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とっても普通、でも特別
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フランスの家庭的な焼菓子というと、マドレーヌやフィナンシェあたりが思い浮かびますが、同じくフランスでは一般的であるらしいのに、外であまり知られていないかな、と思うのがgâteau au yaourt、つまりヨーグルトケーキ。ケーキ生地にヨーグルトを入れて焼くタイプです。




フランスのお菓子本やレシピサイトでは必ずと言っていいほど見かけるこのお菓子、作り方は材料をがーっと混ぜて焼くだけ。しかも、基本の生地の材料と分量は、ほぼ決まっているようで、いくつかの本とサイトを見てみると、まったく同じ分量が並んでいたりします。

それだけフランスでは定番のお菓子なんだろうと思われるのですが、ほかの焼菓子レシピと大きく違う点がひとつ。それは材料の量りかた。スーパーなどで普通に売っている、小さいヨーグルトの容器を計量カップ代わりにして、他の材料を量るようになっています。日本と同じく、お菓子レシピはすべて重量表示のフランスにおいて、まるでアメリカのように容積で計量するのがちょっと異質らしい。とはいえ、ごく身近な材料を、素材の空き容器を使って計量し、へら1本で混ぜて作れるというあたりが、小さな子供が親と一緒に焼くお菓子として親しまれる理由のひとつなのかもしれません。

さて、日本で作る場合は、市販のヨーグルトの容器サイズが必ずしも同じではないので、普通に計量カップで分量を量りますが、混ぜて焼くだけというところは本家といっしょ。で、いまから遡ること約2か月前に、家で焼いてみたのがこちら。(番外編用に作ったものです。)
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7月半ばだったので、ブルーベリーを入れて焼いてます。型の底にブラウンシュガーをふってベリーを散らし、生地を流し込んで焼いて、逆さに返した状態。

上にも触れた基本の生地というのは、ヨーグルト、砂糖、卵、粉、ベーキングパウダー、油なのですが、手持ちのフランスの料理本では3冊に掲載されていたヨーグルトケーキのレシピのうち2つがまったく同じ配合で、かつバリエーションも似たようなものをあげていました。それは、砂糖をブラウンシュガーにするとか、粉の一部をアーモンドパウダーに、油をバターまたはクレーム・フレッシュに代えるというもの。どちらもわたし好みだったので、さっそく試してみました。焼き上がりは、しっとりして、やさしい味。生地自体はとてもシンプルなものなので、果物やチョコレートを入れたりと、バリエーションをきかせやすそうな生地でした。

というわけで、今月の初めに作ってみたのが最初の写真のもの。いちじくとローズマリー版です。こないだはタルトにしているこの組合せ、あまりに好みなので、あっちこっちに流用しまくっています。それについてはまた今度。

生地は前回とほぼ同じで作成。アーモンドパウダーがなかったのでヘーゼルナッツパウダーを使い、油の代わりにクレーム・フレッシュで。型に生地を入れてから、上にいちじくのスライスを載せて、カソナード(ブラウンシュガーね)をふって焼きました。
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自称ローズマリー中毒のわたしは、ローズマリーを愛するあまり、いつもつい入れ過ぎてしまう傾向にあるので、今回は「ちょっと少ないかな?」くらいでやめておいたら、ちょうどいい感じに仕上がりました。うん、おいしかったー。

ところで。2か月前に、ブルーベリー入りのものを作った際、ここで写真に載せたリング型のものとは別に、マフィン型でも焼いていて、それも写真には撮ってあります。で、いつもベランダまたはその近くで食べ物写真を撮っているのですが、この日も、夕方に慌ててベランダで写真を撮っていました。いらないものが写らないよう、ぎりぎり端っこまで寄せて撮っていたら、、、


、、、コロっと1個、投身自殺(汗)。地面に落下したうえ、ここは2階で、建物の構造上、下の土地には入りづらいので、取りに行くのも諦めて放置したのですが、翌日の朝、ベランダの下を見たら、ケーキは跡形もなく消えていました。
…やっぱネコですかね。まあ、誰かが食べてくれたから完全なる無駄ではなかったということで。。。

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by zo.chika | 2005-09-18 02:39 | 一日一膳