冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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季節感
暖かいんだか寒いんだか、、 
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季節感もあるんだかないんだか。。




意地で買ってきました。そして作りました。
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前回、なーーーいと大騒ぎしたもの、それはルバーブ。確かにまだ日本ではそれほどなじみはないけれど、ここ数年はわりと近所でも見かけるようになっていたのでアテにしていたのですが、、ダメでした。しかし、もう作るものが決まってその気になっていたので、意地になって出かけて買ってきました。

今度はあった、あった。オランダ産と書かれた太くて立派なそれは1本800円。往復交通費を入れたら1本1200円。確かに、、、確かに普通見かけるルバーブの2本分くらいの立派さはありましたが、去年オーストラリアで1本15円だったことを思うと涙が出ます。しかし、このために来たのだし、と涙をこらえて迷わず1本買いました。せっかくだからもう1本買う、という選択肢は迷わず却下しましたが。

前ふりが長すぎましたが、そんなわけでルバーブ。
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作りたかったもの、ひとつはルバーブとブラッドオレンジのコブラー。…大騒ぎしたわりにはぜんぜん普通のお菓子ですね(汗)。そもそも、旬がもうじき終わるブラッドオレンジを先日、安売り買いしてデザートを作ったあと、別の店でまた安売りになっていたのでまた買って、じゃあ、何作るかなぁと思って考え付いたのがこれでした。当初はブラッドオレンジのクランブルにでもしようかと思っていたのだけれど、こんなレシピを見つけたので、ブラッドオレンジとルバーブを合わせて、生地にオレンジの皮とカルダモンとを入れるという部分を拝借(作り方は別レシピ参照)。甘酸っぱい、素朴なお菓子ができました。

アイスクリームでも添えるつもりが買い忘れたので(またか…)、ただの泡立てた生クリームを添えて。
「なんか、日本では食べられない味がするよね~」
「あー、外国にあると何てことないんだけど、日本のこじゃれたカフェとかで出てくるとおしゃれなような錯覚がしちゃうような感じだよね~」
「う~ん、そのとおりだね~」
と話しながら食べました。

で、買い物に行ったのにルバーブがなくて材料が揃わなかったその日、せめて、あるものだけで…と作ったのがこちら
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ブラッドオレンジとざくろジュースのスパークリングワイン割りでした。しつこく何度も書いているロンドン近郊のガーデンセンター、Petersham Nurseriesのカフェレストランで食事をしたときに、この組み合わせの食前酒があって、それが気に入ったのでまねしてみたのでした。ざくろは生がなかったので(というか、あっても搾るのが面倒なので、、)市販の100%ジュースを使用。お店で飲んだのは結構甘かったので、シロップも入ってたのかなあと思いましたが、ここでは果汁とワインだけ。ほんのりオレンジの甘さでした。

それにしても、今回買ったブラッドオレンジはイタリア産だったのですが、切ってみたら赤色が非常に薄くて、このカクテルに使ったときなどは搾ったら普通のオレンジジュースと同じ色(ガーン)。先日買ったカリフォルニア産の毒々しい赤黒さと足して2で割ってちょうどよいのでは(って何に?)という感じ。なので、このカクテルの赤はほとんどざくろジュースの色です。↑のコブラーに使ったのは、もう少し赤かったのですけれどね。

さて、意地になって買った大事なルバーブは、ビスケット生地載せて焼いて終わりというわけにはいきません。ケチケチ二等分して、もうひとつ、こんなものを作成。
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アイスキャンデー?みたいな見た目の、その名もずばりRhubarb and Custard Iced Lolliesというこれは、イギリスのシェフ Jo Prattのレシピ。彼女はつい最近本を出しているのですが、現地の新聞のしばらく前の日曜版にレシピがいくつか載っていたとかで、イギリスの友人から突然、コピーがメールに添付されて送られてきたのでした。なぜに??と思いつつ、このレシピが目にとまり、細長いグラスにアイスキャンデーの棒が刺さった姿がかわいくて、ちょうどいいグラスはあるし(このとき入手したグラス、やたら重宝しています)、ちょうどルバーブは買う予定だし…というわけで、作るものリストに追加。

砂糖で煮てピュレにしたルバーブに軽くしょうが風味をつけた層と、泡立てた生クリームとカスタードを合わせた層を重ねて凍らせるだけなので、別に難しいことはないのだけれど、なにせ今回はルバーブの量がきわめて限定されていたので、うーむと考えていちごのピュレを混ぜて水増しアレンジ。いや、ルバーブといちごは定番の組み合わせですしね。赤みも少し強くなりました。

ちなみにルバーブ(といちご)+カスタードの組み合わせは、わたしにとっては非常にイギリス的なのですが、かの地ではアイスキャンデーのことをlollyと呼ぶらしいので、このお菓子も名前からしてもう!な感じ。さらに、元レシピでは市販のカスタードを使うなんてあたりもますますイギリス(自分で作りましたけどね)。

さて、グラスに入っているうちはかわいくても、ひとたび中身を出せば、しょせんはただのアイスキャンデー。
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両手に持ったら思わずマラカスですかと(踊ってました)。ところでルバーブはかなり酸味が強いので、甘いカスタードとよく合うわけなのですが、こうやって2層になっていると、見た目はかわいいけど、タテに重なった2つの味を一緒に食べるのが難しい…(意味なし)。じゃあ交互に何層もしましまに重ねればいいんでしょうが、そんな根性はもちろんありません…。


それにしても、ここのところ気温が上がって春らしくなってきたようでいて、夜は肌寒かったり、不思議な天気。作ったものも、冬みたいな焼き菓子やら夏みたいな冷菓やら(でもルバーブもブラッドオレンジも冬・春のものだし)、なんだか季節感があるようなないような。
by zo.chika | 2007-03-27 22:37 | 一日一膳