冬深まり、色失せる山奥。
by zochika
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山盛りの小さな花を楽しむ
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今度は、これが満開でした。


約1年前のこと。生のカモミールがほしくてあちこち奔走し(ってほどではありませんが、、)結局見つからず残念な思いをしていたら、その後になって母の知人の方が「うちにいっぱい生えてたのにー」とおっしゃっていたとのこと。。じゃあ来年はいただこう、と話をしていたのでした。


それからあっという間に1年。1週間ほど前に「いま満開だよー」と教えていただいたので、うきうきと出かけてきました。







いっぱいあるある~、カモミールの花!
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カモミールにも何種類もあるらしいのですが、これがどれなのかはよくわかりません(汗)。でもいいにおい~。


「いっぱいほしいけど、どれくらいいただいていいのかしら」とどきどきしていたら、、ひと株(っていうのか?)がさっといただきました(!)。
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去年、手に入れられなかったぶん2年分。うれしー。
どうもありがとうございました!!


さて、その帰り道。ちょうど近くを通ったので、ちらっと覗いてみようか~、と寄り道。
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こちら、前山寺。わたしが前回ここを訪れたのは数年前の真冬のさなか、別所温泉に行ったついでに来たのでした。


そのときはあたり一面雪だったので、お寺までの道のりも、周りの景色が全然違うので、こんな場所だったのね~、と今さら知った次第。。
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お寺も緑に囲まれて美しい。


今はつつじが終わりかけで、牡丹の花が満開でした。
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白に (※黒いのはでっかい蜂)
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ピンクに
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濃いピンクに、、もっと濃いピンクのもありました。


個人的には白いのが好きです。
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それにしても牡丹の花って巨大なんですね(驚)。ちなみに草花にまったくもって疎いわたしは、最初「でっかいバラだな~」と内心思っていたことは内緒にしておきます(<誰に?)。


でも、この日の目的はこちら。
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藤の花です。ここは藤の花が有名らしいのですが、数年前に木が古くなって倒れたか病気になったかで、現在「治療中」とのことでした。今年は葉っぱが出すぎて花が少ないのだとか。それでも控えめながらも美しい花が咲いていました。


少し濃いめになったとはいえ、まだまだ新緑の色。
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冬の雪景色もよかったけれど、緑に覆われた景色がとても美しいお寺でした。


そしてその数日後。今度は別用で別のほうに出かけ、ついでに寄ってきたのがこちら。
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旧中込学校です。約1か月前に訪れたときは桜が満開でした。桜もきれいだったけれど、ここは立派な藤棚が有名なのだそうです。


例年ならば5月20日頃に満開を迎えるのだそうですが、今年は桜も1週間くらい遅れている、とそのとき伺ったので、今度行くときは藤にちょうどいいかもね、なんて話していたのでした。
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結果的にはやや早めだった様子ですが、それでも立派なこと!約150年前にこの場所に植え替えられたのだそうです。


この日は、近隣の小学生(だと思う)が写生会に来ていました。
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ほんと、絵になる場所です。


それにしても、白い藤の花!わたしは初めて見ました。ピンクもあるらしい。
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何の花でも、全般に白い花が好きなわたしです。


桜の木はすっかり葉の緑が濃くなっていました。
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この日も結局、建物の中には入らずじまい(時間がなかったので)。またそのうち。


というわけで、信州の山は、ちょうど藤の花が見頃だったのでありました。こうして美しく整えられた藤棚もありますが、実は圧倒的に多いのは野生のもの。山の木々にこんな感じでもしゃもしゃと絡んでいるのをあちこちで目にします。この雑草のような(!)藤の花を最初に見たときは驚いたものでした・・・。



さて、おもむろに話をカモミールに戻します。
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あれこれ使い道は考えていたのですが、とりあえず半分くらいは水に挿しておく。本当は何か作るにも摘んですぐ使うのが望ましいのでしょうが、時間がなかったので・・・。


花瓶に挿した花をめでつつ、とりあえずはやはりカモミールティーなど。
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ふんわり、りんごのような香りがほんとうにいい匂いです。


ドライのカモミールティーは昔からそれほど好みでなかったのですが、前に一度、叔母が摘みたてのフレッシュな花で淹れてくれたのがおいしくて、それ以来好きになりました。
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ここで写っているのは花にお湯を注いただけのものですが、緑茶に2~3輪、ぽんと載せて飲むのも好きです。それから牛乳と合わせて温めて作るカモミールミルクティーも大好き。


で、一緒に写っている、それ。
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はい、カモミールのケーキです。mini chamomile cakes with honey frosting(ミニ・カモミールケーキ、はちみつアイシングつき)。絶大な人気を誇るこちらのお菓子レシピブログから今年出た本、Joy the Baker Cookbook: 100 Simple and Comforting Recipes (Joy Wilson, Hyperion, 2012) のレシピです。ネットで検索するとレシピが出てくると思います。


一昨年あたりはフレッシュなカモミールで果物を煮たりしたものですが、今回は何か焼き菓子にしたくて選んだレシピです。本ではドライのもの(カモミールティー)を使っていますが、生の花を刻んで入れました。
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ケーキ生地の砂糖はやや控えめ、アイシングは半分以下に減らしてますが、それでもしっかり甘かった~。カモミールの風味はほんのりするかなー、という程度です。でも、あんまり味が強すぎてもそれはそれで微妙なので、これくらいでよかったのかもしれません。


次は何を作ろうかなー、と思っていたときに、こんなものが。
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いちごー!♪ 外出の折に寄った産地直売所で、山積みになっていたのでがさっと買い込んできました。小粒のと大きめの。信州のいちごは今が旬です(そろそろ終わりかな)。


小粒のは加工用に、大きいのは生食用に。どちらもとってもきれいないちごでした。
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全国的な名産地のものと比べると甘みはそれほど強くないですが、素朴な味わいで、なかなかおいしかったです。


で、時期を同じくして手に入れた生のカモミールと生のいちご。せっかくなので一緒に使ってみようと考えて、こんなものを作ってみました。
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いちごとはちみつコーディアル(カモミール入り)と、カモミールとはちみつのパンナコッタ(いちご添え)。なんだかややこしいですね、、(汗)。


コーディアルは、要はシロップのようなもので(※アルコールで作るものも含まれる)、水や炭酸水で薄めて飲みものにします。ここでは、いちごに水とはちみつ、カモミールの花を加えて軽く煮込み、ひと晩置いて味をなじませたものを濾しただけ。
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今回は炭酸水で割っていただきました。正直言って、カモミールの香りはあまりしなかったのですが(残念・・・)、飲むときに花をぽんと載せたらほんのり香りがしたので、それでよしとします・・・。


パンナコッタのほうは、牛乳と生クリームを適当に合わせて(ここでは2:1くらい)カモミールの花を少し濃いめに煮出し、ひと晩おいてから花を取り出してはちみつを加え、ゼラチンで固めました。パンナコッタにはフルーツのソースを添えるのが好きですが、ここではカモミールの香りを楽しみたいので、いちごを切って添えただけ。少しだけはちみつをたらしています。
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色といい味といい、軽やかで春らしい感じのお菓子になりました。ミルクティーもそうですが、カモミールは乳製品とよく合いますね。あ、いちごとも合っていましたよ。


さて、小粒のいちごは、特にきれいなものをお酒に漬け、やや傷んでいるものは(大粒のも含めて)コーディアルにし、残りはがさっと煮込んでジャムにしました。


ジャムはあまり好きでない、と常々このブログでも書いていますが、そのなかでもいちごジャムは特に好きでない(!)。でも1年に1回くらい、ちょっと作ってもいいかなーと。イギリス式スコーンにはやっぱりいちごジャムだし。
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お酒に漬けたほうは、よくあるホワイトリカーの箱に書いてあった作り方(こんな感じ)になんとなく倣って、ウォッカにいちご、氷砂糖、レモンの輪切りを合わせています。写真は漬けこんで2日目。お酒がほんのりピンクに染まってかわいい。


・・・それにしても、写真ではいちごのジャムにもお酒にもピントが合ってませんが(汗)、ピントが合っているのはカモミールのほうです。
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カモミールの花をお酒とはちみつにそれぞれ漬けこんでみました。やっぱりわたしは、果物やらハーブやら何でもお酒に漬けてなんぼってもんです(違)(いやまじで)。


お酒のほうは、こちらの作り方でカモミールワイン。通常の果実酒のように蒸留酒で漬けるのでなく、白ワインが主体の軽めのタイプです(ラムも入りますが)。オレンジの代わりにレモンの皮を使用。材料を量るのが面倒で目分量で適当に作ってしまいましたが(汗)たぶん大丈夫でしょう・・・。
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はちみつ漬けのほうは、こちらを参考に。マイルドなアカシアはちみつで漬けています。カモミールはよくバニラと合わせられるので、ここでもバニラビーンズを入れてみたい誘惑に駆られたのですが、とりあえずカモミールの風味を楽しみたいので、花だけにしておきました。


いずれも(ジャム以外は)数週間~数か月後のお楽しみ。
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とりあえず、並べて悦に入るのでした。


これで残ったカモミールは、乾かして保存します。
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・・・実は、というか、ここは非常に湿度の高い場所なので、ちゃんと乾いてくれるか不安なんですが、、、ドライにしたものはまた焼き菓子にしたりしたいなーと妄想中です。


というわけで、小さな花を(大きな花もあったけど)山の新緑とともにたっぷり楽しんだ1週間でした。
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花のあとは、夏の果物がどんどん出てくるのも楽しみです。
by zo.chika | 2012-05-29 20:03 | 一日一膳