冬深まり、色失せる山奥。
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とりあえずまとめ。
海外の料理本差し上げます企画、のまとめ。
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この記事の最後にご当選者を発表しまーす。




で、その後もぽちぽち作ってます。本企画で取り上げた3冊の本から、まずは第1弾のHeidi Swanson (101 Cookbooks)著、Super Natural Cooking より
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桃入りのホワイトサングリア。本では正式にはホワイトサングリア アガベネクターと「酔っ払い」の桃入り(White Sangria with Agave Nectar and Drunken Peaches)という名前で紹介されています。アガベネクターというのは日本ではまだ聞きなれない名前かもしれませんが、サボテンの一種が原料の、くせのない甘さのシロップで、GI値が低いことなどで知られています。日本ではまだ手に入りづらいので(流通はしているようです)、今回はくせのないはちみつを代わりに使いました。

これを軽めの白ワイン、アプリコットブランデーと合わせて桃とぶどうを漬け、炭酸水で割って飲みます。日本でこの時期にぶどうが出回っているのが不思議といえば不思議なのですが(アメリカでは種なしのぶどうが年中出回ってますね)。ちなみに炭酸水は芸者印 萬歳炭酸水という国産の炭酸水を使いました。炭酸はかなり控えめで、非常にくせのない飲みやすい味。

この本からもうひとつ
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ワカモレのクリームスープ。本ではクレマ・デ・ワカモレ カリカリのトポポ添え(Crema de Guacamole with Crunchy Topopos)というレシピです。著者のHeidiがメキシコ旅行中に参加した料理教室で食べたものをベジタリアンにアレンジしたというこれは、その名の通り、アボカドのディップであるワカモレをスープに仕立てたような料理。アボカド大好き、ワカモレも大好きなわたしとしては、すぐに作ってみたかった料理のひとつなのですが、材料になる食材を探しているうちに時間がたってしまいました。

探していたのはトマティージョ(tomatillo)。メキシコ料理ではサルサやチリなどに使われる緑のトマトなのですが、生はもちろんのこと、水煮缶なども近所では見つからなかったので(流通はしているようです)、結局、東京でも最近よく見かけるようになった国産の緑トマトで代用しました。材料探しに時間はかかりましたが、スープ自体は、このトマトとたまねぎ、チリをスープで煮て裏ごしし、冷やしたものを、アボカドと香菜(はい、使ってます!)のピュレと合わせ、ライムをきかせて出来上がり。作るのは簡単です。
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トッピングとして、コーントルティーヤをバターで揚げ焼きしてカリっとしあげたもの(トポポ)を作りますが、これまた、とうもろこしのトルティーヤが近所で見つからなかったので(小麦粉のトルティーヤならあった)、市販の3色トルティーヤチップスで代用してしまいました。オリジナルからはずいぶん省略版になってしまいましたが、これ、ほんとにおいしかった~。ワカモレが好きならぜひ、ぜひ試してほしい味。緑のトマトが手に入らなければ、普通のトマトの熟れていないものを使ってもいいと思うのですが、そうするとこの緑色にはならないですよねぇ。。せめて黄色のプチトマトかなぁ?

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さて、第2弾はEric Gower (The Breakaway Cook)著、The Breakaway Cook でした。作りやすいレシピの多いこの本のなかでも、特に簡単なものをまとめて3種類作ってみました。
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皿の手前のえびは(焦げてますが、、汗)、かんたんスパイシーシュリンプ(Spicy Easy Shrimp)。ざくろのモラセスにさっとからめたえびを、唐辛子やシナモンを隠し味にした衣でまぶして焼いたもの(こちらにレシピがあります)。奥のじゃがいもは、ざくろポテト(Pomegranate Potatoes)。オリーブオイルとざくろのモラセス、ほんの少しのシナモンをふってオーブンで焼いただけ。そして、真ん中はモロッコ風もろきゅう(Moroccan Morokyu)。味噌にざくろのモラセスを少々混ぜ込んで、きゅうり(今回は小ぶりの姫きゅうりを使用)をそれにつけて食べます。

どれも簡単なものばかりですが、3品すべてで味のポイントになっているのがざくろのモラセス(pomegranate molasses)。Ericの本にも説明がありますが、主に中東料理で頻用される食材で、ここ数年、ざくろがブームになったアメリカではずいぶん見かけるようになってきたもようですが、日本ではまだあまり見かけない気がします(たぶん)。で、これ要はざくろの果汁を煮詰めたものなので、自分で作ってみました。
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ネットで探してみると、いくつかの作り方があって、砂糖やレモン汁を加える、というものもあるのですが、今回はただ単に市販の100%ざくろジュースを鍋で煮詰めただけ。Ericの説明では、半量くらいまで煮詰めるとしているのですが、気づいたら200mlのジュースが30ml足らずになっていました(汗)。濃いルビー色のとろんとした液体は、甘くてすっぱい、こっくりとした風味。用途は多様で、肉や魚に塗って焼いたり、サラダのドレッシングに混ぜ込んだりと、バルサミコ酢と似た使い方をされるようです。

今回の3品のほかにも、この本ではこのモラセスを使ったレシピが多くあり、他にもレシピは探せばいろいろ見つかります。なかなか便利なので、日本でも手に入りやすくなったらいいなあ。

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そして、第3弾は、Clotilde Dusoulier (Chocolate & Zucchini)著、Chocolate & Zucchini
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まずはこちら、ブランマンジェ バジルのクーリ添え(Blanc-Manger au Couli de Basilic)。牛乳がベースの生地にアーモンドで香りをつけて固めた、「白い食べ物」という意味のブランマンジェは伝統的なフランスの冷菓ですが、Clotildeのレシピではアーモンドと一緒にヘーゼルナッツも使うのがおもしろい。さらに、添えるソースがバジル風味というのが、そりゃあもう興味しんしん(本では、もっと普通の味がいい人のために[?]ラズベリークーリの作り方も載っています)。

お菓子にバジルを使うの自体はめずらしくないけれど、これは生のバジルを砂糖とオリーブオイルとともにピュレにして作るという、まさにバジルが主張したソースなのですが、意外と違和感のない味でした。ちょっと恐る恐る(?)控えめに載せたのがよかったのかもしれません。さすがに味が強いので大量に食べるものではないですけどね。

で、ブランマンジェをちゃんと作るには、ナッツを砕いて牛乳に浸して香りを移すわけですが、そのあとのナッツはどうしたらいいんじゃい、とずっと思っていたのですが、すばらしいことにこの本では使用後のナッツを使ったクッキーのレシピも一緒に紹介されています。ナッツを卵や砂糖、粉と混ぜて焼くだけの簡単なものですが、ナッツ(大量に使うのです)を無駄にしないで済むので嬉しい。…が、実はうっかりナッツをちょっと細かく砕き過ぎて(汗)、ブランマンジェ生地がずいぶんとろとろになってしまったのですが。。。

最後にもうひとつ
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あんずのコンポート ラベンダー風味(Compote d'Abricots a la Lavande)。バターと砂糖を熱してカラメル色になったところにあんずを入れて火を通し、そのあとの焼き汁にドライラベンダーを入れて煮詰めてあんずと絡めたもの。他の本でもラベンダーがあんずに合うと紹介されていたのは知っているのですが、カラメルがいい橋渡しになっているように思いました。ラベンダーは香りが強いので、ごく控えめにするのがいいようです。

…やっぱり、この本ではついついお菓子に走ってしまうのでした。

***

というわけで、前置き(ここまで前置きかよ!)が長~~~くなりましたが、こんな魅力的なレシピが満載の3冊をご希望いただいた皆様のなかから、抽選の結果ご当選されたのは、次の方々です。
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Super Natural Cooking
 enigma さん(コメント時刻 2007-05-31 00:22 国内)
 bookworm さん(コメント時刻 2007-05-31 16:55 国内)


The Breakaway Cook
 Cumi さん(コメント時刻 2007-06-10 03:07 国内)
 kagatas-table さん(コメント時刻 2007-06-27 13:58 国外)


Chocolate & Zucchini
 tribe1122 さん(コメント時刻 2007-06-25 13:02 国内) -UK版
 snow さん(コメント時刻 2007-06-26 18:24 国内) -US版


以上6名様でした。おめでとうございます!

*当選された方は、送付先等についてご連絡をとらせていただくため、なるべく早く(遅くとも日本時間7月13日金曜までに)メールにて当方あてご連絡ください

期日までにご連絡がない方は、当選資格を放棄されたものとみなしますのでご注意ください。また、何らかの理由で当選を辞退されたい場合も、その旨ご一報いただけますようお願い申し上げます。
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このたびは、たくさんのご応募をいただき、ほんとうにありがとうございました。残念ながら当選されなかった皆様、ごめんなさい。今回ご紹介した3冊は、いずれもアマゾンなどのオンラインショップで入手可能ですし、著者の3人ともに、ご自身のサイトでたくさんのレシピが紹介されていますので、そちらもぜひご覧になってみてください(HeidiEricClotilde)。

また、今回の企画へのご参加の有無にかかわらず、これから英語の料理本のレシピを試したいけれど、英語はともかく海外のレシピの「形」に慣れないという方のために、主に材料の分量表示・計量などについて簡単にまとめて記事にしようかなと考えています。どれだけ役に立つかは微妙なところですが(汗)、できれば近いうちに。できれば。
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てなわけで、長々とひっぱってきた「海外の料理本差し上げます企画」はこれにて終了です(あ、ぜんぜん「まとめ」になってませんね 汗)。でも、これら3冊からはまたあれこれレシピを試してみたいと思っていますし、さらにこれ以外の料理本(順調に増殖中 汗)からもいろいろ作っているので、しばらくは料理本特集ブログになるやもしれません。あ、この調子で料理し続けていてればの話ですが(それはどうかな、、)。
by zo.chika | 2007-07-08 13:31 | 一日一膳