冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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とらわれないというこだわり
夏向きのさわやかなサラダの材料 
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枝豆、アーモンド、新生姜、にんにく、エシャロット、アボカド、抹茶




、、、抹茶?なぜにそこで抹茶?という謎は数分後に解明されます。
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ということで抹茶ともサラダとも無関係にスープの話。これはグリーンピースとハーブのスープ。本名(?)はPea Soup with Herbs and Leeks。茹でたグリーンピースと、炒めたリークを、コンソメ、バジルとミントと一緒にブレンダーでガーっとピュレにするもの。グリーンピースとミントはよく使われる組み合わせですね。レシピではスープを完全にピュレ状態にするのですが、せっかく今が旬のグリーンピースの存在感も楽しみたいので、一部ピュレにしないで残しました。…ちょっと、中に入れたバジルの色が変わってしまったのも加わって、見た目が美しくないですが、、(汗)おいしかったです。
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上とほぼまったく見た目が変わらないこちらは、スーパーグリーンスープ(Supergreen Wonder Soup)。スープ本体の、炒めたリークとコンソメをブレンダーにかけるという部分は上と一緒で、こちらではタイム、ミント、香菜が入ります。はい、香菜ですよ。入れましたよ。かなり量減らしてますが。で、代わりにバジルを足して補ったので、ますます上のスープと味、似てますかね(汗)。

これらのスープで使っているリーク(ポロねぎ)は、日本では手に入らないわけではないのだけれど、ちと高いので、普通のねぎ(白い部分)とたまねぎを合わせたり、軟白ねぎという辛味の少ないねぎで代用したりしています。(そういえば日本の下仁田葱が似てると言われますが、下仁田葱もリークに迫るくらい高いので、簡単な代用にはならないし。)

強引な代用をもうひとつ 
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こちらはかりかり&ぴりぴり豆腐(Crispy, Tangy Tofu)とでもいえばいいのでしょうか。レモンとオレンジの果汁、しょうゆ、はちみつなどにカイエンヌペパー(唐辛子の一種)を混ぜたピリっとしたソースで、かりっと焼いた豆腐を食べる料理です。

…ですが、豆腐は本来ならばライスフレーク(米のフレーク。インドの食材らしい)かパン粉で表面をかりっと仕上げるらしいのだけれど、これはふと思い立って作った都合上、どちらも家になかったので、がつっと省略(!)。かわりに、何か歯ごたえのあるものを…と思って苦し紛れに白ごまをふってみました。もう、かなり違う料理になってますが、これはこれでアリかと。

ふと思い立って作ったといえば、こちらもそんな料理 
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ハバネロ炒飯(Habanero Fried Rice)…ですが、実際にはハバネロではなくハラペーニョを使っています。この唐辛子と、それからにんにくでご飯を炒めて、仕上げはマンゴー、ライム、香菜(ほんの少し)。材料からも想像がつくとおり、南米の香りのする炒飯です。写真には写っていませんが、チリ入りソーセージを載せて食べました。普段、炒飯という料理に愛がないので自分では作らないのですが、これは炒飯だからというより、味に興味があったので作ったもの。炒飯にマンゴーというのはびっくりかもしれませんが、ライムやスパイスのおかげでさっぱり食べられます。パイナップル炒飯よりこちらのほうが好みかも。

得意の(?)代用はまだ続く 
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ハーブたっぷりのクリームパスタ(Herby Creamy Pasta)。クリームパスタといっても、クリームではなくグリークヨーグルト(普通のヨーグルトをひと晩くらい水切りすればできます)が入ります。にんじんジュースも入るせいか、甘みのあるやさしい味。たくさんのハーブと、仕上げにふるラベンダーソルトが相まって、何が入っているのかすぐにはわからない、奥行きのある味が楽しい。

で、何が代用なのかというと、これ、ハーブとしてバジルとタラゴンが入るのですが、タラゴンって意外とそのへんで売ってないもんなんですねぇ。実はタラゴンって意外と苦手なので(アニス系なので)、意識して探したこともほとんどなかったのですが。というわけで、大葉で代用してみました。そういえば、しそも(そしてバジルも)少しアニス系の香りがするんですけど、こちらは好きなんですよねぇ。うーん不思議。

さて、アニスはともかく、香菜はずいぶん使ってるじゃないですか>自分
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こちらはミント風味の酔っ払いのチキン(Minty, Boozy Chicken)。モヒート(moijto:ミント、ライム、ラムで作るカクテル)味のするチキン、と表現されているのですが、まさにそのまんまの材料が入ったペスト状のマリネ液で鶏肉をマリネして、フライパンで焦げ目をつけてからオーブンで焼き上げます。付け合せはたまねぎ(と、レシピにはないけどズッキーニも投入)。

このレシピを見て思い出したのが、ずっと前に作ったテキーラ&ライム風味のチキン。そういえばそのときのレシピにも香菜が入っていて、当時は当然のように省略したものですが、今回のレシピにも香菜、入ってます。で、入れました。ここまでは、おっかなびっくり、かなり減量して入れてましたが、今回はきっちり入れました。で、意外と大丈夫でした。というか、クミンも少し入るせいなのか、出来上がりはちょっとカレーのような風味がわずかに感じられたのでした。カレーに入ってるのなら大丈夫なんだろうか。

というわけで、しばらく前に思い立って初めて自分で料理してみた香菜。なんか、意外と克服してきてるんじゃないかコレは?という感じです(だっはっは)。あ、でもやっぱり、フォーとか生春巻きにガサっと入ってるのはヤですけど。葉っぱそのままはダメみたいですね。別に好きにならなくていいんですが。
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あ、ちなみにチキンのうしろにひっそりとたたずんでいるのはこちら、枝豆とガリ、抹茶塩、アーモンドのサラダ(Edamame Salad with Pickled Ginger, Maccha Salt and Roasted Almonds)。なんだかランダムな組み合わせのようですが、これ、すっごくおいしい!にんにくとエシャロットをバターとオリーブオイルで炒めたものと、ガリの漬け汁がドレッシング代わりになって、とってもいい味出してます。仕上げにふる抹茶塩もいいアクセントに。

というわけで、これが今日の記事の最初に載せた写真の材料で作ったサラダでした。正直に言うと、ガリは市販の新生姜の漬けたやつを使ったので、あの写真はウソになるのですが、、漬けた新生姜を直接器に入れるのもどうかと思ったので、大目に見てやってください。なんにせよ、さっぱりしてとってもおいしかったので、枝豆が旬のこれからの季節、また作ろうと思います。ひょっとしたら、今回試したレシピのなかでいちばん気に入ったかも、というくらい好きな味。

そして、今回試したレシピはすべて、この本から。
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Eric Gower著、The Breakaway Cook。そしてこれは、本の表紙にもなっている、ミント風味の肉ワンタン(Minty, Meaty Wantons)。ポークとラムのひき肉が中心の具を包んだワンタンに、ミントと松の実、オリーブオイルなどが入ったペストのようなソースを添えて食べるもの。…本の写真とは似ても似つきませんねぇ(今さら何を言うという感じですが)。

ご存知の方も多いと思いますが、わたしはキレイに切るとかキレイに包むとかキレイに盛るという技術が著しく欠落しているので、、ふだんからワンタンとか餃子とか自分で作ろうなんて夢にも思わないのですが、今回はラム+ミントという黄金の組み合わせに惹かれて無謀にも挑戦。そして玉砕(涙)。どうやっても、キレイな三角(三角以外でも)にならないんですよねぇ…。それでもこれ、何度もやり直してるんです(涙)。家族が見たら、「あれ?食べたやつとずいぶん違う」とか言われそうです(汗)。

見た目が再現されてるかどうかは置いといて、、こういうふうに、アジアやアメリカやラテンや、いろんな国の素材を大胆に組み合わせて、かつシンプルな手順で作る料理こそ、Ericの料理の特徴だと思います。そしてこの本が、Super Natural Cooking に続く海外の料理本差し上げます企画、第2弾です。

***

見て作って楽しむ海外の料理本 (2)

品目: The Breakaway Cook: Recipes That Break Away from the Ordinary
   (Eric Gower. Morrow Cookbooks, 2007) US版(英語)

対象: 1冊ずつ2名様
  ご希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。

ご応募のしくみ:
  この記事のコメント欄に、「本希望」の旨を明記してコメントを残してください。
  お住まい(または本の送付先)が国内か海外か明記ください。

締め切り: 未定(2007年6月中、追って設定)
  *2007年6月30日(土) 日本時間深夜(23:59)まで
  日本時間7月1日0:00以降のご応募は無効となりますのでご注意ください。  時間はブログのコメント送信時刻を基準にします。

  締切を過ぎましたので、ご応募の受付は終了しております。
  たくさんのご応募をいただき、どうもありがとうございました。


その他、応募詳細および企画の趣旨について、必ずこちらをご一読ください

  ● 本ご希望をいただく際には、以上および別途ご案内記事の記載の条件にご同意いただけますようお願いいたします。ご希望のコメントをいただいた方は、当該条件にご同意いただけたものとみなします。

***

Ericの料理については、過去にも、じゃがいもを酒で溺れさせたり乾燥きのこをそのまま粉末状に挽いてパスタのソースにしたりココナツミルクやしょうが、アーモンドでうどんのソースにしたり、斬新な料理法と、その意外なおいしさに何度も驚かされたものでした。

その、彼の前の著書The Breakaway Japanese Kitchen: Inspired New Tastes (Kodansha International, 2003) は、アメリカのベイエリア出身で、15年間日本に住んだEricらしく、日本の素材や料理を「型破りな、因習にとらわれない(breakaway)」方法でアレンジしたレシピが盛りだくさんでしたが、今回の本は、日本だけでなく南米やインド、中東などのテイストも縦横無尽に取り込んで、さらに料理の幅が広がっています。

ご本人がご自身のウェブサイトで説明しているとおり、「breakaway」な料理で重要なのは、ある料理がどれだけ「ほんもの」であるか、ではなく、どれだけ「ほんとうに」おいしいか、ということ。そして、簡単に手に入る素材で、簡単に作れるのがポイントです。さて、現実問題として、これはアメリカ向けの本であるので、レシピで使われている素材は日本に住んでいると必ずしも「簡単に手に入る」ものばかりではないのですが、そこは思い切って「簡単に手に入るもの」で代用すればいいんだよね、と都合よく解釈しています。今回も、いつもにまして代用ばかりなのは、上でご覧のとおりです。
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たとえばこちら、本ではローズマリーとプラムのシャーベット(Rosemary-Plum Sorbet)ですが、たまたま家にあったタイムと桃で作っています。アイスクリームメーカーがないので、普通に冷凍庫で作ったのですが、少しゼラチンを入れてなめらかさを出しています。それにしても、この本といい、第1弾の本といい、こないだの本といい、最近、ものすごい量のハーブ消費してます。

他にも作りたいものはいろいろあるのですが、それはまた追い追い。ところで、彼の前回の本The Breakaway Japanese Kitchen は、長らく預かってもらっていて手元になかったのですが、それを偶然、つい最近手にする機会があったので、嬉しくなって、そちらの本からもいくつか作ってみました。
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手前からほたての味噌、ルビーグレープフルーツ、しょうが風味(Scallops with Miso, Ruby Grapefruit, and Ginger)、しそ豆腐(Shiso Tofu)、「プレーンじゃない」ごはん(Unplain Rice)。ごはんは、にんじんジュース、マスタード(レシピではディジョンマスタードですがわたしは粒入りを使用)、ベイリーフで炊いた、「普通の」ごはんではないごはん。豆腐は、大葉、オレンジの皮と果汁、オリーブオイルなどで作ったペストをおぼろ豆腐にかけたもの。ほたては、タイムなどで下味をつけて焼いたほたてを、柑橘風味がついてちょっと甘い味噌ソースで仕上げたもの。とってもおいしかったです。

ちなみに、ご本人のウェブサイトでは、この以前の本も、今年出版された今回の企画の対象の本も、目次を見ることができるので、どんな料理かご興味がある方は覗いてみてください。一部の料理はレシピも公開されています。今回ここでご紹介しているなかでは、スーパーグリーンスープかりかり&ぴりぴり豆腐ミント風味の肉ワンタン、そしてほたての味噌、ルビーグレープフルーツ、しょうが風味のレシピが見られます。さらに、彼は現在、Yahoo!(アメリカ)のフード欄で公式ブログを執筆しています。ご本人のサイト同様、彼ならではのレシピや料理のアイディアがたくさんです。


ときに、今回の企画は、最近出版された、ブログでつながりのある方の著書(洋書)、ということでご紹介しているのですが、Ericは厳密にいうとブロガーとして知り合ったわけではなくて、元はといえば上で紹介している前回の著書のレシピを試した話を、わたしがブログで書いたのが始まりです。
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その後、特に連絡をとっていたわけではないのですが、ほんとうに偶然が重なって、昨年の秋にサンフランシスコを訪れた際にご本人にお会いする機会がありました。昼食がてら1時間程度ご一緒しただけなのですが、話は楽しいし、にこにこ笑顔がすてきな方でした。(そのときの話は、ちょうど本が出版になる頃に書けるかな、、などと思っていたのですが、ぜんっぜん追いついてません >旅行記 汗)。今回の企画のお話も快くご了解いただいたうえ、本をご覧になって質問がある方は、ご本人に直接日本語で(!)質問メールを頂いても構わない、とおっしゃっていただいているので心強いですね。

日本人にとってはなじみがあるようで新鮮な料理の数々が満載のThe Breakaway Cook、ご興味のある方はぜひご応募してみてくださいね。ご希望の方は、別途ご案内記事をご一読のうえ、この記事のコメント欄に本ご希望の旨と、お住まい(海外または日本在住)を明記してご応募ください。

※第1弾の記事で、書き方がじゅうぶんに目立たなかったのかもしれませんが、今回の企画(第1~3弾まで)にご参加の方は、必ずご希望の本をご案内した記事へのコメントでご応募ください。それ以外の記事にご希望の旨コメントを残された場合、最後の集計時に抽選対象になりませんのでご注意ください。お心当たりのある方は、今一度ご確認のうえ、お手数ですが対象の記事に再度コメントをいただけますようお願いいたします。
by zo.chika | 2007-06-09 16:57 | 一日一膳