冬深まり、色失せる山奥。
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ございます
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本日、ございます 豆大福。
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学生の頃、学校のすぐ近くに小さな和菓子屋さんがあって、よく授業の後(いや前だったかも)に寄ったりしていました。わたしは何せ昔から餡が苦手なので、和菓子屋に足を踏み入れること自体が不思議といえば不思議だったのですけれど。当時付き合っていた人が和菓子好きだったり、なかには自分でも好きなお菓子があったり、お店に入るとさっとお茶が出てきたりして、その店に寄るのが何となく好きだったのです。久しぶりに足を運んだら、ちょっと外観が変わってました。

そこのお店で、自分のために買うものはだいたい決まってました。
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大粒餅。道明寺でできた大福で、普通の餡ではなくて白ごま餡のは好きでした。久しぶりに食べたら、思っていたよりもごまの味がしなかったかな。でも小さいので、ぱくぱくぱくっと食べられます。

で、この日は曜日限定の豆大福があったので、せっかくだからそちらも。
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こちらは自分では食べないので家族に。甘くなくて、ほんのりしょっぱい大福の皮に餡がくるまれています。上品な味、だそうな。うーむ、わたしは大福食い人種ではないので、よくわからんです。

…いや、わざわざ店まで来たのは、豆大福がある日だから、というわけではないのです。この日のお目当てはこちら。

どどーん
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このツヤ!
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季節限定、美味芋(「うまいも」)。和風スイートポテトと銘打ったこれは、芋羊羹ほどに和菓子ぽくはなく、スイートポテトほどに洋菓子ぽくもなく。程よい甘さと、もう、イモ!イモ!と主張した味。ここのキャンパスにいた2年間、秋の間はこれを食べまくってました。卒業してからも、秋になるたびにこの美味芋のことを思い出してはいたのですが、なかなかこの時期にこの場所まで足を運ぶ機会がなく今に至り。久しぶりに手にしたそれは、以前と同じようにずっしりと重みがあり、以前と同じようにイモの味が濃くて、一気に学生時代のことがいろいろ思い出されました。


最近はますます涼しくなって秋も本番という感じだけれど、さすがにまだ紅葉には早い。
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いちょうの木も、まだまだ葉っぱは緑が多い。

そうかと思うと、すっかり葉の色が変わった木もあったり。
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足元には色づいた落ち葉もちらほら。


わたしが卒業してからキャンパスの様子も変わり、駅から学校に行く道沿いには、知らない店がたくさんできていて、時の経過を感じられずにはいられません。でも、変わらずに古ぼけた店があったり、昔入りびたっていた場所がひっそりと姿を変えずに残っていたり。なじみの和菓子屋にも、昔からの商品と新商品が一緒に並ぶように、街も新旧のものが混在しながら年月を重ねるんだなあ、と懐かしの味の和菓子を手に複雑な気持ちになった秋の夕暮れでした。
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by zo.chika | 2005-10-28 23:52 | 一日一膳