梅雨らしい天気になりました
しとしと・・・というか、ざーざー。そして、じめじめ。
さわやかな果物がますます嬉しい気候です。さくらんぼとかね。
わたしにとっては昔から、さくらんぼ=6~7月=梅雨時、というイメージなのです。これは先週くらいに近所のスーパーで見かけて迷わず買った
レイニア(Rainier)チェリー。
数年前から毎年のように書いているように、わたしはこのレイニアが大好き。最初に日本で見たときは驚いたものでしたが、今ではこんな田舎のスーパーにも短い期間ながら(そして高いけど)毎年並ぶので嬉しい限り。今年もすかさず買い込みました。
これはいわゆる
アメリカンチェリーですが、日本でなじみのある濃い紫のビング(Bing)とはちょっと違います。色は日本のさくらんぼに似ていますね。大きさはアメリカンに大きく、食感や味はビングと日本のさくらんぼの中間みたいな感じです。
これ、やっぱりおいしい~。日本のさくらんぼより好きかも、と前から思っていたけれど、今年はその思いを新たにしましたよ。
果物を買うといろいろ手を加えたがる性分ではありますが、レイニアに関しては、そのまま食べるのがほんとに一番と思います(高価なのでもったいない、というのもありますけど)。
で、実際ほとんどはそのまま食べているのですが、やっぱりちょこっと手を加えてみたり。
と言っても、さくらんぼ自体に手を加えているわけではなく、他のものと一緒に食べているだけなんですけどね。今回作ったのはチェリー・チーズケーキ。
こちらの本のレシピです。(ここのところ、この本からやたらいろいろ作っています。)これは著者のNigel Slaterいわく「ドイツ/ウィーンで食べるような」、ややドライな生地のチーズケーキ。
こってり濃いニューヨーク風も大好きですが、これもおいしかったー。しっかり甘いケーキに、ジューシーなチェリー(ビングとレイニアの2種盛り!)がよく合っていました。
もうひとつ。
チェリーとベリー類に、さくさくのクランブルをふって食べる、フルーツサラダクランブル。
去年の夏に桃やブルーベリーで作って、えらく気に入ったものです。果物を焼いたクランブルは大好きだけれど、夏の果物を、火を通さずにそのまま食べたいときにぴったりの食べ方。
クランブル生地は、もともとは
こちらの本に載っていたもので、バターではなくオリーブオイルを使い、刻んだミントの葉が入ります。さっくり軽くて、生のフルーツにぴったり。今回はそば粉とピスタチオの粉末を入れて作りました。
さくらんぼと一緒にベリー類も。いちごとラズベリーです。
前回の桑の実(マルベリー)もそうですが、ベリー類を食べるのに忙しい今日この頃です。ほほほ。
それにしても、ここのところ日本各地で大変な大雨で被害が出ていて心配です(特に九州)。はやく収まりますように・・・。
そして梅雨が終わるといよいよ本格的な夏。既に梅雨の晴れ間は夏っぽい日差しですね。