冬深まり、色失せる山奥。
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ホワイトクリスマス
クリスマスでした。
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・・・って、日本ではもうとっくにお正月モードになっているものと思いますが、、その前に今年のクリスマスについて少々書いておこうと思います。






厳密に言うと、今年のクリスマスのお菓子について、、ですけども。
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わたし的に、今年のクリスマスのお菓子と言えばこのシュトレン風スコーン。これに尽きます。スターバックスでクリスマス限定で出ていたシュトーレンスコーンを試しに食べてみたら意外と気に入って、自分でも作ってみようと思ったのが始まりでした。


スターバックスで食べたシュトーレンスコーンは、ちょっとケーキっぽい生地にドライフルーツやナッツが入って、スパイスの香りがふんわりするもの。表面に粉糖がふってあるのがシュトレンぽいというか。サイトによると(※クリスマスが終わったのでページはもうなくなっています)、「アーモンドパウダー、シナモン、ココアを練り込んだ生地に、ラム酒とブランデーでコンポートにしたオレンジピール・レーズン・アップル・レモンピールと、香ばしいアーモンド・カシューナッツ・クルミをミックスし、表面には粉砂糖をたっぷりとかけました。」とのこと。


そこで、要はアーモンド風味のスコーンの生地にスパイス、酒漬けのフルーツとナッツを足し、仕上げに粉砂糖をふればいいかね、というわけで実験開始。
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えーとこれは、、確か2回目か3回目に焼いたもの。ちなみに写真に写っている3個とも別々のレシピで作っています。


アーモンド風味のスコーンのレシピをネットで探して見つけたのがこちらこちら。ひとつはアーモンドパウダー、もうひとつはアーモンドペースト(※マジパンのようなもののこと)を使うレシピです。このふたつがわたしのシュトレン風スコーンのレシピの土台となりました。


で、これらふたつのレシピのスコーン生地をなんとなく組み合わせて、アーモンドパウダーとマジパンのどちらのほうがおいしくできるか実験。
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マジパンはわたしはアーモンドの含有量が高いドイツ製のものを使ったのですが、家族にも食べ比べてもらってみたところ、わたしを含めマジパン入りのほうが全般に好評。なんというか、味に深みが出るというか、マジパン入りに比べるとアーモンドパウダー入りのほうは味が薄く感じるというか。


もっとも、マジパン入りと比べなければ、アーモンドパウダー入りのものも十分おいしかったとは思います。また、日本でいちばん一般的なアーモンドパウダーはカリフォルニア産のものですが、スペイン産やイタリア産の風味のよいアーモンドでできたアーモンドパウダー(製菓材料店で手に入ります)を使ったら、出来上がりが格段に風味がよくなったので、同じレシピでも材料でこんなに味が違うのねー、と改めて実感した次第でした。


ちなみに、いちおう「シュトーレン スコーン レシピ」で検索もしてみたところ、結構たくさんレシピが出てきて驚いたのですが、ほとんど今年のスターバックスのシュトーレンスコーンに着想を得たものだったようでした。同じことを考えている方がたくさんいたのですね~。
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これは、そんなレシピのうちのひとつで目についたこちらを試したもの。けっこうココアがきいています。


そうそう、アーモンドスコーンのレシピとしては、もうひとつこちらも試したのですが、スコーンとしてはおいしかったのだけれど、シュトレン風にするにはちょっと生地がさっぱり軽すぎる気がしたので今回の目的からはちょっと外れるかなと。


そんなわけで、基本的には最初の2つのレシピを組み合わせたようなレシピを、分量を変えたり使う材料を変えたりして様子を見ながら何度も焼いたわけです。
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これは昨日焼いた3種類と今日焼いた2種類、、みたいな感じで食べ比べ。どれが何なんだか、、(汗)。


マジパン入りとアーモンドパウダー入りを比べたかったという理由もありますが、だいたいレシピ1回分を半分に分けて、2種類を半々ずつ作っていちどに焼いていました。食べるときに区別がつくように、一方は丸く、もう一方は三角に形作ってみたり、片方には上にスライスアーモンドを貼りつけてみたり、、それなりに工夫してみましたが、それでもどっちが何だかわからなかったりしてました(<意味ない)。


いずれのレシピにしても、ひとつの大きなポイントになると思うのは、焼き上がりに溶かしバターをかけて粉糖をふるところ。
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これは本物のシュトレンを作るときにも使うやり方のようで、これがあるとないとでは大違い。これがないと、単なるスパイス風味のフルーツスコーンになります(汗)。スコーン生地自体はわりと甘さ控えめなので、ここはたっぷりと砂糖をふります。


味ももちろんですが、この粉糖におおわれた様子がまた、雪景色を思い起こさせるようで、クリスマスのお菓子にはぴったりではないかと思うのです。
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実際、この12月は何度も雪が降ったので、外で雪が降るのを眺めつつ、家のなかで粉糖の雪を降らせるわたしでありました。


こんな感じで、12月に入ってから2~3週間、恐ろしい勢いで減っていくバターのことは深く考えず、えんえんと焼き続け食べ続けて、それなりに納得のいくシュトレン風スコーンができました。そのレシピをこちらにまとめています。
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同じようなものをえんえんと食べ続けてくれた家族やご近所の皆様、どうもありがとう~。


あ、そうそう、せっかくなので(?)本物のシュトレンも食べときましたよ。
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こちらはアンデルセンで買った、グリューワイン漬けフルーツのシュトレン。かなりミニサイズだけれど結構食べ応えがありましたよ。


これは、今月はじめに東京に行ったときにエーブルスキーバなどと一緒に買ってきたものです。そのとき、絶対買ってくる!と決めていたものが他にありました。
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それはパネトーネ。イタリア産のちゃんとしたパネトーネが食べたーい!と思っていたので。さすがに、というか普通に山奥には売ってないもんで・・・。こちらは数年前にイタリアでお友達に教えてもらって以来気に入っているメーカーのもの。日本でも売っているんだ!と驚きました。お値段はまぁ、かなーり違いますけど。



で、パネトーネといえば、今年のシュトレン風スコーンをはるかに凌ぐ勢いで去年のクリスマス前に焼きまくったのがパネトーネでした。いや、厳密に言うとパネトーネもどき。生地を捏ねるところから焼きあげるところまですべてホームベーカリーにお任せでしたので、、。


去年はヒト様のパン焼き機を使って焼いていたのですが、今年は手元にパン焼き機もないし、作る気はもう全然まったくなかったのですが、、、どこでどう気が違った変わったのか、ホームベーカリーなしで焼いてみるか、という方向に。。
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去年は、パネトーネ用の特殊な酵母やイタリア産のフルーツミックスなどを使って作ったのものが好みだったのですが、今年はもう少し普通に手に入る材料を使用。去年、自分でまとめたホームベーカリー用のレシピの「B. 基本のパネトーネ その2 (お手軽版)」にあたります(生イースト使用)。


それにしても、自分で手で捏ねて作ってみると改めて「ホームベーカリーってエライ・・・」と今さら実感。。ぜいぜい言いながら生地を捏ねつつ、めんどくさいものを作るついでに(?)、もう一種類、別のレシピでも焼いてみました。
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それがこちら。イーストから「たね」を起こして、生地を何度も寝かせながら作る、極めて面倒なレシピです。こんなものを試してみようと思った自分の気が知れません。。


これ、「1日がかり」とレシピにも書いてありますが、生地を寝かせる時間だけでも合計10時間くらいあり(3時間×3回、+1時間)、さらに生地をこねる時間がかかるので(しかもわたしの場合は手捏ね・・・)、2日にわけて作ったほうがいいかなと思われました。ま、寝かせるのに10時間かかるといっても、その間は別のことができるので、2日間かかりっきりというほどではありません。


そんなわけで、2種類。
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・・・えーっと、、どっちがどっちだ?(汗)。たしか右側が去年自分でまとめたレシピ、左側がその5倍くらいめんどくさい作り方のレシピです。どっちも表面がうまく丸くならず、ひんまがってますが(汗)、ま、わたしが作るものなんてそんなもんですから~。


さて、食べ比べた結果はと言いますと、めんどくさいレシピのほうがめんどくさいだけあって、本物のパネトーネに近い、軽くざっくりした感じの食感でしたー!焼き上がりの香りもよくて、めんどくさいのをがんばった甲斐があったよ、とひとりで満足。。
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もっとも、味見をしてもらった家族などのなかには、もう一方のほうが好み、という人もいたので、そのあたりは個人差があるでしょうけれどね。どちらも、軽くトーストしたらとてもおいしかったです。


で、そのめんどくさいレシピのパネトーネは気に入ったと言えば気に入ったのだけれど、レシピどおりに作ると中身のフルーツがちょっと少なくて寂しい気がしたので、フルーツの量を倍くらいに増やしてもう1回焼きました(!)。
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別のレシピで、約前に生地の表面に十字に切り込みを入れて(いわゆる「クープ」というやつでしょうか?)バターを置いて焼く、と書いてあったので、一部マネしてみたところ、、びっくりするくらいヘタでした(大汗)。でも、切り込みはともかく、バターを載せて焼いたほうが焼き上がりの色がよかったので、そういう意味ではよかったかも。


そして、いざ、本物との対決。
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東京で買ってきたイタリア産のパネトーネ。大きさももちろんですが、やはり圧倒的な存在感。。


入刀~。
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・・・と、切った瞬間からもう切り口が全然違ってました(って去年もそう書いてたな)。この、2回目に焼いた(めんどくさいレシピの)パネトーネが、ちょっと生地が詰まった感じに焼き上がっていたせいもあるのですけどねー。やっぱり本物と並べてしまうとつらいものがありましたです、はい。


でもまあ、トーストして食べると、じゅうぶんおいしかったのでよかったことにします(<自分に甘い人)。
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それにしてもこれ、1週間に満たない期間で3回続けて焼いたので(しかもスコーンも焼いていた・・・)、うちの中がすごいことになっていましたが、種を起こして焼いたパネトーネは日持ちがすると書いてあったので、心おきなく保存してます(?)。実際、もう焼いてから1週間以上経ってますが、ぜんぜん普通に食べられます。



ちなみにこのめんどくさいパネトーネ、元レシピを見るとわかりますが、卵の黄身ばかり11個も(!!)使うのです。。わたしは1回目は1/3、2回目は1/2量に減らして焼いたのですが、それでも卵の白身が大量に余り、冷凍庫もいっぱいで保存するスペースがないので、なんとか白身を使うべく、さらにお菓子を焼く。。
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くるみのメレンゲ。クッキーのようなお菓子です。いまいる場所から結構近いところが胡桃の産地で、そこにあるお菓子屋さんのくるみのメレンゲがもうずいぶん前から大好きで、自分や友人知人のお土産にしていたのですが、最近あんまり食べていなかったので、自分で作ってみようと思い立って作ってみました。


このあたりのレシピを参考に、もう少し砂糖少なめ、くるみ多めで焼きました。くるみはもちろん信州産(生産者の方からここ毎年譲っていただいているのです)。クリスマスらしくちょっとスパイスを加えてみたりして、何度か焼きました。もっとも、卵の白身1個でオーブン1回分焼けるので、なかなか減らないんですが・・・。



という感じで、(また)同じようなお菓子ばかり焼きまくって迎えた今年のクリスマスでした。
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クリスマス当日(※25日ですよ!)は、朝起きたらうっすら雪景色。ホワイトクリスマスだ~♪とうかれつつ、トーストしたパネトーネとミルクティーで朝食。


その後、買い物に行きがてら、ちょっと近所を散歩。
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雪にごく薄く覆われた山はとってもきれいでした。


昼間はちょっと青空が出ていたのですが、夕方になってまた雪が降り出しました。
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また寒い寒い夜。ホットワイン(今回は白ワインで作ったもの)で暖まりました。


というわけで、クリスマスなお菓子を作りまくった12月でした。
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クリスマスのお菓子は他にも作ったのですが、それについてはまた別の機会に。
by zo.chika | 2011-12-28 23:48 | 一日一膳