雪玉じゃないらしい。
ということで、どうも雪が降ったらしいです
ロンドン、今年最初の雪。個人的には
この冬最初の雪はすでに10月にコロラドで見ているのですが、最近はずっと暖かかく、なんだか心配になるほどだったので、今週の予報で気温が下がって雪が降ると聞いたときはちょっと安心したくらい。
で、朝起きた(というか起こしてもらった)ときはまだ暗かったせいもあって一面雪景色のように見えた(実際、
これくらいは積もっていた)のですが、そのあと気温が上がったのか、昼前くらいになるともうかなり溶けてしまっていました。
なので慌てて雪(というか雪の残り)の写真を撮る。ついでに添えたちっこいのは、雪玉ではなくて、
昨日の記事のあれの残り。の一部。
というわけで、あのトリュフもどきの正体は、ぶどうのチョコレートがけでした。しばらく前に買ったMichel Richard著、
Happy in the Kitchen (Artisan, 2006) は非常に手の込んだ料理から比較的手軽なものまで、へーっと驚くアイディアの宝庫なのですが、そのなかでもいちばん簡単そうで、かつ面白いと思ったのがこのレシピでした。生のぶどうをボウルに入れて、溶かしたビタースイートチョコでからめ、ココアをふって仕上げるだけ。今回はぶどうとのほかにブルーベリー、からめるチョコは普通のチョコとホワイトチョコ、仕上げはココアパウダーと粉糖を用意して、いろいろ組み合わせを変えて遊んでみました。
このお菓子、いちどに大量にできるし、このうえなく簡単なのに、わっと盛りつければ(←ここ重要)けっこう見栄えがするので、大人数の食事のデザート向きだと思います。何より、トリュフかと思って手を伸ばした人がひと口食べて「!?」と驚くのがなんとも楽しい。というわけで先日、友人のご家族宅で食事を作ってきたときのデザートにしたら好評だったので、調子に乗って昨日また作って、久しぶりに会うお友達への手土産がわりにしたのでした。
何通りか作ってみたけれど、個人的にはいちばん好みだったのは元レシピ通りぶどう×チョコ×ココアかな。。。ブルーベリー×ホワイトチョコ×ココアというのもなかなか捨てがたかったですが。ちなみに上の写真で雪玉に見立てたのはブルーベリー×ホワイトチョコ×粉糖。かわいいんだけど、ちょっと甘すぎたかもしれません。(ところで、
今からちょうど1年前の記事も食べ物×雪のネタでちょっと驚いたりしています。)
さて、そんな写真を撮っている間にも、雪はどんどん溶けていきまして
空はいつの間にか晴れ上がり、日が暮れる前に、ほとんど跡形なく消えてしまいました。日々天気の悪いロンドンにあって、青空が見られるのは嬉しいけれど、なんだかちょっと寂しいなあとも思ってみたり。始まったのか始まってないのか、不思議な冬。