あまりのうすら寒さに、秋通り越して冬かっ??と
昨日は書いたのに、今日は一転してさわやかな秋晴れ。いや、こういう日を待っていたので、いいんですけどね。
さて、ほんとに冬になる前に、ここらで総決算をしておかないと。
この秋、食べ狂ったアレ、いちじく。いちじくは数年前から突然好きになったけれど、こんなにアホのように食べまくったのは今年が初めてかも。タルトを焼き、ケーキ焼き、ハムで巻き、もちろんそのまま生でも食べまくり。ブログで紹介したもの(「関連記事」参照)以外にも、
mangobanapakoさんのお手伝いをした
いちじくのパンフレット用にもいくつかいちじく料理を作っているので、ほんとにいちじく三昧な日々でした。
んで、作って食べたきり、まだここのブログに載せていないものを拾ってきました。ひとつがこちらのケーキ。
生のいちじくを、甘口白ワインとオリーブオイルを使った生地に焼きこんだお菓子。
スパイス風味のデザートワイン煮を作ったときに残ったワインシロップを入れています。
デザートワインを使った焼菓子は、
去年も作っているのですが、そのとき使ったレシピでも、オリーブオイルを生地に入れていました。よくある組合せなのかも。
今回のレシピは、材料をみるに、卵の比率が高いので、クラフティ系の生地なんだろうか…と思ったのですが、レシピを試した人のレビューでは「カトルカールみたいな感じ」とのこと。
実際、焼き上がりのケーキはさっくりした感じ。焼けて柔らかくなったいちじくと合っていて、なかなか。レシピにはありませんがくるみを足したので、カリカリもいい感じ。いろんなスパイスが溶け込んだシロップの味は…残念ながらあまりわかりませんでした。。。あ、あと、焼きたてはおいしかったのだけれど、翌日にはちょっとべちゃっとした感じになってしまった。
で、そのシロップを使った焼菓子をもうひとつ。今度は、生とドライのいちじくを両方焼きこんだ、その名もgateau deux figues(2つのいちじくのケーキ)(多分)。レシピは雑誌の
ELLE a Table(フランス版)から。
…ですが、書店で立ち読みしてレシピを覚えてきたので(汗)きちんと書籍データを調べてません。調べて判り次第更新します。。。さて、こちらも甘口のマスカットワインを生地に混ぜるレシピですが、生地自体はオリーブオイルではなくバターを使う、ごく普通の配合。あ、アニスのお酒も混ぜることになってますがこれは省略しました。アニスはワインシロップにも混ざってるし、もういいだろう、ということで。それから、上にアーモンドを並べる代わりに松の実にしています。
んで、これ。割りと普通のケーキの配合だけあって、割りと普通の味でした。。生のいちじくが、かなり熟れたものを使ったせいか、焼いたらトロンと生地に混ざりこんでしまい、あんまり味が感じられず。。。もっと入れてもよかったなあ。あ、ここでも残念ながらワインの味はあんまりしなかったです。たいした量が入らないからなのだろうけど、まあ、そういうもんなのかもしれないです。(寂)
ちなみに、これでもまだ使い切らなかったワインシロップは、さらにドライフルーツの漬け込みにあてました。それで近日中にケーキを焼く予定。
てなわけで、8月末から1か月半にわたって食べまくったいちじく。いろ~~んなものを作ったけれど、シーズン最後のものはやはり、そのまま生で。
今回自分で作ったなかで、特に気に入ったのは、
このタルトと
このワイン煮、それから
パンフレット用に作ったオーブンローストかな。しかし、こんなに作ったというのに、まだまだ試せずじまいだったレシピはあるのです。。。山羊チーズのタルトとか、クランブルとか、ムースとか。それはまた来年のお楽しみ。
この数週間というもの、しつこく登場するいちじくネタにお付き合いいただきまして、ありがとうございました~!
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