冬深まり、色失せる山奥。
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夏の始まりが終わる前に
ええ、まだ夏は本番じゃないらしいです。まだ梅雨明けてないし。
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というわけで、6月に行ったパリ・ロンドン(とちょっと遠く)については、まだ全然写真の整理は進んでないのですが、夏が終わる前に(!)初夏らしい食べ物だけでもそそくさと載せ逃げしておこうと思います。




以下、食べたもの…と、食べ損ねたものなど、つらつらと。まずは6月の初めに1週間ほど滞在したパリにて。最初の朝ごはんは
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グラノーラのパフェ。大好きなベーカリーカフェLe Pain Quotidienにて。朝食の定番、グラノーラをオーガニックのフルーツとヨーグルトでパフェに仕立てたもの。おそらく通年メニューでしょうが、たっぷりのベリー類はやっぱりこの季節ならでは。かわいいー。

この季節ならでは、といえばこちらも
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さくらんぼ、ライチ、いちご。八百屋の店先でぴかぴかと光っていたので買って帰りました。いちごは前から食べてみたかったガリゲット種(gariguettes)。フランス産のいちごでは最初に旬を迎える品種のひとつだそうで、小粒で甘酸っぱい。以前作ったいちごのタルト(というかフレンチトースト)はこれで作りたかったんだよねー(日本にはないので仕方ないけど)。

ある日のランチ
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前菜がわりに食べた、きゅうりとグリーンピースのスープ。大きなコップに入って出てきたのがちょっと新鮮だったこちらは、自然食レストランTugalikにて。ご一緒したのはチャーミングなパリジェンヌの彼女前回お会いしてからちょうど3年ぶりでしょうか。その間、昨年は最初の料理本を出版し(こちらでご紹介しています)、今年は2冊目の著書となる食べ物中心のパリのガイドブックが出たばかり。こちらの本も、今回のパリ滞在ではさっそくお世話になりました。メインに食べたものについてはまた今度。

くそ暑い日にチョコレートを買いに行き、あまりに暑かったので
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マンゴーとチョコレートのソルベを買って出ました。Jean-Paul Hevinにて。実はチョコレートのアイスクリームってそれほど好みではないのですが(他に選択肢があれば選ばない、という感じ)、これはアイスクリームではなくソルベ。たぶんクリームを使っていないのだと思うのですが、さっぱりしているのにチョコレートの味が濃厚で、苦味もきいています。マンゴーのほうもおいしかった!みるみる溶けるので、わきめもふらず一気食い。

暑い日は続きます
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アスパラガス。写真左下にひょろひょろと生えているのが見えますでしょうか。これはアスパラガス狩り…ではなく、産地直売…でもないので、勝手に採って食べられません。。こちらはパリの郊外にあるPotager du roi(王の菜園)にて。曜日によって直売店が出る日もあるのですが、わたしは逃しました・・・。ちっ。

逃したといえば、、、
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トマト。ただのトマトではなく、Coeur de Boeuf (牛の心臓)と名づけられた、ひだのついた大ぶりなトマト。この時期に出回るものと聞いていたので、マーケットで見つけたときは嬉しかった。普段は指差して「これください」と言うのが常ですが、この店ではトマトが置いてある場所と、注文客が並んでいる場所がかなり離れていたため、ろれつの回らないフランス語で「Coeur de Boeuf 2個ください」と一生懸命言ったら、店のおじさんに「上手だね~」とすごいお世辞でほめられた、、のに、、結局、パリ滞在中には食べるタイミングを逃し(!)、お友達の家に置いてきたのでした(悲)。あとでメールで「あれ、おいしかったよ~」と言っていたので、よかったことにしよう。。。

さらに続く食べ逃し
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えーと、いちばん奥にぼんやりとしか写っていない、フレッシュのホワイトアスパラガス。これも旬のものなのに食べ逃しました。まあ、最近は東京でも意外と簡単に手に入るんですけどね。ひと昔前は、この時期にヨーロッパに来たときのお楽しみでした。

マーケットねたをもう少し
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ラズベリー。これも、日本でも買えるけれど、おっそろしく高いのでなかなか手が出ないもののひとつ。フランスでも別に安くはないのですが(ユーロ高だし 涙)、それでも日本に比べればぐっと気軽に買えます。で、店先で味見をさせてもらったら甘くておいしかったので、1箱買おうとしたら、「1箱3.5ユーロ、2箱なら6ユーロにしとくよ~」と店のおにいちゃんが言うので(※ここでは全部英語)、それじゃあ、と2箱買ったら、、、同じ店で他にもたくさん買った果物のうち、ごていねいにいちばん下に入れてくれていて(涙)、帰ったときには全部潰れてラズベリーピュレと化していました(号泣)。やっぱりこの手のベリー類は、買ったらその足で歩き食いするのがいちばんいい気がします。。ちなみにここまでの3枚はいずれも、以前連れて行ってもらったオーガニック中心のラスパイユのマーケット。あ、この日は日曜ではありませんでしたが。

さて、そのとき一緒に買ったフルーツもろもろ
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アプリコット大小2種類、平たい桃、ホワイトネクタリン、さくらんぼ、そして(ほとんど写ってないけど)いちじく。平たい白桃(ドーナツピーチ、他呼称多数)は、日本より欧米で多く見かけるもので、ただのホワイトピーチよりもおいしいと思います。ホワイトネクタリンは、初めてオーストラリアでで食べて以来大好きになったもの。ホワイトピーチよりさらに日本の白桃っぽい。日本でも売ってたらいいのになぁ。そしてアプリコットは、小さいほうは何か違う品種だったと思うのですが名前は忘れました。。果物のなかでもあんずはそんなに好きでない、と前にも書いたことがあるのですが、今回パリ(ロンドンでも)で食べたのは、みんなおいしかったんですよねえ。何が違うんでしょう。

さらに、今回初めて食べたもの
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これ。ちょっとベルベットのような手触りの、固くて小さい薄緑の種のような物体。これはフレッシュアーモンドです。アーモンドとは、普段お菓子に入っていたり、おつまみで食べたりする、あのアーモンドなのですが、あれが熟れる前の状態の実がこの時期に店先に並ぶようです。存在は知っていたのだけれど、実際に食べたことはなかったので、Clotildeに会ったときにどうやって食べるのか聞いてみたところ、外側の固い殻をナイフなどでこじ開けて、内側の薄い皮を取って食べるとのこと。そのまま、ぽりぽりと食べたり、サラダのトッピングにしたりするのだそうです。

そこで意気揚々とひと袋買い込み、この後ロンドンに移動してからmappetさんと一緒に味見してみたのですが、、、なんとわたしは薄皮を取らずに食べさせてしまいました(!)。口に入れて「?」「?」「?」という顔だったmappetさんに「この薄い皮がなければおいしい…」と言われてから、あ、そうだった!と思い出したのでした(汗)。いや、わざとじゃないのよ、ほんと。ちなみに殻を割ったところはこんな感じです(写真撮り遅れてあまり新鮮じゃなくなってます、、コソコソ)。

というわけで、だいたい天気にも恵まれたパリであっという間の1週間を終え
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次はロンドンへ。
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ロンドンも、さえない空模様の日もありましたが(ロンドンですから仕方ない)、だいたいはいい天気でした。

ある週末の朝
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冷たいサングリア。Borough Marketにて。ここ数年で2回ほど訪れましたが、夏に来たのは初めてでわくわく。こちらは、酒屋の店先で売られていたもの。冬の間はホットワインが出てたんですけどね、夏はそう来たか、と納得。思わず買いそうになりましたが、このときは朝ごはんを調達中だったので諦めました(えらいぞ!自分)。ってその後、食べ終わってからは酒飲んでるんですけどね、、はは。

季節の野菜や果物を物色
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この色といい大きさといい、こちらはアボカド…ではありません。なんと、いちじくなのです。後ろのパイナップルと比べてみると(ってぼやけすぎて判りませんかね、、汗)、その大きさがわかっていただけるでしょうか。あんまり驚いたので試しに買ってみました。…あとで食べたら、中はカスカスでおいしくなかったんですが(怒)。高かったのに。ちっ。

さて、ここでも、買わなかったものもいろいろ
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白すぐり。赤いやつ(レッドカラント)はよく見かけるし、日本でも冷凍で売ってたりしますが、白いのは結構珍しいのではないかと。ずっと前、ナイジェラ・ローソンの本でタルトの飾りに使っている写真を見て、かわい~と思っていたのでした。…が、このときは帰国直前だったので諦めました…。赤いのはかなりすっぱくて、生でそのまま食べることはあんまりないと思うのですが、白いのはどうなんでしょう。

そして、これも
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グースベリー!。わたしにとっては、究極の初夏のイギリスの味のひとつといえるでしょう。。幸運にも手に入ったときにはいろいろ作ったものでした。しかし上と同じ理由により今回は断念。。ついでにいうと、緑のグースベリーの左隣に写っている(というか、ほとんと写っていない)ブラックベリーも、大好きなのだけれど東京では手に入りづらいもののひとつ。どっかそのへんに生えてませんかねえ。

さらに
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色とりどりのトマト。日本でも最近はいろんなトマトが出回ってきたようですが、こんなにカラフルな売り場はまだ見かけませんね。パリで買ったのに食べ損ねた牛の心臓もいちおう探してみたんですが、あったのかどうなのか…。

ここではトマトは買いませんでしたが、その後こんなのは食べました
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トマトのサラダ。これも何年も前から行ってみたかった、The National Dining Roomsにて。イギリスが誇る美術館のひとつ、National Gallery併設のレストランです。そこで、連れが前菜に頼んだこのサラダ(Heritage Tomato Saladとかいう名前だったような)が、もうとにかくおいしかった!名前も見た目もシンプルですが、熟れたトマトのぎゅっと凝縮された味に、シンプルなドレッシングが絶妙に合っていて、このサラダのためだけにまた来てもいい!と話したほどでした。ちなみに今気づきましたが、heritage tomatoesというのは、いわゆるheirloom tomatoes在来種のトマトのこと)のイギリスでの呼び名だったのですね。しらなんだ。

季節の野菜、もうひとつ
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ルバーブ。料理よりお菓子に使われることが多いですが、野菜です。ついこないだ、長野で地物のルバーブを見つけて大喜びしたばかりですが、イギリスでは(フランスでも)かなりメジャーなので、スーパーでも普通に売ってたりします。が!これはなんと、友人宅でお母様が育てていた!もの。ふつ~の植木鉢に植わってました。土から生えて葉っぱがついた状態のルバーブを見るのは初めてで、わたしがあまりに感激したものだから、「持って帰る?」と次々引っこ抜いて(!)、持たせてくれました。それを使ってお菓子(バカのひとつおぼえのようにクランブル)を作ったのですが、それについてはまた今度。

そして、夏のイギリスでは忘れてはならないもの
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Pimm'sイギリス人はこれが大好きですね。わたしも好きですが(日本に帰ってからも真似して外で飲んだくらいだし)。以前、暑い日の夕方にテムズ川沿いのパブで飲んだことがありますが、この日はその対岸にあるクイーン・メアリー号(※リバークルーズではありません。停泊したままなので)のデッキで。ロンドン塔、ビッグベン、ロンドンアイなどを一望にする(ってこの写真だと見えませんが、、、こんな感じです)ナイスな場所。しかし、どうでもいいですが、この場所からだとロンドンアイは真横から見る角度になるので、「目」には見えないんですけどね。

夏の飲み物、もうひとつ
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クリケットを観戦しながら飲むシャンディ(ビール+レモネード[とイギリスでは呼ばれるみたいですが日本で言うサイダー])。シャンディ自体は別に1年中あると思うのですが、クリケットは夏のスポーツ(のはず、確か)なので、こうやってお日様の下で飲むのはいかにも夏!という感じなのでした。ちなみに、個人的にはシャンディガフ(ビール+ジンジャーエール)がさらに好きです。

飲み物続きですが
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アプリコット風味のプロセッコと、ミントがたっぷり入ったレモネード。大好きなガーデンセンターPetersham Nurseriesのカフェレストランにて。こちらで食事をするのは3回目ですが(食事以外では何回も行ってます)、すべて冬の間で、夏に来てみたかったので念願かなって嬉しい。季節ごとに旬のフルーツを使ったプロセッコが用意されていて、今回はアプリコットで。レモネードは初めて行ったときにもみんなで分けて飲んだもので、大きなジャグに大量のミントと一緒に入ってきます。上で書いたばかりですが、イギリスではlemonadeという語は日本でいうサイダーを指すことが多いようですが、こちらのお店のレモネードは日本でもなじみのレモネード。いつもレモネード(つまりサイダー)を頼むイギリス人の連れは、予想外のものが来てちょっと驚いていたようですが、これはこれでおいしいねえ、と満足の様子。

そして、Petershamでもうひとつ
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白桃のローズ風味(たしか)。日本以外で白桃を食べるのは極力避けるようにしているのですが(がっかりすることが多いので。。上出の平たい桃を除く)、満腹食べたあとにさっぱりしたものが欲しくて頼んでしまいました。すっきりとした甘さに煮あげられた桃は、酸味のあるラズベリーと一緒になってますますおいしい。連れが頼んだのはいちごのシャーベット。いちご味そのもの!という感じ。


こんな感じで、暑い暑いといいつつも、さらっとしたヨーロッパの初夏を堪能した1か月でした。
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もちろん、他にもおいしいものはたくさん食べてるのですが(特にmappetさんのお菓子の数々)、今回のパリ・ロンドン旅行についての話はひとまずこれでお休みして、しばらくは日本に戻ってきてからのことや、写真もたまっている春のアメリカ旅行などの話に戻りたいと思います。ブログ上でパリ・ロンドンの話にたどり着く頃には、、夏も終わってそうですね(汗)。というわけで、遅れすぎないうちに、とりあえず季節ものだけをご紹介してみたのでした。というか、早く夏終わらないかなぁ(ぼそ)。
by zo.chika | 2008-07-18 19:09 |