冬深まり、色失せる山奥。
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丘の上のホテルにて
ロンドン2週目、週明けはまだどんよりな空
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でも今日はちとぜいたくをする日なのでした。(わたし的に)




さかのぼること約2週間前、思い出の場所にでかけてきました。それはロンドン郊外はリッチモンドの丘の上に立つホテル、The Petershamのレストラン。偶然、mappetさんもここのレストランに行ってみたかったということだったので、一緒に出かけてきました。いや、わたしは助手席に乗ってただけですが。。

リッチモンドパークを抜けて、ぶーんと坂道を走り
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馬に注意の標識がおもしろいと思ってカメラを向けたら、Petersham Roadという名前の通りでした。(でもホテルがあるのは別の住所。)

前回ここに来たのは2004年の4月初旬。ロンドンはまだまだ肌寒い頃で、雨のぱらつく日でした。
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あれから2年。比較的こぢんまりとした建物は、変わらぬ姿でそこにありました。もっとも、1865年創業ということなので、2年やそこらの年月などはゼロに等しいのかもしれません。

この日はランチだし予約もしないで行きましたが、レストランはわたしたちが最初のお客で、スタッフものんびり。ウィンブルドンにも近いこのホテルは、全英オープン開催期間中はかなり忙しかったとのことですが、それもちょうど終わったところだったので、リラックスした雰囲気が流れていました。こちらもつられて(?)のんびりメニュー物色。こちらの料理はいわゆるモダン・ブリティッシュという範疇ですね。
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すいません、、、わたしだけワイン飲んでます、、、 軽いロゼ。おいひかった~

ちなみに店内の様子や外の景色もすてきなのですが、今回はまったく写真に納めていないので(汗)、mappetさんの記事やレストランのサイトをご覧ください。。。
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ほんのり温かいパン。パンがおいしいレストランでは往々にしてパンで腹が膨れてメインの料理が入らなくなるということが起こるので、少しだけ。。

なかなか来ないねぇ~とおしゃべりしながら待っていると
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来た来た、まずは前菜。
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mappetさんが頼まれたのはアスパラガスの一品。English Asparagus (leek and cucumber butter, deep fried poached egg) という名の通り、ポロねぎときゅうりのバター(?)とポーチドエッグのフライが添えられています。。ポーチドエッグのフライって初めて見たよ~、どうやって作るんだろう、まずは普通に卵をお湯に割りいれて、固まってきたところで取り出してフライの衣をつけて揚げるのかな??とヒソヒソ。少し分けてもらいましたが、ソースもおいしかったし、アスパラガスの火の通り具合もちょうどよかったです。
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わたしのはこちら、Duck Salad (ceps and apple)、鴨のサラダ ポルチーニとりんご添えといったところでしょうか。鴨が好きなのでメニューにあるとつい頼んでしまうのです。。これ、鴨は葉っぱの上に載っている薄いやつだけではなくて、中にもコンフィのように甘く料理した肉片がガサガサ入ってました。その鴨といい、カラメル風味にソテーされたポルチーニとりんごといい、バルサミコ風のドレッシングといい、全体的に甘めな仕上げでしたが、とても好みな味。
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そして、正直言ってパンとこのサラダだけでおなかいっぱいかも、というくらい、結構ボリュームがありました。mappetさんのほうは軽めなので、まだ余裕かな??

しかし本番はこれからであります。
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どーんと来た、メイン料理
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あちらのほうにも。。。mappetさんのメインはBaked Seabass with Seaweed (fried oyster, crushed celeriac with saffron)。シーバスのグリル 海草のソース、牡蠣のフライとサフラン風味のセロリアック添え。こちらも見目麗しい盛り付けでした。にしても、そーとーでかい切り身ではあります。
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…いや、人の心配をしている場合ではありませんでした。わたしが頼んだのはPork en Crepinette (fois gras mousseline, beetroot puree & puy lentils)。豚のクレピネット包み フォアグラのムースリーヌ、ビートのピュレ、ピュイ産レンティル添えということで、前菜もメインも肉かい!という話はさておき、クレピネットというのは肉の網脂という部分を指すようです。と、食べてるときはそんなことを知っていたわけではなく、この肉の周りの部分はどちらかというとふわふわの卵っぽい味がしたような気がします。…いや、これは肉の部分は決して法外に多かったわけではないのですが、この回りの部分が結構腹にたまりました。。いや、食べ始めた時点で既にちょっと苦しかったのですけれども。

それにしても量多いな~、、前もこんなだっけ?いや、そういえば、帰りの電車で、みんなで「苦しい~」って言いながらホテルに戻ったっけ…と思い出す。ふたりで「ぎゃー苦しいよぅ」とぼやきつつ、だいたい食べ終えました。

んが、デザートはやめとこうか、という話はどちらからも聞かれませんでした。なぜだろう。。
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mappetさんが頼まれたのはこちらのお勧め、Chocolate Moelleux - Caramelised Banana and Ice Cream。フォンダンショコラみたいな感じの中がとろっとしたチョコレートケーキが、カラメルを絡めた(?)バナナの上に鎮座ましまし、その上にチョコレートとアイスクリーム。きわめて写真栄えのする一品ですね。味もとてもおいしかったです。
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わたしのはこちら、Mille Feuille of Citrus Cream - Fresh Berriesというもの。パイ生地はもうちょっと薄くぱりっと焼いたほうが個人的には好みですが、クリームはおいしかった。そして実は、添えてあるチュイールとラズベリー(たぶん)のソルベがと~ってもおいしかった!普段、食後のデザートにアイスとかシャーベットは頼まないほうなのですが、これだけ満腹だと、こういうさっぱりしたものが合うのかもしれません(いや、無理してデザート食うなって話なんですが 汗)。
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というわけで、コーヒーと紅茶をそれぞれ飲んで、ああ、食った食った、とひと息ついて、満足感と満腹感を抱えてホテルをあとにしました。


前回ここに来たのは、姉夫婦の結婚式の後でした。お友達のひとりが教えてくださった場所で、ウェブサイトを見たらいい感じだったのでここに決めたのです。家族数名だけでのこぢんまりとしたディナーでしたが、いいシャンパン(Krugですな)をあけて、おいしいブルゴーニュの白ワインをあけて、夕暮れ時から夜遅くまでゆっくりとおいしい食事を楽しんだ晩でした。

食事はおいしかったし、スタッフの方の対応も好感が持てたし、あそこまた行きたいね~、と今でもときどき話したりしていたので、今回はわたしだけフライングした形になりました。。。ホテルのフロントに備えつけてある葉書をもらって、後日、姉夫婦あてに一筆したためたのですが、今回の滞在ではなぜか切手を買う機会もなく、結局投函できずに日本に持ち帰ってきたのでした。。「郵便局行く暇がなかったよ~」と言って手渡ししたら、「レストラン行ってる暇はあったのにねぇ~」と返されました。。。イタイ、イタイ、、、
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ちなみに、帰りがけに「オカシです」と言って手土産をいただきました。オカシ?オカシって何??と思ったら、柔らかいキャラメル(たぶん自家製)でした。そうか、「お菓子」か、、、ここもやはり日本人のお客が多いのでしょうか。

いい思い出だけをもって戻ってきたこちらのレストラン、今回もいい思い出になりました。また来たいなあ、特別な日に(いや、普通の日でもいいんですが)。相当、おなかすかしてこないとダメだけど。
by zo.chika | 2006-07-26 00:51 |