本来ならば
旅行の記録を始めるべきところなのかもしれませんが、その前にひとつ。今日は姉の誕生日でした。
プレゼントも何も用意していなかったのだけれど、昨晩、姉の大好きなニューヨークチーズケーキを焼きました。
いつもは大きな型でどーんと作るところを、今回は小さく1人前サイズで。レシピは、十年以上前から使っている、渡辺みなみさんのもの(『みなみさんのケーキノート』[主婦と生活社, 1992]より)。クリームチーズとサワークリームが主体の生地を、比較的低温でゆっくり湯せん焼きし、焼きあがったらそのままオーブンのなかでゆっくり冷まします。
だいたい、夜中に作ってひと晩オーブンで冷まし、翌朝冷蔵庫に移して冷やして食べるというのがパターンです。
この本が出た当時、チーズが濃くてリッチないわゆる「ニューヨークチーズケーキ」は、日本では今ほどにはメジャーではなかったと思います。だから、自分で作ったこれが初めて食べたニューヨークチーズケーキでした。初めて食べたときは、そのチーズの濃さに驚くとともに感動したのを覚えています。
その後、ニューヨークのブルックリンにある
Junior'sというチーズケーキで有名な店のレシピを試したことも、本店で実際に食べたこともあります。もちろんおいしかったのですが、最初に試したこのレシピで作ったもののほうがおいしい、と思った(あくまで自己満足ですが)。
で、わたしが作ったお菓子を、昔からいつも何でもおいしい、おいしいと食べてくれる姉が、特にお気に入りなのがこのチーズケーキ。というわけでこれが今年の誕生日ケーキになったのでした。
そのまま食べてもおいしいのだけれど、このケーキにはベリーを添えて食べるのが好き。で、お祝い事なので、奮発してラズベリーを添えるぞ、と気合を入れて買い物に行ったら、、、その店では予想をはるかに上回る高値ぶり(涙)。涙を飲んで諦めて(おい!)、代わりに今が旬のアメリカンチェリーに変更。
す、すまん>姉。。。
チェリーには四つ割にして砂糖をレモン汁をかけて出しました。普通においしかったです。
いちごがまだあったら、いちごもよかったのだけれど、東京近辺ではもう旬は終わっちゃったみたいですね。
ついでなので、フランスで買ってきたラズベリーのジャムも試しに添えてみた。
うーん、ジャムはおいしかったけど、このケーキとはちょっと味が合わないかも、、、というわけでボツ。このジャムについてはまた後日。
なんだか誕生日ケーキらしくないけど、喜んでもらえたし、姉夫がキレイなデザートを買ってきてくれたので(写真はうまく撮れなかったのでナシ)、よしとしよう。
さて、誕生日とは言っても平日なので姉は普通に遅くまで仕事。義兄も今日は仕事で遅くなり、みんなちゃんと料理をする時間も食べる時間もないので(わたしはどうなんだ、という問題はさておき)、義兄が買ってきてくれたお鮨でささやかにお祝。
日曜日みたいだねー、と言いながら、みんなでおいしくいただきました。
今年も1年、いい年を過ごしてね。
誕生日おめでとう!