冬深まり、色失せる山奥。
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型買い。
しばらく前に、ひとめぼれしたその方。 
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違った、型。お菓子の本を見ていて、目が釘付けになったそれは、普通のパウンドケーキ型なのですが、側面がパカっと四方に開くようになっているのです。それがあまりにもかわいくて、思わず出版社に問い合わせをしてしまいました(出版社に雑誌書籍掲載物の問い合わせをしたのなんて初めてです)。

その本は、島本薫 著『パウンドケーキ大好き』(文化出版局, 2005)。メールを出して数日後、文化出版局の方からお返事があり、著者に直接確認してくださったところ、パリのConran Shopで購入された私物とのこと。著者の島本薫さんはパリ在住されていたという方なので、そうかもなあ、とは思っていたのですが、だめもとで翌日、東京のコンランショップに行ったら、あ、あった!あっさり見つかったので拍子抜け。。

覚悟していたほどに値段は高くなかったのですが、迷ったのはその大きさ。長辺22cmの型は、わたしが普段作る量を考えるといかにも大きすぎるし、小さく火の回りの悪いオーブンで焼くのに適しているのだろうか、と悩む悩む。使わないものは買いたくない性格なので(モノを増やすのが苦手なのです)、とりあえず頭を冷やそうと店を出る。カフェでお茶を飲みながら考えて、結局、ええいと買って帰ってきました。

エヘエヘ。
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ええ、ひとつ買ったら、勢いでもうひとつ買ってしまいました。しかも似たようなパウンド型。でもこちらは、衝動買いではなくて、ずいぶん前から目をつけていた、Matferの背の高いパウンド型(長辺18cm)。形がスマートだし、きれいに焼けそうなので欲しかったのだけれど、これでも今はちょっと大きいかなあ、と考えあぐねていたのです。でも22cm買っちゃったから、18cmも同じかなーと(なのか?)。しかし、18cmのパウンド型なら持ってるのに(手元にはないけど)、こんなにパウンド型ばっかり買ってどうするのかなあ。


さて、どちらもブリキ製のようなので、実際にケーキを焼く前に空焼きをして(微妙に失敗した気もするけど 涙)、いざ、初使用。最初に焼くケーキはこれにしよう、と決めて材料を揃えて、まずマトファーの型で作ったのが、Dorie Greenspan著、Chocolate Desserts by Pierre Herme (Little, Brown, 2001) に載っていたチョコレートケーキ。アーモンドペーストとココアが入った生地に、刻んだチョコレートとナッツ(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ)がぎっしり入った、いかにもずっしりリッチそうなケーキ。
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…と思ったのですが。出来上がりは確かにずっしりなんだけど、期待していたほどしっとりしていない。単に焼きすぎだったものと思われます(涙)。秋らしく、栗の渋皮煮とかも入れてみたんですけどねえ。

一方、コンランショップで買った型(メーカーとか書いてなかったので不明、フランス製らしい)の初仕事(気分的には)は、いちじくとピスタチオのケーキ。donna hay magazine (Issue #18, 2004) のクリスマス特集に載っていたこれは、伝統的な重たいクリスマスケーキとはひと味違った軽めなもの。いちじくもピスタチオも大好き、その両方合わさったのはもっと好き!なので、絶対に試そうと思っていました。

このフルーツケーキ、フルーツはいちじくとカランツだけ、ナッツはピスタチオだけ。フルーツとナッツを漬けるのはラムでもブランデーでもなくマルサラ酒(ワインの一種)。今回は、カランツの代わりにグリーンレーズンを使い、またマルサラが間に合わなかったので、甘口の赤ワインにブランデーを少し足して勝手に代用しました。フルーツの量に対して酒がずいぶん少なく見えたので、分量よりもかなり多く使用。このフルーツとナッツとワインを合わせた段階のものが、味見をしてみたらすっっっごくおいしくて、思わずぱくぱく食べ過ぎて危うくケーキの分がなくなるところでした(汗)。
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焼き上がりにワインを振るのを忘れたのですが(涙)、このケーキ、風味がよくてほんとにおいしかった!しかし、また焼きすぎた!(ToT)。まだ使い慣れないオーブンだったせいもあるのですが、どうも調理全般、焼きすぎる傾向にあるわたしです(涙)。でも、ケーキ自体はとても好みの味だったので、また作ろうと思います。


ところで、フルーツケーキといえば。
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先月中旬、今年のクリスマスケーキ用にお酒に漬け込んだドライフルーツ。当初の予定では、クリスマスの1か月前、つまり11月の下旬にはケーキに焼きこむつもりだったのですが、その後、気が変わりました。今年は、今までと違うフルーツケーキを作ってみようと思っています。…いや、ドライフルーツが入るケーキという点では同じなのですが、その本によると、作って4日後以降に味が練れてきて、2週間後くらいにとてもおいしくいただけるが、それ以降は風味が落ちる、のだそうです。なので、12月の中旬頃に焼いてみようと思っています。…結局、去年と同じか。。。

山の秋@前回の記事、写真を含めて更新しました。

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by zo.chika | 2005-11-29 14:02 | 一日一膳