冬深まり、色失せる山奥。
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愛情
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妻(ちゅたん:仮名)は風邪でずっと寝込んでいました。39度の熱を出して3日間、死んだように寝ていたあと、熱がひいていったん復活したようにみえたものの、頭が重くて体がだるくて起き上がれず、またずっと寝込んでいました。

夫(めたん:仮名)は毎日心配しながら仕事にでかけ、帰って来ては「困ったね、どうしようね、」と看病していました。めたんも毎日忙しいので、食事は買ったもので済ませたりしがちな日が続きました。

そんなめたんは今日はめずらしく早く帰って家にいることができたので、台所を片付けて、夕食のしたくをしました。一人暮らしが長かっためたんは料理は苦手ではなく、結婚後もときどき料理もしていたので、この日が特別、というわけではありません。その間もちゅたんは死んだように眠っています。

「ごはん、できたよー」という声とともに扉が開き、台所からいい匂いが漂ってきました。ちゅたんも起き上がってきました。

「ごはん作れなくてごめんね、どうもありがとうね」と言うちゅたんに、めたんは答えました。

「うん、ちゅたんどうして風邪治らないのかなあ、ずっと寝てるのに、心配だなぁって思って。これは、めたんの愛情が足りないのかなぁって」
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そんなわけで、めたんがちゅたんのために愛情をこめて作った晩ごはん。めたんいわく、野菜切っただけサラダと、思わず煮込みすぎちゃったシチュー。小たまねぎと芽キャベツが入ったこじゃれたシチューですが、芽キャベツは写真に写ってないですね、ごめんね。

おいしーね、ちゅたん、これではやく元気になるといいね、と言いながらみんなで食べました。
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*この話は実話ですが、わたしの話ではありませんのであしからず。わたしは、食事のご相伴に預かっただけです。おいしかったです。
by zo.chika | 2006-01-25 23:08 | 一日一膳