冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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春と夏のあいだで
秋を思う一瞬 
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…いや、ほんと一瞬だけですけど。なんとなく。




今日も夏の日差しでした。外に出ないと意外と涼しいので、あいかわらず、暑いのかそうでないのか、やっぱりよくわからないのですが。

で、あいかわらず、つい最近まで豆だのアスパラガスだの初夏の野菜をせっせと食べていました。
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そらまめのミント、リコッタ、カリカリの生ハム添え。ほんのりガーリックの風味をつけたトーストに、茹でたそらまめと、リコッタチーズにレモンの皮と果汁、パルメザンチーズなどを混ぜたクリーム、オーブンでかりかりに焼いた生ハム、みじん切りのミントをオリーブオイルと合わたソースを山盛りに重ねた、サラダのようなオープンサンドは、軽やかでいてパンチのある初夏の味。パンは6種類の穀類といちじくが入ったものを使ったら、ほんのり甘さが加わってバランスがよかったです。

野菜山盛りその2
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春野菜のサラダ ハーブ、チーズ、レモンオイル添え。オリーブオイルにレモンの表皮で香りを移したら、茹でたアスパラガスとそらまめとグリーンピース、ルッコラとバジルとミントにそれぞれ合わせて盛り付け、オーブンでじっくりあめ色にローストした赤たまねぎ、チーズを重ねます。チーズはレシピでは熟成していないペコリーノ、なければフェタと指定されていましたが、近所では普通のペコリーノ(ハードタイプのやつ)しかなく、さらにフェタを買い忘れたので、全然違うものですがモッツァレラチーズでごまかしました。
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これも、レモンオイルとハーブのさわやかさ、たまねぎの甘さが相まっていい感じ。アスパラガスは普通の緑のもののほかに、白いのと紫のも混ぜて3色にしてみたのですが、紫のアスパラガスは茹でたらなぜか緑になり、普通のと見分けがつかなくなりました…(悲)。茹ですぎたわけでもないと思うんだけどなぁ。

これらの、ちょっとこじゃれた(はずの)サラダは、いずれもA Year in My Kitchen (Quadrille Publishing, 2006) より。大好きなPetersham NurseriesのシェフSkye Gyngellによる、大好きな本です。今までにも何品か作っているけれど、先日、ロンドンの友人が「今日またピーターシャムに家族で行ってきた、料理はやっぱりおいしかった、こんないい場所教えてくれてありがとうと皆で君にお礼を言いながら食べた」とメールしてきやがったので、ちっ、、いいよなー、、と地球の反対側でいじけながら、本を引っ張り出して寂しく楽しく料理したのでした。ふ。

で、この本はレシピが季節別に分けられていて、夏になる前に…と「春」のセクションを眺めていたら(上は2品とも春)、あ、これ作りたかったんだっけ、と思い出したのがこちら
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プルーンとアルマニャックのタルトレット(本ではタルト)。フランスのドライプルーンと、卵とアーモンドパウダーとクリームのフィリングをタルト生地に入れて焼き、アルマニャックをふった、ほんとうにシンプルなお菓子です。プルーンとアルマニャックは定番中の定番の組み合わせなので、だいたい味の予想はつくのですが、果たして予想通りストレートにおいしいお菓子でした。

が、プルーンとアルマニャックのタルトって、どちらかというと春というよりは秋冬のようなイメージがあるんですが、どうなんでしょう。。。まあ、どちらにしても、これから夏になったら作りたいとも思わなさそうなので、作るなら今しかないんですが。このレシピは、本をこの冬にロンドンで購入して、最初に作りたいと思ったもののひとつなんですが、そのときは周りにプルーン好きな人がいなかったので保留になっていたのでした。


さて、ほかにも魅力的なものはいろいろあるのだけれど、時間の関係により(作るのもそうですが材料揃えるのもそれなりに時間がかかるのですねぇ、、)このへんで春はひとくぎりつけて、ちょっと先取りして夏の料理もひとつ
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冷たいアーモンドのスープ。クリーム色ですが乳製品は入っていなくて、オリーブオイルとアーモンドを主体に、ガツンとにんにくが効いた、見た目よりもずっと味が濃くて腹にたまる、スープというよりソースという感じの一品です。この夏最初のいちじくはちょっとスカスカでいまいちでしたが、しっかり冷やしたとろとろのスープと一緒に食べたらとってもおいしかったです。このタイプのスープは、イギリスではajo blanco(白いにんにくという意味)というスペイン料理として知られているもよう。ここではいちじくですが、ぶどうを使うレシピが多いようです。カロリーがものすごそうですが、、おいしかったのでまた作ろうかな。


さて、念のため最後に書き添えておきますと、この本は現在実施中の海外の料理本差し上げます企画の一部ではありません(ゴメンナサイ)。とってもすてきな本だし、たくさんの方の目に触れたらいいなとは思うのですが、著者と知り合いなわけでもないですし(って第1弾のHeidiとも直接会ったことはありませんが)。どうもまぎらわしくてごめんなさい。。次回の料理記事は、企画第2弾です。今度こそ。第1弾も当該記事にて引き続きご応募受付中です。
by zo.chika | 2007-06-06 23:46 | 一日一膳