お台所拝見。ただいま4名様分のディナー準備中
本日のメインは魚のもようです
えいえい、とえびやらレモンやらを魚に詰めて
えいえい、と葉っぱで包んで
と、その間におつまみ配給。グリッシーニの生ハム巻き。ぽりぽり
こちらはじゃがいもの生ハム巻き。これは何になるのでしょう
魚、オーブンに入りました~
その間、小鍋でカシャカシャ
大鍋もカシャカシャ。こちらはじゃがいもとローズマリー
フライパンでじゅうじゅう。あ、これはさっきのいもですね~
いよいよ盛り付け段階、緊張が走ります(ウソ)
テーブルの準備も万端です
というわけで、本日の前菜。ポテトの生ハム巻きとほたて ポテトとリークのスープ添え、カリカリのパンチェッタとともに(料理名はテキトー)。フライパンでさっと焼いたほたてと、じゃがいもの生ハム巻きを、クリーミーなスープとともにいただきます。かりっと焼いたパンチェッタ(ベーコンのようなハム)がいいアクセントでした。うみゃ~
さて、シェフがキッチンに戻ったので後を追います(ワイン片手に)
こっこれは…いちじく♪デザートでしょうか。わくわく
と、魚が焼けたもようです
本日の主菜。白身魚と淡水えびのバナナの葉包み焼き、じゃがいもとローズマリーのロースト。バナナの葉で包んだ魚は、蒸し焼きのような状態で、柔らかくジューシーな仕上がり。とても上品な味でした(盛り付けがイマイチですが。って盛り付けたのは自分です。汗)。
ひとしきり飲み、笑い、食い、喋り、シェフじきじきに生演奏も登場
食後のデザート…の、前に、チーズ。オーガニックのカマンベールとタスマニア産チェダーを、キンスのペースト2種とクラッカーとともに。キンスのペーストは市販のものと知人の自家製のもの。どっちがおいしいか食べ比べながら大騒ぎ(そりゃ勝負はもちろん決まってるのですが)。チェダー好きとしてはチェダー+自家製キンスペーストの組み合わせがイチ押しでしたが、カマンベールのクリーミーさも捨てがたく、これとペーストでデザートにしたくなるほど。
が、幸か不幸か(ってもちろん幸なのですが)、本日はデザートもありまして
いちじくのオーブンロースト、マスカルポーネチーズ添え。ブラウンシュガーとバターを載せて焼いたいちじくは、バタースカッチのような風味になって、そりゃもうとろけるようなおいしさ。トレイ1杯分、ひとりで食べていいって言われたら間違いなく全部食べていたことでしょう。言われませんでしたけど。(当たり前)
と、感動の歓待ディナーを頂いたのは、4月の終わり、オーストラリア西岸の町パースに到着した当日の夜のことでした。
オークランドを早朝に出発し、飛行機を乗り換えて約4時間のフライトを2回乗り、現地に到着したのが午後1時だったか2時だったか。ぼんやりしたりおしゃべりしたりしてるうちに夜になり、友人が手料理をふるまってくれました。
仕事の傍ら、パースの有名レストランの厨房で実習(?)をしたり、パーティーに料理をケータリングしたり、そして最近は西オーストラリアを中心に展開する新進の料理雑誌
Spice Magazine の創刊メンバーとして記事の執筆・編集にあたるエネルギッシュな彼は、「毎日こんな料理をしてるわけじゃないよ」と笑いつつも、家庭料理というよりはお店の料理のような手の入れよう。料理の仕方も本格的なら、味も本格的です。(…ちょっと、慣れない撮影条件と撮影者の腕の関係で、写真がかなり全滅してますが、、、 汗)。
でも、料理を食べる段階になれば、一転してすっかりくつろいだ雰囲気。オークランド出発が早朝だったので前の晩は寝ておらず、移動中も合わせて1時間くらいしか寝ていなかったので、晩餐が終わる頃にはかれこれ40時間ほどぶっ通しで起きている計算になったわけで、もちろん眠くてふらふらしていたのですが、料理はもちろんのこと話も楽しくて、ひとりで先に寝ることなんてできないのでした。デザートの後、強いベルギービールをちょっと飲んで撃沈するまでは。。
というわけで、
4月末から5月始めにかけての数日、オーストラリアの西の街パースに滞在しました。お世話になった友人夫妻(頭がよくて面白くて料理も上手な
彼とチャーミングな奥様)は、以前東京に住まわれていたことがあり、その後も何回も日本に来ているので、お宅のそこここに日本らしいグッズ(?)があってかわいい。
前回の記事に引き続き強引に半年近く時間をさかのぼっていますが(汗)、しばらくお付き合いいただけましたら幸いです。