冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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初夏のオレンジ色
もう初夏というより盛夏になりつつありますけどね、、
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これもあったんです、そういえば。


前回、ラズベリー摘みに出かけてきたので今度はその話を・・・と書いたのですが、実はラズベリーの前にあんずを採りに行っていたのでした。






(まだ)梅雨の合間の晴れて暑い日。
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家族の知人で庭にあんずの木がある方に、熟した頃に採らせてください♪と先月からお願いして、まだかなー、そろそろかなー、と楽しみに待っていたところ、「もうだいぶ熟れてきて落っこちてるから採りにきてー」と声をかけていただいたのが先週の始めくらいだったでしょうか。ではでは、と速攻お邪魔してきました。


おぉ、落っこてる落っこってる。
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こちらは、2年前にもあんずを採らせていただいたお宅で、去年はあまり実がつかなかったそうなのですが、今年はたくさんなったようです。


うちの分はもう採ったから、残りは採っていっていいですよ、と言っていただいたので、遠慮なく手が届く分はいただいてきました。
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にしても、あぢーー!

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かなり大きな木なので、脚立に上って採って、手が届かないのは棒で落として拾ったりとか。


それにしても、あんずって色と言い大きさと言い、本当にかわいいんですよねー。
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そんなわけで、やたら写真撮りまくり。。


さて、大きな木はぱっと見るとそんなに実がついていないように見えるのですが、採り始めてみると思ったよりもたくさんあって、あっというまにかなりの量になりました。
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売っているものと比べると見た目がよくないものもあるけれど、売っているものよりずっと熟れていて、とってもおいしそう。うれしー。


ところで、あんずのついでにもうひとつ頂くものがありました。
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これこれ。


これは何かというと、くるみ。まだ若い実のうちに採ったものをお酒に漬けるのです。
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イタリアではnocinoと呼ばれるこのお酒、これも2年前、同じお宅であんずと一緒に採らせていただいて作っているので、詳しくは当時の記事を見ていただければと思いますが、そのときに漬けてできたお酒が、これがもうすんごいおいしかったのです。試しにと少量しか作らなかったのと、人に差し上げたりしてだいぶ少なくなったので、次はもっと大量に作ろう、と家族で話していたくらい。なので、これもとても楽しみにしていました。


本来はもう少し早い時期(もっと未熟なうち)に採って作るものかもしれないのですが、まぁ前回もおいしくできたし、大丈夫でしょう(ということにしておく)。
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この中心のほにゃほにゃした形(?)のところが実になっていって、秋にはわたしたちが普段見るような形の「くるみの実」になるのです。何度見ても不思議~。


レシピは前回と同様こちらで。わたしはウォッカで、母は同じレシピでホワイトリカーを使って大量に漬けていました。ちなみに母は前回、日本の自家製果実酒の本にあったレシピで砂糖が少なくスパイスも入らない作り方で漬けていたのですが、わたしが使ったやり方のほうが圧倒的においしかったので(ま、砂糖の量も違いますが ^^;)、後から砂糖とスパイスを足していました・・・。
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実を入れたそばから鮮やかな黄緑色になり、これが地球外生物のような(違)メタリックグリーンを経て、ほぼ真っ黒に変わっていきます。ちなみに、横にある小さい瓶が、その2年前に漬けたもの。これで最後なので、もう少し置いておいて大事に飲みます。




・・・話がちょっとそれましたが、あんずに話を戻します。
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さて、ブログでも何回か書いているように、あんずはわたしが苦手とする数少ない果物のひとつなのですが、ここ数年何だかいろいろ作って食べているうちに、火を通せば結構楽しめるかも、ということがわかって、今年あたりは杏のシーズンが来るのをかなり楽しみに待つほどになりました。これはもう、あんずを克服した、と言ってもいいかなと。



・・・もっとも、どんなによく熟れたものでも、これは!と思ってそのまま食べてみると、やっぱりイマイチ。。何というか、甘みも酸味もぼーっとしているというか。(以前、フランスで食べた杏でそのままでもおいしかったのがあるのですが、あれは品種が違うのではないかと。)
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こんなにおいしそうなんですけどね~。


でもそれが、火を通したとたん、酸味がものすごくはっきりと出て(甘みはそれほどでもない)、香りもよく、全体的に鮮烈な風味が引き立ちます。やっぱり杏はちょっと手を加えてこその果物、という気がします。


というわけで、今年もこれを。
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あんずのソース。2年前に母が作っていたのがものすごくいい香りで、これで杏を見直したと言っても過言ではありません。あんずを刻んで種を取り(皮はそのまま)、糖分を加えて火にかけ、あんずが煮崩れるまで煮るだけ。去年は自分で、砂糖の代わりにはちみつを入れて作ったのですが、瓶に入れたものが冷蔵庫の後ろのほうに残っていて(汗)、つい先日開けたら、なんとまだ大丈夫でした(!)。


それで、今年もまたはちみつで作ったわけですが、母が「白ワインをちょっと入れて煮たら香りがよくておいしかった」と言っていたので、わたしも真似して入れてみました。あんずの重さ(正味量。種を取り除いた状態)の1/4くらい(適当)のはちみつと、白ワイン(だぶだぶっと。さらに適当)を入れて煮ています。
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わたしはこのまま食べるというより、お菓子などを作るのに使うつもりなので、甘さはかなり控えめです。ヨーグルトにかけたりとか、そのままで食べるのであればもうちょっと甘いほうがいいかもしれません。糖分が少ないので保存は冷蔵庫が無難かと思います。 (・・・と言いつつ、煮沸消毒もしたので、やや低め常温くらいで置いておく予定。。)


で、一緒に写っているのは、例によって酒類です、はい。
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ブランデーと氷砂糖で漬けたもの(右)と、白ワインを主体にウォッカとはちみつ、カルダモンを足したもの(左)。前者は一昨年、後者は昨年に作っています。ちなみにブランデーのほうは、長期間漬ける果実酒には若干未熟な果実のほうが向いているらしいので、お店で買ったものを漬けています。(あれだけ摘んできた以外に、結構買ってます、、ははは)。



思えば去年は、短いあんずの季節を微妙に逃して、あまりいろいろ作れなかったので(悲)、今年こそは、、とせっせと漬けたり作ったり。去年の無念を果たしました(違)。今年ももうそろそろ旬が終わる時期なので、次に買い物に行ったらまた買ってしまいそうです・・・。
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保存用以外にお菓子も作っているので、それについては(例によって)また今度。
by zo.chika | 2012-07-19 23:44 | 季節