今年もやってまいりました、近所で花火大会。花火といえば、
1年前の前回はぶっこわれたカメラで超現実的な画像を撮影し、その後購入したD70を持って乗り込んだ(というか迷い込んだ)
10月の花火大会では、事前の準備不足のために、せっかくの一眼レフも単なる荷物と化し、写真も全滅。もちろん、撮影仕事ではないし、花火自体は楽しんだので、それはそれでよかったのですが、その10月のときにわたしの尊敬する
師匠がデジタル一眼レフによる花火写真撮影のこつを教えてくださったので、よおーし来年こそは。。。と心に誓ったものでした。
というわけで今年。師匠がさらにわかりやすい説明を
記事にしてくださっていて、それを読み返しながらカメラの設定を確認して、いざ出陣。本日のテーマは「ひたすら押しまくる(シャッターを)」。(*この先、ほぼ自分用のメモです、すみません)
しょっぱなの一発
オオー明るいですね~!
…ではなくて、、、
オオーーこれはやしの木ですね~?
…いや、そうじゃなくて、、
オオーーーこちらはカゲロウでしょうか~??
…、、、 T-T
わかってはいたことですが、なかなかキレイに撮るのは難しいですね。。いやあブレることブレること。。。この日は場所的にも角度的にも寝転がるのが難しかったので、立って、脇にあった手すりの上にカメラを置いて撮りました。でも自分でも判るくらい手が動いてましたし(汗)。
シャッタースピードは Bulbで、絞り値はF9くらいで始めたのですが、想像以上に明るかったのですぐにF22まで上げました。それでも明るいので、途中からシャッターを押している時間をかなり短くしていたら、、、最後の最後にISO感度が400になっていたことに気づく(泣)。…家では最低値(200)に設定していたのに、外に出て、会場の様子なんかを取るときに少し変えて、そのまま戻すの忘れてたのでした。あううう。
さらに、ただカメラを押さえてシャッター押してるだけのつもりだったのですが、∞に設定したレンズのピントが気づかないうちに動いてしまっていたことが何度かありました。その結果、
こ~んなふうにピンボケの写真が大量生産されました(涙)。連続でたくさん上がっているときは、その間じゅうシャッターを押し続けて、画像の確認をしないので、終わってから気づくのでした。。次回は師匠のアドバイス通り、ピントリングをテープで固定しておこうと思います…。
さて気を取り直して続き
こうやって並べてみると、ましに撮れたのはどれもオレンジ系の光のものばかりでした。青とか緑とか、線がきれいに写らないのでございました。。
1時間で400回くらいシャッター押したようですが、そのなかで個人的に最も気に入っているのがこれ。打ち上がっている途中の線がもう少し細く、すーっと伸びていたらもっとよかったのですが…。去年から、「こういうふうに撮りたい」というイメージの花火写真があったのだけれど、なかなかそれに近づくのは難しいようです。はー。
さて、師匠の教えを頭に叩き込ん(だつもり)で臨んだ今年の花火。写真の出来はともかくとして、今回いちばんよかったと思ったのは、この撮り方だと自分の目で花火を楽しめるということでした。シャッター押している間はどうせファインダーを覗いても見えないわけで、そこはもう最初から諦めて、ファインダーを覗きもせず、適当にカメラの角度を調節するだけ。
打ちあがった瞬間を写真に収めるぞ!などという無謀な意気込みをもってカメラを構えると、次々に打ちあがる花火をファインダー越しに追い続けることになってしまうので、なんだか損した気分だなあと思っていたのです。だから、自分の目で花火を愛でつつ、みんなと喋り、飲み、とりあえずシャッターを押しておいて、マシなのが写ってたらラッキー、くらいの感覚でいると、花火大会を満喫できてよいなと思いました。
ということで、どうもありがとうございました>moonisupさん
で、最後はどぱぱぱぱぱぱと上がって
はらはらと消え去って終了。毎回思うのですが、花火が終わる瞬間って、夏が終わるみたいな気がするんですよね。もちろん翌日以降も暑いんですが。
ちなみに、他にも今回の花火の写真を何枚かスライドショーにまとめています。きれいに撮れたなんていうのではなくて、花火らしく撮れたかな、という自己満足なわけですが、ご興味がある方は
こちらをどうぞ。
ところで、花火があった週末は
麻布十番納涼まつりの最中でもありました。それを思い出したので、花火の翌日、カメラを抱えて出かけてきました。
麻布十番のお祭りに行ったのは大学生のとき以来なので、実に20年ぶりか(嘘)。それにしても、当時も混んでると思ったけれど、この日も激混み。歩くのがせいいっぱいで、カメラ構えるどころの話ではありませんでした…。というか、わざわざ白いジーンズを履いているところに、わざわざカレーとナンを買い、予想通りシミをつけて、いっさいのやる気をなくしたわたしです(涙)。あとはカキ氷食べて、スパークリングワイン飲んで、ビール飲んで、たこやき食べて、フローズンベイリーズなるものを飲んで、お祭り気分を楽しんだのでした。花火もお祭りも、今月末で帰国してしまう外国人の知人に声をかけて一緒に行ったのですが、日本の夏を楽しんでもらえたかな。
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さて、まったく関係ない話ですが、去る8月22日頃、ブログ(というかその前身のウェブ日記)を始めて3周年でした。年々更新頻度が少なくなり、写真の枚数は多くなり、と変化はありますが、基本的に食べものでできている、という部分は変わらないし、これからもそうなのかな、と思います。
この3年の間に、ブログを通してたくさんのすてきな方々との出会いがあったとともに、料理や写真つながりでお仕事を頂いたり、新聞に料理コラムの連載をさせてもらったり、新聞や料理雑誌でブログを紹介していただいたりしたほか、今年はこのあと雑誌にレシピを載せてもらったり、写真を載せてもらったりするようです(ほとんど海外メディア)。どれも、ブログを続けていなかったら経験することはなかったであろう機会なので、ブログの影響は大きいなと改めて感じています。
ブログを見に来てくださる皆様、そしてブログを続けるにあたっていろいろな刺激やインスピレーション、ご協力をいただいている皆様、いつも本当にどうもありがとうございます。これからも相変わらずマイペースなブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。