冬深まり、色失せる山奥。
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わざわざ作った甲斐はあったのか
蒸し暑い天気が続くので何だか冷たいものばかり作っている今日この頃
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旬のアレも今のうちに使わなければ、とアセアセ




d0008925_215627.jpg旬といっても日本では高い、これはルバーブ。セロリのようなうどのような格好をした野菜ですが、料理よりはお菓子に使われます。よく聞くのはタルトとかクランブルなど。あとはジャム。表皮が赤いので、それを生かして赤っぽいお菓子にされることが多い模様。

それ自体に自然の甘味というのはほとんどなく、酸味が強いので、甘いお菓子に入れると味が引き立つように思います。
子供の頃、何かの本でルバーブなるものを見知って以来憧れていて、長野かどこかでルバーブジャムというのを見つけたときは嬉しくてさっそく買い込んだものの、それが何だか、歯ざわりがなくてふにゃっとしていて(まあジャムというのはそういうものですが)ぼんやりした味だったので、「…?」と思ったものでした。

生のルバーブを自分で調理したのは去年、ハワイにいたとき。最初はクランブル、その次はケーキ。ケーキはいまいちだったけど、クランブルはおいしかった。ルバーブは冬~初夏くらいが旬(らしい)ので、生のものが手に入るうちに何か作ろう、と思っているうちに6月も下旬になってしまって、あー今年はもう逃したか、と思いましたが、ありました、ありました。高いけど(涙)。

3本入っていた貴重なルバーブで作ったお菓子は2種類。偶然というか今回は2種類とも焼菓子ではなく冷菓になりました。

d0008925_21563328.jpgひとつはルバーブのムースグラッセ。ルバーブのコンポートとルバーブのムース、スポンジをグラスに重ねて冷凍庫で固めるお菓子です。カリカリバゲットのミルフィーユ サフランのアイスクリーム添えほどではないにせよ、こんな面倒なお菓子は、『杉野英実のデザートブック』(柴田書店, 2003)から。ルバーブの季節になったら作ろうと思っていました。
…わりとレシピ通りに作ったのに、またしても本と見た目が全然違うな…(汗)。

コンポートは、皮をむいたルバーブをその皮と一緒に白ワイン入りのシロップで煮含めて赤くします。ムースグラッセのほうは、砂糖と一緒に火を通してペースト状に潰したルバーブを、卵黄と生クリームの生地に混ぜ込みます。おもしろいなと思ったのは、いずれも砂糖にカソナード(フランスの赤砂糖)を使うところ。カソナードは焼菓子に使うことが多いと思っていたので意外。

スポンジ生地(ビスキュイ)は、これだけのために焼くのが面倒だったので、去年の今頃よく作っていた、電子レンジで作るケーキを流用。適当に作ったら適当な味になったけど、まあいいのだ。それから、生クリームが足りなかったので、家にあったマスカルポーネで半分くらい補いました。
…あ、全然「わりとレシピ通り」じゃないか(汗)。

d0008925_21563180.jpg冷凍庫で固めたものを、室温に出してすぐに食べたら、何だかチーズのクセが鼻について、ああ失敗した、と思った。

…が、そのままだと固いので、しばらく室温に置いて柔らかくしながら食べたら、これが結構イケていた。さっき気になったチーズのクセも感じられず、舌触りもクリーミーでこちらのほうが断然おいしい。

かんじんのルバーブの味はというと、えー、もともとあまり味があるものでもないので(汗)。

…さてもうひとつ作ったのはルバーブのジャスミンティー煮、しょうが風味。このレシピを見つけて、ジャスミンティーもしょうがも好きだし、うまいことマスカルポーネも消費できるし、ちょうどいいんでないの、と飛びついた。

作り方はこちらはうってかわって簡単。皮もむかずにぶつ切りにしたルバーブを、ジャスミンティーと砂糖、しょうがのみじん切り(わたしはすりおろしました)で軽く煮て、冷やすだけ。食べるときはマスカルポーネまたはバニラアイスを添えるとな。
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…これ、味見したときは、正直「…」と思った。マズくはない、でも、これ、わざわざ作るほどのものか…?という感じ。が、マスカルポーネと一緒に食べたら、まったく別物のようにおいしく感じられたで驚き。ジャスミンティーの味ははっきり言ってわからないのだけれど、後味がさわやかなのはお茶のおかげなのかも(ということにしておく)。

見た目はどう転んでも「赤茶のセロリ…?」なので、あんまり食指は動かないかもですが(汗)、簡単な割にはおいしかったです。また作ってもいいかな。

…来年、ルバーブがもっと安くなったら。。。

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by zo.chika | 2005-07-04 23:47 | 一日一膳