前回予告したとおり、ジャスミンティーのお菓子その2。
ジャスミンティーのババロアです。
と言わないと見た目には全然わかりませんが(食べてもわからなかったりして 汗)。
ゼリーを作るときに、ジャスミンティーを使ったお菓子を検索していて、たまたま
こんなレシピを見かけたので、作ってみました。
ババロアだけでも十分だと思うのですが、味と歯ざわりに変化をつけたかったので、何か果物を入れようと考えて選んだのが枇杷。最初に思いついたのは洋梨だったのだけれど旬ではないし、今が旬の果物で、ジャスミンティーに合いそうなもの、ということで枇杷が思いついたわけです(何となく)。
枇杷って旬が短いし、あまりお菓子には使われないような(茂木びわゼリーくらい?)。まあ、そのまま食べるのがいちばんですしね。
ババロア生地は、卵黄と砂糖を泡立てて牛乳とゼラチン、濃く出したお茶を混ぜ、最後に泡立てた生クリームを合わせるだけ。ごくごく普通の作り方なのですが、、、個包装のゼラチンを使いきれるように全体量を調節したり、牛乳が足りなかったのでお茶とクリームを増やしたりしていたので、配合はだいぶ変わってしまいました。…が、そんなことよりもレシピの「泡立て棒」という言葉に反応したわたしでした。
…泡だて器って言いませんか?どっちでもいいか。
小さく刻んでレモン汁と砂糖をふっておいた枇杷を器に入れて、そこにババロア生地を流し込んで固めました。
見た目が寂しいので上にもびわのスライスを載せてみた。
ところで、この器がいつ、どこから来たか覚えている方がもしいたら、すばらしい記憶力ですね。。。使ったのはこれが初めてです。中国茶器風なので中国茶のデザートがちょうどいいかなと(他には何に使おう…)。
先日のゼリーは、刻んで盛り付けたので普通の固さに仕上げましたが、こちらは器から出さないで食べるので、柔らかめに仕上げたかったのに、結構しっかり固まってしまいました。。。牛乳が足りなかったので、もうちょっとお茶を足せばよかったな。
話が逸れますが、小中学生くらいの頃、いちばんよく作ったお菓子はババロアでした。簡単だし、オーブンを使わないし、柔らかくておいしいし、何だかよくわからないけど大好きだったのです。ここ最近は、ハワイにいて生卵に多少気を遣っていた(アメリカの生卵の扱いについては
こちらを参照)せいもあって、あまり作らなくなっていたのですが、やっぱりおいしー。
で、茉莉花茶(とあえて書いてみよう)のババロア。乳製品たっぷりなだけあって、当然ながらゼリーと比べてお茶の風味は柔らかめ。紅茶のババロアほど強い味はせず、本当にほんのり程度なのだけれど、ジャスミンティーのさわやかさは感じられる、やさしい味。ちなみに、ゼリーと同じ茶葉を使いましたが、こうなるとレモンとしょうがの味は予想通り、皆無です。
枇杷もまあ、ベストマッチだ!とは言いませんが、合ってはいたかな。正直、ゼリー向きの果物ではあると思いますが。
同じジャスミンティー味でゼラチンを使う冷菓でも、ババロアにすると普通のゼリーとはまた目先が変わって、どちらもそれぞれにおいしくできたので満足。
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