冬深まり、色失せる山奥。
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初夏のイングランドの味
毎日暑うございます
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毎日暑かった7月のイギリスでグースベリー摘みをしたのは先日書いたとおりですが、目の前に並ぶグースベリーの木を見てわたしの頭に真っ先に浮かんだのが、昨年のイギリス旅行で買った雑誌のことでした。

それはイギリスの料理雑誌delicious.。たまたまそのときの最新号(Issue #66, June 2005)にグースベリーを使ったお菓子の特集が載っていて、興味を惹かれたものの、わたしがイギリスにいたのは5月の終わり頃で、グースベリーには若干時期が早かった。イギリスにいてもかなり出頃が短い果物で、お店を探す時間もあまりなかったし、東京に帰ってくると見つけるのはさらに難しい。というわけで、雑誌のレシピを指をくわえて眺めていたのです。

そして苦節1年。(←大げさすぎ)
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今年の渡英はグースベリー的には(?)絶好のタイミング。みんなで摘んだグースベリーはナオコさんがピュレにしてヨーグルトと一緒に出してくださいました。それがまたおいしかったので、嬉しくて、やっぱりいろいろレシピを試したくなってしまいました。

というわけで、そのあとお店で買ったグースベリーで、いそいそと。
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まずはGooseberry, lemon & macadamia nut crumble。果物は何でもクランブルにしないと気がすまない性分のようです。ばかのひとつ覚えで結構(←開き直り)。ベリーは少量の砂糖とレモンの皮のすりおろしをまぶすだけ。マカダミアナッツ入りのクランブル生地を載せて焼きます。ベリーの酸味が生かされるお菓子かと。

次はピュレにして
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Gooseberry & elderflower fool。グースベリーを使うレシピを物色していると、かなり多く見かけるのがこのエルダーフラワーとの組み合わせ。出回る時期がだいたい同じというせいもあるでしょうが、甘い花の香りとベリーの酸味がよく合うのかもしれません。同じく旬が短いエルダーフラワーですが、こちらはコーディアルで手軽にできます。
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レモンと砂糖で柔らかく煮たグースベリーをピュレにしてエルダーフラワーコーディアルで風味をつけたものを、泡立てた生クリームとカスタードクリームと合わせるだけ。フィンガービスケットを添えて食べます。クリームと合わせるので、全体的にやさしい味です。

さて、その特集にはグースベリー&ジンジャーチーズケーキとか、グースベリーとオレンジとアーモンドのケーキとか魅力的なレシピがほかにもあったのですが、今年はそこまでベリーも時間も足りませんでした。。。というわけでそちらは来年以降のお楽しみとして、とりあえず1年越しの野望がかなって満足なのでした。

ところで、シェフィールドから足を延ばしたBakewellの街の小さなお店で、グースベリーとミントのコーディアルなるものを見つけたので、思わず購入。季節限定だったし。
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で、その1か月後、暑いわ蒸すわな8月の東京にて。Bakewellのあと行ったChatsworthで買ったヘンプ&グレープフルーツのスパークリングウォーターで割ってみました。超さわやか。
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えー実は最初は普通の水で割って飲んだのですが、わたしにはちょっとミントが強すぎました。。こういうふうに、柑橘の風味がついた炭酸水とか、ジンジャーエールあたりで割るのがわたしには合っているようです。ちなみにコーディアルといえば、上にも出てきたエルダーフラワーのほうは昔から好きでよく買っています。花や果実のエキスを濃縮させたシロップのようなもので、ふだんはこれを水やお湯で薄めて飲むのが好きですが、お菓子を作ったりもします。

というわけで、グースベリーのコーディアルもお菓子に使ってみた。
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グースベリーのシラバブ、ミントのショートブレッド添え。コーディアルにミント風味がついているので、添えるクッキーもミント風味で、ということで生のミントの葉を刻んで生地に焼きこんでみた。ハーブのショートブレッドといえば以前からローズマリー入りが大好きだし、生地に生のミントを入れるのも昔ダブルチョコレート&ミントクッキーを作っておいしかったので、これもいけるのではないかと踏んだわけです。今回は焼きすぎ&生地がダレてるのですが(大汗)、これもさわやかでおいしかったです。シラバブは生クリームを泡立ててコーディアルを混ぜただけ。食べるときにコーディアルを少しかけました。

ちなみにsyllabub(シラバブ)というのは生クリームに酒とか果物を合わせたもの。これにカスタードクリームが入るとfool(フール)で、そこにさらにスポンジを合わせるとtrifle(トライフル)になる、というのが、イギリスの伝統的なお菓子3種類に関するわたしの強引な認識です。いや、違うかもしれませんけどね。


こんな感じで、今年の夏はグースベリーをいろいろ楽しむことができて嬉しい
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またグースベリーの季節にイギリスに行けたらいいなと思いつつ
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まだまだ暑い東京地方の夏、もうちょっとがんばって乗り切ります。ウス。
by zo.chika | 2006-08-16 23:54 | 一日一膳