冬深まり、色失せる山奥。
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いちごの季節 山で思いをはせる
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山のうちで採れたいちご。ほんの少ししかないしみんな小さいけどかわいい。





山に来て嬉しかったこと。それはいちごと桃が同時に買えたこと。
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昔は初夏の味だったいちご。それがいつからでしょうか、東京で出回るいちごは12月~2月くらいがピークで、店に並ぶ量は4月あたりでずいぶん減り、6月にもなれば1、2種類が所在なげにぽつんと置いてある程度になっていますよね。それがどうにもいまいちおいしそうじゃないというか、どうも手が伸びないのです。


それが信州に来てみたら、6月に入ってもお店には堂々といちごが並んでいました。1~2種類なのは同じなんですけどね、地元長野県産なのが嬉しい。で、6月も半ばになったらぽつぽつと桃も出てきました。こちらは地元産ではないし、なにせまだちょっと早いので、旬の柔らかくて甘い桃と同じというわけにはいきませんが、それでもいちごと桃が同時に普通に並んでいたのが嬉しくて一緒に買ってしまいました。


嬉しかったこと、もうひとつ(ふたつ?)。
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春になるといそいそと欲しくなるルバーブ。東京では高価な輸入物がうやうやしく1本ずつ売られているのがほとんどだと思うのですが、長野県は日本では数少ないルバーブ生産地とのことで、大きくて立派なやつがどーんと束になって、手頃な価格で売っています。


さらに、この週末に買い物に行って思わず「あー!!」と目が釘付けになったのが、グースベリー(すぐりの一種)。こちらも東京ではなかなか手に入らない果物です。日本ではやはり涼しい(というか寒い)地方で作られているようで、以前は青森から送っていただいたりしたものでした。それが今!目の前に!大盛り!しかもお値段も手ごろ!とうわけで、こちらもがさっとまとめ買い。


他にもさくらんぼなども買って、(「果物屋が開けそうねえ」と母に呆れられながら)ほくほくと帰ってきて、さて何を作ろうか、と考えた翌朝。
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いちごと桃を食べるためにパンケーキを焼いてみました。これはリコッタパンケーキ。その名の通りリコッタチーズが入っています(添えている、ほわほわしたのがそれ)。日本では異常に高価でめったに買えないリコッタチーズを、先日イタリアからのお土産でいただきました(ありがとうー!)。せっかくのイタリア直輸入リコッタをいきなり焼き菓子に入れてしまうのももったいないかなー、とも思いましたが、逆に大量にないとそんなことできないもんねー、と考え直し、ぜいたくしてみました。(ちなみに一緒に写っているのはルバーブとグースベリーのジャムを添えたヨーグルト。)


ときに、今までに何回か書いていますが、わたしはパンケーキ(ホットケーキも)とかクレープとか、フライパンで焼くお菓子を作るのが非常に苦手で、何度作っても上手にできたためしがありません(だから、作らない→上手にならない、の悪循環)。でも今回は、いちごと桃と一緒にふわっとしたパンケーキが食べたいな~、、という思いで、覚悟を決めて(大げさ…ではない)ひさーーーしぶりに焼いてみました。


リコッタパンケーキはレシピを探すといろいろ出てきますが、だいたいは卵を黄身と白身に分けて、卵白はメレンゲにして加えます。だいたいレモンも入っていて、軽くてふわっとしたさわやかなパンケーキに仕上がる…という話。メレンゲが入るし、これならわたしでもふわっとしたのが焼けるんでないか、というわけで(リコッタもあることだし))決定。
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…んが、これがまぁ、、、やっぱり上手に焼けない(涙)。1枚1枚様子を見ながら、あーでもないこーでもないと焼き方を変えたりしつつがんばってみたのですが、6~7枚焼いたうちの1枚たりともレシピのような焼きあがりにならず(涙涙)。なんでなんで、なんでなのさー、と涙をぬぐいつつ、どさどさとフルーツを載せて隠して、一気にやけ食い(違…わないかも、、涙&汗)。あ、でも一応書いておくと、パンケーキは見た目は散々ですが味は結構よかったです。前評判どおり(?)軽くてふわっとして、甘すぎず、レモンがさわやか。


いちごは切って少量の砂糖とキルシュであえたものと、切っただけのものをごろごろ用意しました(あと丸のままも)。桃は皮をむいて切っただけ。あ、そういえば朝飯のはずなのに、朝っぱらからお酒使ってますね。まぁほんの少量ですから。生地の中にも入れたリコッタを、食べるときにも果物と一緒に添えて、ふわふわのパンケーキとほわほわのチーズ、甘くてみずみずしい果物をいちどに楽しんだら、それはおいしいのでした。


そんなわけで朝からぜいたくをしつつ、いちごをつまんでいたら、今日からテニスの全英オープンが始まるということに気づく。
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あー、今年ももうそんな時期かぁ、、前にいちど連れて行ってもらったっけ、、あれから何年だろう、としばし思い出に浸りつつ、あ、ウィンブルドンといえばあれじゃん、と思って作ってみたのがこちら、ストロベリー&クリーム。ウィンブルドンに行ったときにも食べてますが、要はいちごに砂糖とクリームをかけただけ!な食べ物。信州産の小さいいちごは(大きいのもありますが)、イギリスのいちごに負けないくらい(?)小さいので、見た目はちょうどいい感じ。


で、わたしの記憶ではいちごに砂糖とクリームかけただけだよね、、と思いつつも、いちおうネットで確認(こんなのとか)。へたを取ったいちごに砂糖をまぶして、書いてないけどキルシュも(また)ふって少々置いておき、器に入れて生クリームをかけるだけです。が、食べてから気付いたのは、イギリスで使っていたのはsingle creamという脂肪分の低い(18~20%程度)のクリームなのですが、今日使ったのは日本で普通に売っている生クリーム(これは35%)。つまり本場よりもだいぶ濃くなってしまったのでした。実際食べてみると、もうちょっとあっさりしていてもよかったなー、という感じでしたが、おいしくいただきました。



で、で、遠くウィンブルドンに思いをはせていたら思わず忘れそうになりましたが、今日は夏至でしたね。
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昼間は快晴!ではないものの、信州の山もだいたい晴れて暑くなりました。夕方はだいぶ涼しくなり、ふと外を見たら空がうっすらピンクだったので、カメラを持って外に出てみました。これで7時過ぎ頃。


反対側の空を見たら、月がぼんやりと。
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晴れているようにみえたのですが、月はうっすら霞がかかったようでした。この写真で見るよりももっとぼんやりしていた感じがします。


いったん家に戻ったものの、空のピンクが濃くなってきたのでまた外に飛び出す。
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最後のピンク色が、濃い青紫色に飲み込まれていく寸前でした。これが7:20くらい。


夏至は1年でいちばん日が長い日。この後は少しずつ日が短くなっていく(究極的には冬に向かう)わけですが、日本にいると、夏至が終わるといよいよ夏が来るなぁ、と思うのですが、どうでしょうか。きょうも夜は涼しくて、ほんの少し生ぬるい風が吹いています。東京でも夏の間ずっとこんな気温だったらいいのになぁ…(無理)。
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by zo.chika | 2010-06-21 23:59 | 季節