひ!

***

…さて、今回すっかりピアチェンツァの「ついで」状態になったミラノ滞在。電車も遅れたので、中央駅から徒歩1分のホテルに荷物を置いたらもう4時過ぎ。ミラノでこれだけは見ておきたい、というドゥオモを目指して地下鉄で移動。

…駅を降りて地上に出たら、、、な、なんじゃこりゃ、、、
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前面が全部隠れとるではないか!(涙)
現在、補修中という話は聞いていたけれど、こんなに全部隠れているとは…。ガーンガーン。

d0008925_0193933.jpgこれですっかり(さらに)やる気をなくして、これ以降、やる気レスな観光。。。

ドゥオモの中。でかいです。


d0008925_020419.jpgドゥオモの斜向かいから伸びるアーケード、Galleria Vittorio Emanuele II(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア)。


d0008925_0202174.jpg要はショッピングモールのような感じ。

ええと、歩いて通り抜けただけです。


d0008925_0203736.jpg通り抜けけると出るのがスカラ座広場。

あ、Teatro alla Scala(スカラ座)の建物が写真に写ってないし。


d0008925_0205425.jpgわたし的には観光が終わってしまったので、ぷらぷら街歩き。いちおう、イタリアに来たからには靴とか服とか気に入ったのがあったら買いたい、と思っていたのですが、自分が好きそうな店が、この巨大な町のどのへんにあるのか知らない(調べてない)ので、漫然と歩く。

道端の花屋。それにしては、結構華やかな花ばかり並んでますね。


d0008925_021825.jpg大都会なので、道も建物も大きいし、街歩きがそれほど楽しい場所とは思えなかったのですが(歩く場所を間違っていたせいもあると思うけど)、たまにこんなかわいらしい細い路地もあったりして。
ほんと、たまにだけど。

結局、ほぼすべての店が閉まる夜7時半までに、めぼしい店にはたどり着けず(悲)。辛うじて、小さなスーパーで食料品を多少買ったのみ。これで終わったわたしのミラノ。また来る…かどうかは、、、うーんどうかな。ドゥオモの大々的な補修が終わったら来ようかな。いつになることやら。

この日はホテルに戻って崩れるように眠りに落ちてしまい、目覚ましもかけず、モーニングコールも頼まず、気になって2時間おきくらいに目が覚めながら、6時前に起き上がって支度をしてホテルを後にしました。中央駅からバスに乗って空港に移動です。
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7時前なので人も車もまばらなミラノ中央駅前。ほんと、駅といってもりっぱな建物。

バスは遅れず、スムーズに空港到着。チェックインを済ませてから、カフェでカプチーノを飲みつつ、ロンドンへのフライトを待つ。
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横に転がっているのは、前日にカフェで買ったリンツのナッツチョコ。栗のペースト、丸のアーモンド、ヘーゼルナッツのプラリネが、それぞれの形を模したチョコの中に入ってます。

カプチーノに始まり、カプチーノに終わったイタリア滞在でした。

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by zo.chika | 2005-06-14 03:21 |