冬深まり、色失せる山奥。
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おいしかったロンドン: 2007年12月
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でもって、さむかったロンドン。

ロンドン滞在中に食べたもの…といっても、思えば1週間以上いた割りにあんまり外食していなかったような。適当にふつーの食事を作って食べたほかは、クリスマス前にそれっぽいお菓子を作ったりしたくらいです(それについては既にこちらで記事にしています)。なので今回は、その数少ない外で食べたものをご紹介します(長いよ)。




ユーロスターでパリからロンドン入りし、荷物を置いて落ち着いたのは夜。今回の旅は、11月末の出発前から、今年の冬はヨーロッパは寒い寒いと脅されていたので、事前にあったかいシャツやら靴下を買いこみ、出発前日にはダウンジャケットも買って備えたのですが、着いてみたら急に暖かくなっていて、拍子抜けしたものでした。その後も行く先々で大方はお天気に恵まれたし、まあ、ラッキーだったんですけどね。

それでも、ロンドンに着いた翌朝は、がっつり冷え込んで、久しぶりに身の引き締まる思い(思いだけですが 汗)。
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朝、そこそこ早く出発して、この方と1週間ぶり(^-^w)に再会し、うわさの工事現場を見学してから一緒に向かった先はこちら、Petersham Nurseries。リッチモンドにある、大好きなガーデンセンター&カフェです。そういえば前回のイギリス滞在では3回も、、そして最終日にも来たのでした。約10か月ぶりのロンドンで(ほぼ)初日に来るとは、、ほんと、好きなんですねえ。>自分

それにしても、噴水には氷が張っているし、、
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空がグレーなら、そこにあるものもすべてが霜でグレーがかっていて、寒々しいことこの上ない光景。暖かい時期には外でお茶をする場所になるというのが信じがたい。暖冬だった前回の冬と比べると、寒さ本番のはずの2月よりも今回の12月のほうが断然寒く感じました。寒気がやる気出して攻撃してきた感じ。ダウンジャケット買ってよかったとしみじみ思いましたね。

それでもまあ、いつ来てもすべてが絵になる場所であるのはさすが。
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今回、個人的に心を奪われたのはこのテーブルと椅子(と植木)の組み合わせ。霜がかかっていた効果もあるのかもしれませんが、色あせたような青緑と赤がもろ、ツボでした。この場所に置いてあるものは、あらゆるものが売り物なので(そして高い)、このテーブルと椅子も買おうと思えば買えたはずなんですけどね、、持って帰れないし。買えないから値段すら見なかったけど、高かったんだろうなぁ。

と、写真を撮っていても寒さで指がかじかむので、ととっと切り上げてティールームへ
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お茶とケーキを。いちじくとアーモンドのケーキというのを食べましたが、かなーりどっしり生地でした。mappetさんはスープがよかったようですが、昼にならないとない、と言われてやはりケーキに。それで注文されたレモンとアーモンドのケーキ、確か1年前にわたしも同じようなのを食べたはずなのですが、、結構別物になってました(汗)。レシピ変えたのか、作り方が適当なのか、、謎です。

のんびりお茶していたら、狭い店内にどんどんお客が入ってきたので、席を立ってショップ探索へ。
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外も中もすべておしゃれなお店。そして、時期柄、すっかりクリスマス一色でした。見ているだけでも楽しい。

なんつって、何かしか買っちゃうんですが、、
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ハートの浮き彫りが施された弁当箱のような(絶対違)入れ物は、シナモンの木でできていたらしく、手に取るとふわーっとシナモンの香り。かわいいけれど、わたしには使い道が思い浮かばなかったので買いませんでしたが、代わりに(?)ポインセチアの入った小さい植木鉢を1個買いました。植木の世話なんてできないんですけどねえ、、あまりにかわいかったので。ここで写真に写っているのが、お持ち帰りしたものです。

このお店、定番のものももちろんあるのですが、置いてあるものが来るたびに変わっていて、すごく商品の回転が早いのです。次に来たときに…なんて思っていると売り切れていたり(そんなしょっちゅう来てるわけじゃないですが)。それで、実はこのあと週末を挟んで数日後に来たら、この日にあったものがことごとく消えていました、、クリスマス直前の週末でしたから普段より買い物客も多かったのかもしれませんが、、おそるべし。
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クリスマスの雰囲気いっぱいのピーターシャムの様子はmappetさんの記事でご覧いただけます。とりあえず、ロンドンに来たらまた来たい!!と思っていたので、念願かなって大満足。どうもありがとう~ >mappetさん

して、その週末
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クリスマスを目前に控え、付き合いであっちゃこっちゃ連れ出され、忙しく過ごしました。予定外にちょっとした遠出まで。
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ロンドンから車で2時間くらいのところなのですが、この写真を見てどこだか判る方、、いらっしゃるでしょうかねぇ…。イギリスのガイドブックには一応載っている(と思う)、この大聖堂がシンボルの町なのですが、、こういう感じの町ってイギリスじゅうにあるからなぁ(わたしが違いが判らないだけかもしれませんが、、)。

で、そんな町を初めて訪れたわけですが、時間に追われていたので観光はほとんどせず。大聖堂の中をちょこっと見て歩いて、車でぐるぐるっと町を回って、あとはマーケットをひやかしたくらい。

ここもクリスマス一色…
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…ってほどではなかったですかね、、 だいたいがクリスマスマーケットというわけではなくて、毎週やっているマーケットなので、野菜あり雑貨あり植木ありお菓子あり洋服あり、の、普通のマーケット。こういう場所は朝いちがベストですが、このときはもうとっくに昼過ぎ。それでも結構にぎわっていましたけどね。婦人会のおばあさん方が作ったお菓子とかもあって、いかにもイギリスの地方の町のマーケットという感じがして嬉しくなりました(買いませんでしたが)。
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その後はとっとと用事を済ませてロンドンに戻ったわけですが、、ここでまたアクシデントが。。。高速を走っている最中、急に後ろでバタン、バタンという衝突音がして、え、何?と皆で顔を見合わせたのとほぼ同時に、横で、別の車がこちらに向かって車のうしろを指差しながら追い抜かしていきました。すぐに車を路肩に停めて確認してみたら(わたしは車の中で待ってただけですが)、、どうも排気管のあたりの部品が裂けて、半分落ちそうになりながらぶら下がっているとのこと。それが路面にぶつかって衝突音がしていたのでした。

すぐにAA(日本のJAFみたいなサービス)に連絡して状況を伝え、とりあえず待つ。本当は、安全上は車の外に出たほうがよいと言われたようなのですが、この時点で夕方4時過ぎとはいえ外は真っ暗、気温も5度あるかないかなので、それは厳しいよね、、というわけでエンジンを止めて車内でコートをかぶって待ちました(ダウンジャケットを買ってよかったとまた思った瞬間)。

1時間以内に来る、と言っていたAAは、実際には30分足らずで到着し(高齢者が同乗していたのがポイントだった様子。女性、子供などが乗っていると優先して来てもらえるらしい)、驚いたことにその場で応急的な修理をし、「あとで○○(部品の名前)を交換してください」と言って、われわれが無事車を発進して走り去るまで見守っていてくれました。AAは対応がよいということで評判だと聞いてはいたのですが、何から何までスムーズで有難かったです。やればできるじゃないか>イギリスのサービス業(違)
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偶然というか、車には毛布やらお菓子やら冷凍食品やら(!)山ほど積んであったので、最悪夜は越せるね~と冗談を言って待っていたりして、無事ロンドンに戻ったあとも笑い話になりましたが、いやあ、冬の夜に高速の路上で車が壊れることって、ほんとにあるんですねえ(しみじみ)。

そして、その翌日はクリスマスパーティーに呼ばれたのですが、急な寒さのせいなのかどうなのか持病がぶり返しそうになり(涙)、いちおう顔は出したものの、ほとんど飲み食いできず。楽しかったんですけどね、、いやあイタリア到着時の荷物遅れと盗難、ラップトップの故障、車の故障に体調不良と、なかなか盛りだくさんな旅でした。今までの旅はつくづくラッキーだったのねぇ、と実感した次第。

まあ、トラブルはその程度で。
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静かな平日に再びリッチモンドへ。前回よりさらに輪をかけてさ、さむい。
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お昼にいこうと思っていた店が休みだったので、えええ、どうすっか、と話していたら通りかかったので入ったのはFish Works。その名の通り魚介類がメインのレストランです。結構おいしい、という話を前から聞いていて、そのうち入ってみたいと思っていたのでちょうどよかった(北風が寒すぎてそれ以上歩けなかったという話もあり)。
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青と白を基調にした店内。ちょっと船の中のような感じがしなくもない。この日は飲みませんでしたがワインの品揃えも結構充実していた感じ。昼の時間は大幅に過ぎていましたが、それでも結構お客が入ってました。
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おなかもすいていたし、前菜代わりにとタラマサラタを。ペストとアイオリも。パンもおいしかったしなかなか満足。このほかにオリーブのピクルスも頼みました。どうでもいいんですがウェイターのおっちゃんが話の面白い人で、「タラマサラタは?」「オリーブは?」と勧められるままに頼んじゃいました。
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メインには、ロブスター&チップス(イギリス名物なフィッシュ&チップスのロブスター版!)と相当迷ったのですが、結局ムール貝を。甘酸っぱいチリとライム風味で。メインよりも量が少ない前菜サイズで頼みましたが、それでも結構食べ応えあり。さらにフェンネルとライムのサラダ、チップスも頼みましたが、、、ムール貝&フライドポテトってこれはまさにベルギーでも食べなかったベルギー名物の組み合わせですねえ(汗)。ふつうにおいしかったです。。連れが食べたのは日替わりのお勧めメニューからシーバスの何か(?)で、そちらもおいしかったそうです。

結構おなかいっぱいになったので、さて精算して店を出るかね、というときに件のおもしろいウェイターのおっちゃんが来て

「Would you like some dessert? (デザートはどう?)」
「No, thank you. (いえ、結構です)」

「Cheese? (チーズは?)」
「No, thanks. We're quite stuffed. (いえ、結構です、おなかいっぱいなので)」

「C'mon... coffee or tea then? (そんなこと言わないで… じゃあコーヒーかお茶は?)」
「No, thanks. (いえ、結構です)」

「Bill? (お勘定?)」
「No, thanks. (いえ、結構です)」

と、ここで大笑い。いや、ちゃんとお金払いましたよ、もちろん。普通においしかったし(イギリスではこれ重要)、感じのよいお店だったので、また来てもいいかな。

さて、その後は寒かったので自分の作業があったのでほとんど外に出ず、引きこもり状態。。思えばロンドンの街中にも最初のほうにちょろっと1回出てお友達と会った(Whole Foodsに行ってお店物色してお茶しただけ、、)くらいで、そろそろ日本に戻る日も近づいてきた頃、あわてて外出。
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久しぶりに見る(?)オフィス街。いや東京でも引きこもりなもんですから(汗)。
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この日は、さがみさんとお昼にパブランチを。さがみさんお気に入りのパブの話は前から聞いていたので実現してうれしい♪1時ぐらいになると非常に混むということで12時過ぎに行きました。食べたのはベイクドマッシュルーム(えらい写真がブレブレで失礼いたします、、 汗)。いろいろフィリングが入っていておいしかったです。というか、おしゃべりに忙しくて、食べるのは上の空で(汗)ビール飲むのも忘れてました。。今度はまたゆっくりお会いしておしゃべりしたいですね!>さがみさん

その後はひとりで次の目的地へ
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帰国前にもう一度、クリスマスを探しに 
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Borough Marketです。前回のロンドンでも来ているのですが、クリスマス直前の様子はどんなんだろう、と見てみたくて再びやってきました。観光客と買い物客が多いのはいつものことですが、平日の昼時ということもあり、ランチをしに来た近隣のオフィスワーカーらしき人も多く、とにかくたくさんの人でにぎわっていました。
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…にぎわっていましたが、結局、そんなに期待していたほどクリスマス一色!って感じではなかったかなぁ。。もちろん、クリスマスツリーやリース、クリスマス用のケーキやロースト用の肉類が売っていたり、クリスマスの飾りがあったり、クリスマスツリーが出てコーラスのイベントがあったり、とクリスマスならではの雰囲気はありましたが、、、っていうか、それだけあれば十分クリスマスですかね(汗)。いったい何を期待していたのでしょうか、、>自分(汗)。ドイツあたりのクリスマスマーケットとは趣旨が違うんですからねぇ。。

それはさておき、やっぱりいつ来ても楽しい。そして、今回はあいていました
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Brindisa Chorizo。バラマーケットのチョリソのサンドイッチのお店としてものすごーく有名なので、ご存知の方も多いと思います。前回は閉まってたのですが、この日は壁に沿ってながーい行列ができていました。クリスマスとはなーんの関係もない食べ物ですが(汗)、、次はいつ来れるかわからないし…(自分に言い訳)と、わたしも並びましたよ、寒いなか根気よく。
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順番がきて注文すると、パンに焼いたチョリソ(スペインのスパイシーなソーセージ)と、ピキージョ(小さめのピーマンの一種)のロースト、そしてルッコラが挟まれて渡されます。もとはスペインの食材を扱う店なので、使っている食材もスペイン直送なのかな。
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…えー、、チョリソのサンドイッチですがチョリソがぜんぜん見えません(汗)。それだけルッコラ山盛りです。ルッコラ好きなので嬉しいですが。評判なだけあってさすがのおいしさでしたが、全体的にもうちょっと温かいともっとよかったかなぁ(パンとか)。これを、先のパブランチの直後に食ったのかというツッコミはなしでよろしくお願いいたします。

さらにマーケット内をうろうろしてデザート物色
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バターやヨーグルトなど、乳製品を中心にフランスの食材を扱うお店で、プリン発見。瓶にスプーンがささった状態で売られていて、いかにも作りたて!という感じにそそられて買ってみました。クリームの味が濃厚で、日本のなめらかプリンみたいなとろとろ系。個人的にはカラメルがもっと苦くてもよかったけど、おいしかったです。小ぶりなので、満腹じゃなかったら2個くらいはいけます(いってませんよ、、今回は)。

まだしばらくロンドンにいる予定であったならば、食材やら買いこんで料理してみるのもよかったのですが、残念ながら数日後に帰国を控えており、さらに荷物は既に結構ぎりぎりであるのもわかっていたので、このほかには何も買いませんでした。
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…そのあと、ショッピング街に行ってちょっと買い物しましたけどね、、いやークリスマス直前の混雑ぶりはものすごいものがありました。

こうして、約10日間のロンドン滞在は終わり、クリスマスを目前にイギリスを発って日本へ。
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チェックインなどをすべて済ませてから、空港のカフェというかパブで朝食を。カプチーノにミンスパイ、そしてスムージー(すいません買ったものを持ち込みました、、ヒソヒソ)innocent drinksの「今月のスムージー」はfestive fruits and spicesでした。りんごをベースにカラントやぶどうなどが入って、オレンジ、シナモン、ナツメグの香りがするスムージーはまさにクリスマスな味。温めて飲むのがお勧めだそうですが、冷たくてもおいしかったです。というか、小さい瓶なのにこれ1本で結構おなかいっぱい、、フルーツがぎゅっと詰まっているせいでしょうか。

ミンスパイはせめてイギリスのクリスマスらしく…というつもりで買ったのですが、ちなみに、しばらく前にネットのニュース記事で読んで初めて知ったのですが、イギリスではクリスマス当日(12月25日)にミンスパイ(クリスマスプディングも!)を食べるのは違法なんだそうですね。違反したからといって罰則規定はないみたいですが。

クリスマスプディングといえば
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あまりのかわいさにひとめぼれして買った、クリスマスプディング型のトリュフ。James Chocolatesのクリスマス限定商品(のはず)。中のチョコレートガナッシュが、ほんとにクリスマスプディングの味が!。本物のクリスマスプディングはかなり重たいので食べるのにも覚悟がいりますが、これは小さいので、食後に半分こくらいならおいしくいただけます。ちなみにクリスマス当日に食べたわけではないですよ。


というわけで、11月末から約1か月にわたって北イタリアプラハブリュージュパリ、ロンドンと回った今回の旅、おいしかったお話はこれでひとまずおしまいです。クリスマス前の町の様子などの写真もご紹介したかったのですが、今となってはすっかり時期はずれなので、今年(そう、もう「今年」です!)のクリスマス前くらいに時期を見計らってご紹介できたらと思っています。(希望)
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そのほか、今回行く先々でサルのようにチョコレートを買いまくったので、、(汗)それについて別の記事で改めてご披露したいと思います。

出足が遅れたうえに最後は力業で長々しい記事を強引に更新しましたが、ここまで読んでいただいた皆様、そしてもちろん旅の途中でお世話になった皆様、どうもありがとうございました。
by zo.chika | 2007-12-31 23:58 |