冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
最近の記事



☆去年の今頃☆



flickr
my travel photos
旅の写真。



(c) 2005-15 zochika. All rights reserved.
email

山から里へ
春から夏へ
d0008146_1795644.jpg
山国の恵みにどっぷり浸かった、食生活と写真生活でした。




信州といえば蕎麦。ですが、そういえば4月から1か月以上も長居しているのに、まだ蕎麦を食べていなかったのです。

というわけで、蕎麦を食べに連れて行ってもらいました。
d0008146_17101036.jpg
小さな宿場町の、旅館の1階の蕎麦屋。
d0008146_17102263.jpg
わたしたちのほかにはお客は一組だけの、静かな昼下がり。
d0008146_17103161.jpg
小さな店内は、昭和にタイプスリップしたかのような感覚すら漂います。
d0008146_17104376.jpg
テーブルには囲炉裏(というのでしょうか)が。すごーい、と妙に感激。

ほどなくして、食事到着。
d0008146_171145.jpg
お店の名物だという、蕎麦しゅうまい。豚肉に蕎麦が混ぜ込んであるという、大きなしゅうまい。蕎麦の味は特にしませんでしたけれども。おいしかったです。

あつあつのしゅうまいを頬張っているうちに
d0008146_17111791.jpg
きたきた
d0008146_1711273.jpg
きました、おそば。こちらの蕎麦は結構細めで上品な味でした。それにしても気前のいい盛りっぷり。しゅうまいも意外と腹にたまったので、かなり満腹。

蕎麦湯をいただいて飲んでいると
d0008146_17113738.jpg
よかったらどうぞ、とアイスコーヒーが。蕎麦のあとにコーヒー、なかなか。
d0008146_17114763.jpg
廊下には、大きな大きな古時計がありました。時計はちゃんと動いていたのですが、なんだか時が止まったようなひとときでした。お蕎麦もおいしかったし、ごちそうさまでした。>母

満腹を抱えて車に乗り、ふらふらと移動。
d0008146_17115744.jpg
晴れ空でこそありませんでしたが、雨が降った後だったせいか、いつにもまして空気が澄んでいていたような。

道すがら通り過ぎた、にごり池。
d0008146_17121326.jpg
きれいだったので写真を撮りに車を止めてもらったのですが、、「えー!にごり池がにごってないよ、、」と母。
d0008146_17122313.jpg
「にごり池がにごってないと、人が死ぬって、、」

・・・って、、 ((((( ̄▽ ̄;) え゛。
d0008146_17123572.jpg
いや、ちゃんとにごってるにごってる、大丈夫大丈夫。。

なんでも母が子供の頃からの言い伝え(?)だとかで、普段はもっと「泥のように」にごっているのだそうです。いやはやしかし、一瞬びびりました(汗)。

心なしか足早に(?)にごり池を後に
d0008146_17124748.jpg
このあたりは旧中仙道なのだとか(たしか)。今はずいぶんと静かです。

昔ながらの造りの家が立ち並ぶ、細い路地を進んでいくと
d0008146_17125830.jpg
ひときわりっぱな塀が現れました。
d0008146_17131082.jpg
造り酒屋ですね。
d0008146_17132328.jpg
白壁に新緑がひときわ涼やかでした。緑の杉玉は、新酒ができたしるしなのだと読んだような。
d0008146_17133472.jpg
わたし自身、日本酒が苦手なので自分で飲むことはほとんどないのですが、こちらの酒屋さんは遠縁にあたるらしいので、こんな立派なたたずまいを覗いただけで、なんだかちょっと誇らしいような気分すらするので、単純なものです。

曇り空の下をさらに進みます
d0008146_1713454.jpg
緑がずいぶん濃くなってきたねえ、と外に出るたびに話します。
d0008146_17135957.jpg
田んぼを見ると、苗がどれくらい伸びているかいちいち気になる今日この頃(田植え時期によっても違うんですけどね、、)

その後、祖母のお墓参りをして
d0008146_17142279.jpg
途中、にゃんこと目が合う(すぐにそらされましたが)。暖かそうなところで、寒そうに丸まってました。夏みたいな日があったと思ったら、雨が降ると一気に寒くなる日々でした。

それでも、山の緑は日々色を変え、空気も全体的に温んで、少しずつ夏に近づいているのだと実感。
d0008146_17141034.jpg
そろそろ、山を降りる頃です。

あともう1、2日で東京に戻るというその日、普段から行くスーパーで、嬉しいもの発見。
d0008146_17144385.jpg
ルバーブです。外国に行って、ルバーブが売っていると嬉しくて滞在予定が許すときは買い求めてお菓子を作ったりします。東京でも買えるのですが、まずだいたい輸入品で、そして例外なく高い。前々から母が、「こっちでルバーブ売ってるよ~」と言っていたので、気にはなっていたのですが、実際にこうして店頭に並ぶ頃に長野にいたのは初めてなので嬉しい。地物で、太いのやら細いのやら混ざってますが、新鮮でぴかぴかしたのがかなりお手頃な値段で、うきうき買ってしまいました。

ルバーブのお菓子もいろいろありますが、なんだかんだと迷っても、最初はやはりこれ。
d0008146_17145731.jpg
クランブル。ざくざく刻んだルバーブに軽く砂糖をふってひと晩置き、クランブル生地も同じく夜のうちに作っておいて、朝はルバーブに生地をふりかけてオーブンで焼くだけ。幸せな朝ごはんです。

ちなみに、クランブル生地はこちらを参考にしていますが、今回は思い立って小麦粉の半量くらいを蕎麦粉に換えてみました。なんたって、信州といえば蕎麦ですから。で、実はこの数週間、蕎麦粉を使ったお菓子にはまって、何度も作ってたんですが、いまいち自分の納得のいく出来に至らないまま、志半ばで下山のときが来てしまったため(おおげさな・・・)また今度、もう少し試してからブログでご紹介できればと思っています。ちなみに、ルバーブと蕎麦は親戚なのだそうです(いずれもタデ科)。驚き。
d0008146_1715839.jpg
で、この日のクランブル。ルバーブが全然見えてませんけどね、、あつあつのところに、アイスクリームを添えたりして、さらに、ルバーブと相性のよいいちごは、ほんの少し砂糖とローズウォーターをふって軽く潰して添えました。なんか最近、いちごでこういう飾りつけばっかりしてますけどね、、まあいいのです。

さて、ルバーブのお菓子はもうひとつ作りました。
d0008146_17151976.jpg
こんな特集で見つけた、こんなレシピ。ルバーブといちごのプディングケーキとな。軽く煮たルバーブに生のいちごを合わせたものを、牛乳入りのケーキ生地と重ねて焼くもの。ちなみに冷蔵庫を覗いたらバターが足りず、サワークリームが半端に余っていたので、レシピのバターと牛乳の分量を、バターとクリームと牛乳を足して合わせました(強引だ)。

レシピのように大きな型でも焼いたのですが、試みに小さなココット型でも作ってみたら、果物の部分が溢れてすごいことに(汗)。味はまあまあかな。プディングケーキと名がつくだけあって、ちょっと蒸したような感じの、もちっとした生地に焼き上がります。焼いた翌日はちょっとべちゃっとしてしまったので、その日のうちがおいしかったかなと。

というわけで、ぼちぼちと山を降りるしたく。
d0008146_17153122.jpg
雨と晴れが交互にやってくるので、晴れた日を選んで帰ることに。その前日は大雨でした。
d0008146_17154468.jpg
雲がひくく垂れ込める山。さむい、、、

しかし、当日は予報どおり
d0008146_1716044.jpg
ぴかーっと晴れ。あつい、、 ←文句ばっか言ってます

なんだかんだと大荷物を車に詰め込み、新幹線の駅まで送ってもらいます。
d0008146_17161269.jpg
なんだかもう雲が夏の雲。

わりと時間に余裕があったので、寄り道してもらいながらのんびりと。
d0008146_17162636.jpg
あ、ここは、
d0008146_17164129.jpg
数年前の秋に見た場所でした(このへん)。
d0008146_17174777.jpg
紅葉も見事だったけど、初夏の陽射しと緑もまぶしい。
d0008146_17175984.jpg
あれはもう3年前の秋なのかぁ、としばし遠い目。

遠い目をしつつも、目の前の夏も楽しまねばならんのだった、と思い出す。
d0008146_17181123.jpg
そこここにある野菜などの産地直売所。こないだじゅうは山菜が山ほど並んでいましたが、最近はアスパラガスなどが出始めていたので、朝どりの新鮮なやつを東京に持って帰るべく、また寄り道。
d0008146_17182254.jpg
こちらの植木のセレクションは母のツボだったようで、あれもほしいー、これもかわいいー、と目移りしまくり。

残念ながらアスパラガスは今日はもう売り切れ(悲)だったのですが、代わりにというわけではないけれど、ブルーベリーのりっぱな植木があったので、ひと鉢買って母に託してきました。
d0008146_17183216.jpg
ベリーがたわわになったところを食べに行くのが楽しみです。熊(!?)に食べられないようにしっかり育ててください。
d0008146_17184335.jpg
ぐんぐん伸びる早苗にも、おいしいお米に育つんだよ~、と期待をかけて、新幹線に乗って長野を後にしたのでした。

お世話になった皆様、どうもありがとう!
d0008146_17143391.jpg
*緑美しい山の5月を写真で振り返ってみました。ブログで既に紹介している写真が大半ですが、宜しかったらこちらでどうぞ(別画面でスライドショーが開きます)。

***


というわけで、1か月以上ぶりに戻った東京は、さっそく入梅。
d0008146_17185455.jpg
長野では、まだどこもほとんどつぼみだった紫陽花。東京ではけっこう満開でした。

紫陽花は大好きなのだけれど、その紫陽花をほとんど見る余裕もないまま、ばたばたと過ごし
d0008146_1719669.jpg
今現在、既に東京を離れております。

山から里へ、春から夏へ、そして中から外へ。
d0008146_17191693.jpg
暑かったり涼しかったり、やっぱり不安定なお天気ですが、ぼちぼち楽しんでいます。というわけで、ただいま、と思ったらもう、いってきます(いってきてます?)なのでした。ぜいぜい。
by zo.chika | 2008-06-07 12:18 | 一日一膳