冬深まり、色失せる山奥。
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おいしかったブリュージュ: 2007年12月
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でもそういえばムール貝もフライドポテトも食べなかったけれど。




プラハで屋台の食べ物クリスマスマーケットを満喫したあとに向かったのは、ベルギーのブリュージュ。首都ブリュッセルから電車で1時間くらいのところにある、こちらも古きヨーロッパの町並みが残る、でもこぢんまりとしたかわいらしい町です。ちゃんと観光でブリュージュ、というかベルギーに来るのは初めてなので(ブリュッセルは一度、会社勤め時代に出張で行った)わくわく。
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例によって(?)、プラハを朝出たにもかかわらずブリュージュの街中の宿にチェックインをして落ち着いた頃には外はすっかり暗くなっていました(それでもこれで午後5時半くらい)。プラハ同様、町は多くの人でにぎわっていました。

とりあえず、クリスマスマーケットを見に町の中心になる広場へ
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ここここ
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これこれ
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…はい、以上(!)って感じですね。プラハのマーケットがかなり大規模だったので、そのあとに見るとちょっと拍子抜けする感があったことは否めませんが、、、まあ町の規模も違いますしね。
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とりあえずブリュージュ無事到着を祝して(?)ホットワインを1杯。これは赤ワインにアマレットを混ぜたもので、アマレット好きならなるほど、くせになる味。ほかにも、ラムを混ぜたのとかも見かけました。

また、屋台の食べ物を制覇…とも一瞬、思ったのですが、こちらで見かけた食べ物はピザとか、ピタとか、、いまいちベルギー情緒に欠ける(?)ような気がして、結局マーケットで口にしたのはこのワインだけでした。でも今思い出しましたが、エスカルゴのスープとかあったんですよねえ、、それは試しておけばよかった。

ま、今日のところはこれくらいにしておいてやるぜ、と言い残し(誰に?)、この日は早々と眠りにつき、翌日
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パティスリー&サロンで朝食を。朝はやーくイギリスを脱出して、ドーバー海峡を渡ってやってきたこちらご一行様とご一緒しました。この数日前にアンナちゃんが体調を崩して、ブリュージュに来られるかどうか直前までわからなかったのですが、前日に無事回復して、この日はとっても元気そうで、よかったよかった、ほっ。

鋭いおいしいものアンテナがロンドンを越えて世界中に(?)はりめぐらされているmappetさん。皆さんはブリュージュ滞在が今日1日しかなかったこともあり、ここで食べるもの・行く場所もずらっとリストができていました。朝食をいただいたこのServaas Van Mullemもそのひとつ。
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クロワッサンとペストリー1個、飲み物のセットを。飲み物はホットチョコレートにしたら、こんなかわいいトレイに載ってやってきました。温かいミルクに、刻んだチョコを自分で入れて混ぜるようになっています。おもしろーい。
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お嬢様方、混ぜるのに夢中(混ぜただけで飲んでなかったかも^-^; 年若いお嬢様方にはちょっとチョコレートがダークすぎたみたいです)。
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クロワッサンはさくさく軽くてとてもおいしかったです。もう1個、アーモンドクロワッサンを頼みましたが、そっちはちょっと甘かったかな。ちなみに、小さなお皿にちょこんと載っているのはスペキュロス。オランダやベルギーで、伝統的にはクリスマス前の時期に出回る、スパイスのきいた薄くてクランチーなクッキーです。おお、ベルギーに来たね~、とちょっと嬉しくなる。

このお店、パンはおいしかったし、ケーキもおいしそうだったので、また来よう~と思ったけれど、結局時間がなくて戻って来れませんでした。どうでもいいんですが、わたしたちのテーブルを担当していたお姉さんが怖かったです(その人以外はみんな普通にいい人だった)。あのお姉さんを除けば二重丸なお店でした。

さて、腹ごしらえが済んだら、次なるお買い物目的地に向けて町歩き。
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mappetさんにくっついて入ったのはDille & Kamille。キッチン、ダイニング関係の小物が充実したおしゃれな生活雑貨のお店です。Crate & BarrelSur La Tableを足して2で割って北欧風味を加えたような感じですかね(意味不明)。シンプルで洗練された雑貨がずら~~っと並び、比較的廉価なものもあって、サル状態で店内をうろうろ、うろうろ。

最小限のダメージで(?)店外脱出に成功(って実は翌日も戻ってきてさらに買い物したんですが…汗)…と思ったら次なる難関が、、
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そのお隣はチョコレート屋さん。。ベルギーといえばチョコレートというくらい、チョコレートが有名なこの国で、ブリュージュももちろん例外ではありません。小さな町にひしめくチョコレートショップのなかでも有名なお店のひとつ、Chocolate Lineでした。このときは無事(?)通り過ぎたのですが、翌日戻ってきて買い物しました、、ははは。

で、このあたりでmappet家のお嬢様方は疲れもあって(飽きたともいう)、だんな様とともにお車へ戻られました。
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というわけでこのあとは奥様(mappetさんだ)とお付きの者(わたしか…?)の2人で町を走る、走る(うそです、歩きました)。

おなかもすいてきたよねえ、と話しつつ、ランチ場所は決まっていなかったので、わたしが宿でもらった地図に「本物のベルギー料理!」と紹介されていた、町外れのレストランへ向かってみました。
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朝から曇りがちの日でしたが、このあたりで雨もぱらついてきて寒いなか、微妙に迷いながら到着。外観かわいくて、なかなかよし。

料理は、、
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、、、

、、、はずしました(汗)。mappetさんが頼まれたパスタは正しくへにょへにょで、わたしが頼んだチキンカレーは、なんの味だかよくわからなかった(パイナップルが入っていたのは覚えている)。せめてフランダース風シチューとかいうのを頼んでみればよかったと後悔していますが、そのためだけにこの店にまた戻りたいかというと、それは微妙。。

せめてお茶はおいしいところでしたいよね、と2人で固く心に決め、向かった次の店は町のほぼ反対側。本降りになった冷たい雨の中を歩く歩く。
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びしょぬれになりながら到着したのはCarpe Diemというティールーム。mappetさんいわく、イギリスのガイドブックでも紹介されていたとのことなのですが、そのせいかどうなのか、広い店内はそこらじゅうイギリス人だらけ(汗)。なぜか、ひとり浮いてる気がしたわたしです。。。

mappetさんはチョコレートのケーキを、わたしはおいしいとお勧めのワッフルを。ここのはブリュッセル風なのでしょうか、生地の甘さは控えめでトッピングを添えていただくタイプ。わたしはキャラメルソース添えにしたのですが、写真用にとソースをたら~んとかけたら、、これが激甘でした(汗)。全部かけなくてよかったと心底思いました。あ、おいしかったですよ。

この後、mappetさんご家族は宿泊地のカレー(車で1時間くらい)に向かうべくブリュージュを後にされたので、ひとまずばいばい。結局、カレーも大雨だったようで、、残念なお天気でしたね。。ブリュージュに来る前、ロンドンはしばらく暖かかったようで、この日の朝会ったときは、暑がりのだんな様ですらぶるぶる震えていたくらいでした。わたしは、プラハが寒かったので、それに比べるとあったかい??なんて思ってたのですが(←すでに温度感覚がめちゃくちゃ)。

して、翌日
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寒い
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けど、快晴。ほーら、こんなに晴れていたんだよ>mappetさん
(夕方からやっぱり雨降ったんですけどね)

今日はひとりなので、自力で食べる場所を探さねばなりません
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が、この日の朝ごはんを食べる場所はすでに決めてありました。
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パリで初めて行って以来、大好きなベーカリーカフェ、Le Pain Quotidienです。最近はパリをはじめロンドン、アメリカでも多くのお店を出しているので、ロゴマークに見覚えのある方も多いかもしれませんが、ここはベルギー発のお店。なので、ぜひベルギーの店舗で、とブリュージュに来る前から狙っていました(来たら忘れてましたが 汗)。

前日、お店の前を通りかかって、mappetさんとふたりであーこれあのお店だよね、でも店名が違う…?とちょっと混乱したのですが、今思えば看板に書かれた店名「Het Dagelijks Brood」は「Le Pain Quotidien(The Daily Bread)」のフラマン語表記だったのですね。

*ちなみにベルギーはオランダ語系のフラマン語圏と、フランス語系のワロン語圏に大きく二分されており、ブリュージュはフラマン語圏に位置します。お店等の表記は両方の言語が併記されている場合が多いですが、伝統的にも感情的にも主としてフラマン語が使用されるようです。(以上、聞きかじり)

それはさておき
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店内へ。お昼少し前くらいだったのですが、ほぼ満席。後から来た2人連れと、小さなテーブルで相席になりました。そもそも店内中央にどーんと置かれた大テーブルが相席用なので、特に気にならず。上の写真ではちょっとわかりづらいですが、壁際に置かれたメニューを押さえているのは本物のパンの半割り。かわいい~。
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店内のイメージ、置かれた商品、メニューなどは、だいたいパリと同じかなーという印象。ロンドンでは行ったことがないし、ずっと前に行ったニューヨークのお店では商品構成(パンやケーキなど)がだいぶ違ったのですけどね。
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カプチーノを頼んだらLeonidasのチョコがついてきました。さすがベルギー。ちなみに、ここで初めて知ったのですが、同店のレシピ本が出ていたようで、店内にオランダ語版とフランス語版が閲覧用に置いてありました。

本をぱらぱらめくりながら待っていると料理到着。
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温かいシェーブルのシロップ・ドゥ・リエージュ、りんご、ぶどう、オーガニックグラノーラ添え、なるサラダ。朝ごはんなので、甘いパンと…などと思っていたのですが、寄り道したりしながら店に着いてみたらもうお昼時、という時間帯だったので、予定変更してブランチ的メニューになりました。

このSirop de Liegeというのが初めて耳にしたので、店員さんに聞いてみたら、丸い容器に入った真っ黒なシロップ状の現物を見せてくれて、「わたしは大好物よ!」とお勧めしてくれたものの、味の想像はつかないのでとりあえず頼んでみたのですが、、上にかかっている黒っぽいのがそのシロップが入ったドレッシングだと思われ。食べてみても、うーん、よくわからず。バルサミコを煮詰めたような、マーマイトのような(ってぜんぜん違う食べ物ですが)。今、調べてみたら、りんごや洋梨のほかプルーンやデーツなど複数の果物を原料にした濃厚なジャムのようなシロップのようです。…うーん、やっぱりよくわからないので、今度行ったらもう一度現物を食べてみたいものです。

サラダなどにはパンがかご一杯についてくるのですが、チーズが薄切りのパンに載ってトーストされているので、サラダだけでもう満腹。ごっつぁんでした。
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というわけで、また買い物したりしながらぷらぷら歩く。
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前日にmappetさんとお茶をしたあたりの一帯は、かわいらしいお店が立ち並ぶ場所。この日は日曜で、ベルギーでは今でも日曜日に閉まる店が多いのですが、12月のクリスマス前になると臨時で店を開けるところも多いようでした。
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この日も午後は、レストランはもちろん多くの店が開いていました
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どうでもいいんですが、ぶら下がり系(よじのぼり系?)のサンタが多い街でした。

あ、そういえば昨日ブリュッセル風ワッフルは食べたけど、リエージュ風ワッフル(砂糖がまぶされた甘いやつ)はまだ食べてない、、
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と思い立って、そこらのワッフル屋を物色。ま、観光地だし、どこでも一緒かねえ、(そうなのか?)
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適当に入った店で。ふつうのワッフルを、と頼むと、焼いて店先に積んであるのを1個取って、ワッフルアイロンで温めて砂糖をふって出してくれました。
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わたしが思っている「リエージュ風ワッフル」よりも甘さ控えめというか、よくわからなかったのですが、、とりあえず写真撮ってみました。どうにもおいしそうじゃない写真ですみません(汗)。

昨日もこのあたりで大雨に降られましたが、今日もここらで雨が降ってきました。。
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白鳥が泳ぐ運河で。そういえば初めてブリュージュに来たとき、このあたりを歩いたっけ、と思い出す。

ちなみにブリュージュはこれが2回目になるのですが、最初に行ったのはずーーっと前、ロンドンから電車に乗ってドイツに行ったときに途中下車したのでした(大昔にブログでもちらっと書いてました、、な、なつかしい)。そのときはまともに観光したわけではなかったのですが、かわいらしい町並みに、またゆっくり来てみたいなーと思ったものでした。それから苦節20年(嘘)。また来るよ、と思った場所にはだいたい戻ってきているわたしです。

さて、翌早朝にはブリュージュを発つので、最後の晩
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ホットチョコレートの種類が豊富、と宿でもらった地図に書いてあったカフェバー、Bar Choc。店じまいが早い町にあって、夜8時まであいているので、実は到着日の晩に探しに出たのですがどうしても見つからず。。ショッピングモールのようなエリアのなかにあったのでした。ああ、わかりづらい。
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ホットチョコレートはこんなトレイに載って、トリュフ1個が添えられて出てきます。わたしが頼んだのはヘーゼルナッツ風味のやつ。もっと面白いフレーバー(ってどんなの?)があったらよかったんですけどねえ。

さて、最終日はかなり朝早く出かけたので写真はありませんが、その日の朝食にしたものはこちら
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前日、Le Pain Quotidienで買い求めたルバーブのクランブルとパン・オ・ショコラ。クランブルはその日のうちにちょっと味見したのですが、やっぱり焼いたその日のほうがおいしいですね。ちなみにクランブルが入ったカフェオレボウル、お菓子を持ち帰りにするともれなく手に入るわけです。お店では新品も売ってますし、これは使い古しなわけですが、ちょっと嬉しい。その後ロンドンで作ったクランベリーとルバーブのクランブルは、このボウルで焼いたのでした。

Le Pain Quotidienつながりでついでに
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スペキュロス。さすがにこれはパリでは売ってなかったような(わかりませんが)。薄くてぱりっとおいしかったです。一緒に写っているのはHEMAというオランダ系のデパート(?)で買った、キャラメルのようなフィリングが挟まったスペキュロス。こ、これはまさに、前回のプラハの記事でも熱く語ったオランダ風キャラメルワッフルのスペキュロス版ですね!?ということでお買い上げ。半端なく甘かったですけどね、おいしかったです。

さらに、ベルギー名物なお土産といえば
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ビール。ベルギーもチェコに負けず劣らずビール大国なわけですが、思えばベルギー滞在中にビールはぜんぜん飲みませんでした。。今思うとちょっともったいない…。せめてブリュージュの地ビールくらい試してみればよかったなあ。また行かねば(そのためかい)。
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お土産といっても、町のそこここに酒屋兼お土産屋みたいな店があって、数え切れないほどのビールが並んでいましたが、この時点でかなり大荷物になっていたため、ほんの少数だけでほとんど買っていきませんでした。ちなみに自分用に買ったのは、大好きなLindemansのランビックビール、の桃味。ベルギーのフルーツビールではさくらんぼやラズベリーなどが多くありますが、わたしはここの桃味が大好き(これについても昔、熱く語っています)。久しぶりに見たらラベルの柄が変わっていて、見つけるのに時間がかかりましたが。


てなわけで、最終日は大荷物を抱えて暗いうちに電車に乗り、通勤客と一緒にブリュッセルに出て(行きも帰りも素通りだった…)、さらに乗り換えてえっちらおっちらと次の目的地、パリに移動したのでした。
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ええと、パリはブリュージュのついでで1本の記事に一緒に詰め込む(!)予定だったのですが、、文字数が多すぎるとエキサイトに拒否されたので(コメントだけじゃなくて記事にも文字数制限があったのですね、、初めて知りました 汗)。というわけで続きは次の記事で。
by zo.chika | 2007-12-30 23:14 |