あ、まだ連休中なんでしょうかね、、。
わたしは大きな予定も遠出もない連休。ま、もっともこのあたりは、軽井沢のように有名なリゾート地でこそないものの、どちらかというと遠出する人々が来るような場所なわけで、近隣の道路もスーパーも結構な混みようでした。なにせ普段はとっても静かですから。
静かな連休のつれづれ。まずは朝5時前に起きていた4月最後の日。
空の色がきれいだったので、カメラを持って外に出てみました。そんな早朝でも、コートも手袋もなしで外にいられるとは、ほんとに春なのね~としみじみ。
上の写真で、山の裾野のあたりにぽつんと赤く見えるのは太陽。このあと、本当に真っ赤な朝日が昇ったのでした。
その光景を写真に、、収められませんでしたけどね(涙)。でもすっかり目を奪われた数分間でした。
まだ薄暗いなかで薄紫色に染まる桜の花も。
先週は
小諸の懐古園で満開の桜のもとでお花見をしましたが、このあたりでも、場所によっては(標高の高い場所はもちろん、北向きの斜面など日当たりのよくない場所など)、連休中もまだ桜が満開のところは結構ありました。
東京などに比べればもちろん遅い桜ですが、このあたりで考えても、例年よりもかなり遅い様子。数年前は
4月20日前後にはかなり満開だったし、それに
ゴールデンウィーク中にキャンプをしたその年は、今頃はもうかなり山の緑が濃くなっていたことを考えると、今年は本当に春の訪れが遅いようです。
特に山の上のほうでは、冬枯れの風景に、ようやく木の緑が見えるようになってきた程度。
それでも、そんな山の緑は、連休中の数日間だけでも目に見えて増えてきています。
そうこうしているうちに、むせるような緑で山が覆われる初夏がきます。
さて、最近食べたものも。
ある日の朝ごはんはヌテラといちごのクレープ。ヌテラは少し温めて緩くしてクレープに塗り広げ、薄切りのいちごを載せて折りたたみます。他の目的で焼いたクレープの残りで作ったのですが、ヌテラ+いちごの黄金コンビはやっぱりおいしい。
それにしても、フライパンで焼く系のお菓子(パンケーキ、クレープなど)を作るのが昔から大の苦手だったわたしですが、
ここ数回でだいぶマシになってきた、、ような気がします。今回なんてなかなか上手に焼けてるじゃないの、と自画自賛。ま、
レシピがよかっただけかもしれませんが・・・。
たまには(?)甘いもの以外も、、
筍ときのこのカレー。カレールーは市販の普通のものですが、隠し味(あまり隠れてないですが)に味噌を入れ、食べる前に鰹節を山盛り載せていただきます。これは去年、京都のカフェで食べておいしかったカレーのアイディアを拝借して作ったらおいしかったので、去年も何度か作っています。添えたのは、さっと茹でたキャベツに、刻んだふきのとうの塩漬けを混ぜ込んだもの。
今年の春初めて作ってみたふきのとうの塩漬け、なかなか活躍しています。
あとは、連休中に姉が東京から来ていたので、チーズケーキを作ってあげ(て微妙に失敗し)たり、山菜で蕎麦を食べたり、
去年の夏に漬けた果実酒を味見したりして、連休は静かに過ぎていきました。
山はだいぶ暖かくなったとはいえ、まだ肌寒くて暖房をつけるときもあって、5月の連休にストーブの前に座るというのは、わたしにとっては不思議な感じです(母によると、昔から梅雨くらいまではこたつをしまえなかったらしい)。梅の花が咲いているうちに桃も桜もみんな一緒に咲いているのも然り。
ともあれ、なかなか来ないような、急に来るような山国の春を楽しんでいます。