冬深まり、色失せる山奥。
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きょうの桜: (2) 京都府庁旧本館
久しぶりに(ちょっと)晴れました。
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連休中に京都御苑に行ったあとはまた雨続きに逆戻りで、金曜あたりにようやく晴れ間が覗いたものの、青空と同時にざーざー降りになったりして、ともかくヘンな天気でした。ようやくまともな天気になったのが土曜。ここぞとばかりにまた桜を見に出かけてきました。





本日の目的は2か所。 …だったのですが、1か所目はまだ時期が早すぎたようで、まったくもってお花見という感じではなかったので、、、気を取り直して2番目。
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京都府庁です。


厳密には京都府庁旧本館。20世紀初期に建てられたルネサンス様式の建物が印象的です。今も一部は執務に使われている公の施設ですが、中庭の桜の開花に合わせて一般公開されるのだそうです。なかなか粋ではありませんか。


なわけで、あちこちの写真で見た、しだれ桜がヨーロッパ風の建物を背景に咲き誇る様子を想像しつつ、いそいそと中庭へ。
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…と、こんな人がお出迎え。 ???


わたしはどうもよく理解していなかったのですが、この「京都府庁旧本館 春の一般公開(観桜会)」ECHO TOURというイベントと連動していて、会期中はさまざまなアーティストによる展示やパフォーマンスが行われているのでした。中庭にも旧本館にもそこここに展示があり、このときも中庭ではライブが行われていました。あとヘンなマスコットもいました。写真撮ってませんが。


そんなわけで、古めかしいヨーロッパ風の建物としだれ桜とオブジェの合間で、写真を撮る人、座ってお弁当を食べる人などが混ざりあって、なんだか不思議な空間でした。


で、かんじんの桜。
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写真に入りきりません・・・(涙)。


桜をちらっと見たら帰るつもりだったのですが、桜がうまく撮れないのと、ふと見上げると旧本館の2階の窓から写真を撮っている人々が目に付いたので、それじゃあ、というわけでわたしたちも建物に入って2階へ。


外もいいですが、中もなかなかすてきです。
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こんな建物が自分の職場だったらすごいなあ、などと思いつつ。


2階の正面の窓ごしの眺め。
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いやー写真はひどいですが(大汗)ここから見る桜の眺めはすばらしかったです。


せっかく上がってきたので、建物をぐるっと1周。
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あまり写真を撮っていませんが、建物の中にもアート展示があったほか、写真展や豪華な旧知事室なども覗いたりして、思いがけず美術館見学状態。


でも桜も忘れていませんよ。
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ほら!


2階からのほうが圧倒的にいい眺めでした。
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こんな感じで、予想外に時間をかけて花見をするはめになったのでした。

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京都には桜の有名な場所(主に神社仏閣)が山ほどあるので、東京などから京都に桜を見に出かける場合、ここはおそらく花見リストに入らないであろうと推測されるのですが、ちょっと趣が変わってなかなかよかったです。


時間がないときにわざわざ行くこともないかなーとは思いますが、場所的に京都御苑のほど近くにあるので、御苑のついでに足を延ばすとよいかもしれません。*2010年の一般公開は3/23~4/4とのことです。
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実際、週の初めに京都御苑に行ったとき、実はここも訪れたのですが、一般公開の日付を勘違いしていて、入口の前まで来たら閉まっていたのでした(ふ)。なのでこれで悲願達成(大げさ)。


さて、腹が減ってきたね、というわけで、ここらで遅めの昼食を。
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その、前回御苑から京都府庁に行ったときに前を通っていたおばんざい喫茶(と勝手に呼んでいる)九里九馬。ここで「もしかして…?」と気づかれた方はたぶんいないと思いますが、実は5年前に京都に花見に来たときにもやっぱりここを訪れていたのでした。先日の京都御苑+ル・プチメックのパンと並んで、5年経ってもまた同じことをしているのでした。。。


5年前は夜飯で、えらい迷って店にたどり着いたのですが、今回はあっさり着きました(数日前に店の前を通っていたし、今回は手持ちの地図にも載っていた)。
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昼飯どきには遅い時間でしたが、そんな時間でもちゃんとご飯が食べられるのは有難いことです。


前回とは違う席に座ったので、お店の全体やカウンターの様子も見られてよかったです。町屋カフェということですが、食堂という雰囲気でもあります。写真は撮ってませんがお座敷の席なんてとっても居心地よさそうでした。
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わたしは焼き魚定食(今日は鯖)。・・・ってこれも5年前と同じでしたよ(汗)。何も同じもの食べなくてもねぇ、、って気もしますが、でも普通においしかったので満足。ちなみにビールを頼んだのはわたしではありませんが、瓶を注文したら普通にグラスが2個ついてきたので、じゃぁ、ってな感じで。ええ成り行きですとも。


…で、ここで飲んでしまったので、そのあとの予定をあっさり中止して、急遽だらだらと過ごす午後に決定したのでした。かんぱーい。
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お店の場所もちゃんとわかったので、また今度来ようと思います。


さて、この後はデザートでも、というわけで、九里九馬でもコーヒーや甘味はあったようなのですが、店を変えてもうひとつ気になっていた場所へ。来た道をちょっと戻って、京都府庁を通り越してずんずんと西側へ。


軽く迷って(なぜだ…)着いたのがこちら。
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古書と茶房 ことばのはおと。こちらも町屋カフェです。


がらがらと引き戸を開けて中に入ると、また扉があって、靴が並んでいて、それがまるっきり民家の玄関という感じだったので、一瞬「間違って誰かの家に入ってきたか…?」と焦る。。
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…と、中からお店の方が出てきて「入口そちらですよ、開けてどうぞ~」と案内してくれたのでほっと安心しました。(帰りがけによくみたらちゃんと張り紙もありました、、ははは。)


なわけで、障子をあけて靴を脱いで中へ。おじゃましまーす(という気分)。と、、
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畳間にテーブル(というかちゃぶ台)と座布団が並び、壁は一面に本棚がずらっと並んで、まさに「古書と茶房」という名前そのもの。


本は雑誌や漫画から小説に写真集、アート本、そして洋書なども。そこに、よく見るとこまごまとした小物が並べられていてかわいいのです。
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それにしても、玄関もそうでしたが、中に入るといっそう「ここは誰かの家…?」という気分になります。町屋カフェというのは、昔は住居であったであろう町屋を使っているので、ある程度「家っぽい」のはわかるのですが、ここは家を改造してカフェにしたというよりも、家をそのままカフェにしてしまったという感じ。


たくさんのテーブルと、それぞれが思い思いに過ごすお客の姿だけが、ここはカフェなのだということを思い出させてくれるようです。
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そうでなければ、漫画か雑誌でも読みながら、なんか畳に転がってうたたねしそうになるんじゃないかという気がします(危)。


この日は晴れてはいたものの肌寒かったので、暖房がかかっていましたが(石油ヒーターでした)、壁にはうちわもかけてあって、夏になったら扇風機が回ってお客はそれぞれうちわを仰いで過ごすんだろうな、と想像したりしました。


そうそう、お庭もありましたよ。
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これも桜でしょうか?? (いや違うかも)

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外にもテーブルがありましたが、もう少し暖かくなったら外でもお茶ができるのかな(聞いてないのでわかりません。あくまで想像)。


お店の人が少なかったのか、注文したものが出てくるまでに結構時間があったのですが、庭で写真を撮ったり、ぼんやり雑誌を眺めたりしていたら全然気になりませんでした(空腹だったらつらかったかも)。わたしはめずらしくシフォンケーキなど頼んで、それはそれで普通においしかったのですが、この日最も印象的だったのはこちら。
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いちごミルク。軽く煮たいちごをたっぷりの温かい牛乳に混ぜたもの(だと思う)。ホイップクリームといちごソースが載ってます。火の通ったいちごはあまり好みでないのですが、寒かったせいもあってなんとなく頼んでしまいました。シフォンケーキも甘かったので、甘×甘になってしまったのはつらかったけれど(って自分のせいですが)、けっこうおいしかったです。


…じゃなくて、印象的だった話。
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うさぎ!かわい~、と手に載せてみたら情が移って(?)食べられなくなりました(違)。いや、食べましたけどね。これがまた、マシュマロでできていて、よけいにうさぎっぽい(?)のです。。。なんか悪いことをした気分になりました…。



とまあ、個人的には小さく盛り上がりつつ、すっかりのんびりしてきました。正座とかあぐらに慣れていないとつらいかもしれませんが、それさえOKならいつまでも長居したくなるようなカフェでした。
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また来よ~っと、というお店がひとつ増えました。


と、なんだか花見よりもカフェで飲み食いしている時間(写真も)のほうが多かったような印象ですが、、まあそれも花見のお出かけの一環ということで(そうなのか?)。
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京都はかわいいカフェがあちこちにあって、そんなお店をめぐるのも楽しみのひとつです。


しだれ桜は今が見ごろ。そろそろソメイヨシノがぼちぼち開いてくる頃ですね。
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そうなるとますます、次はどこに行こうか、と目移りしそうな予感。ぜいたくな悩みです。
by zo.chika | 2010-03-27 21:48 | 季節