そして戻ってきました
一面雪。
・・・というのは実はまあ軽い冗談で、これは旅に出る直前の話。3月の中旬に差し掛かる頃で、信州の山の上は、ようやく少しずつ暖かくなってきたか、、というときでした。
信州を出る前日は雨の予報になっていたのですが、降ってきたのは雪。
それでもまあ、みぞれ混じりという感じで、だんだん雨に変わるのかなーと思っていたのです。
それが夜になってもやむ気配がなく、夜中になると外でどかどか音がする。木の枝に積もった雪が落ちる音で、おいおい大丈夫か、、と思いつついろいろ準備をしていたら、夜中の3時か4時頃、 ぶつっ と電気が切れました。。いろんなことが途中でしたが、幸い荷造りは済んでいたので、もう諦めて寝につくことにしました。
そして翌朝。
外はこんな状態。そして電気も切れたまま。
なんだかんだ言っても真冬より暖かいので、雪も湿っぽく重たいのですね。それでこんなぼたぼた雪で、落ちると重いようです。
結局、停電は近くで雪のせいで木が倒れたのが原因だったそうで、わたしが昼前に家を出るまでには戻りませんでした・・・。クッキー焼こうと思って、生地作って型抜きまでしたんですけどねー。
うちは山の上なので、普段はまわりで雪が降っていても里に降りると全然、ということもよくあるのですが、このときはそこらじゅう大雪だったみたいです。
東京までの移動は大丈夫だろうか、と心配したのもつかの間、トンネルをいくつか抜けて信州を出たら、雪の跡形もなかったのですけれどね。
というわけで、わらわらな旅の始まりでした。