冬深まり、色失せる山奥。
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予習と復習
今回のテーマは「オペラ」なんだそうです
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年に1度のチョコレートの祭典、Salon du Chocolat。東京ではバレンタインデーに先だって毎年1月頃に開催されていますが、初めて足を踏み入れたのが1年前のことでした。


そのときは、それから1年もた経たないその年の10月に、本場フランスのサロン・デュ・ショコラに行くことになるとは思っていませんでした。そしてそれから約3か月。また今年もサロン・デュ・ショコラが東京にやってきます(1/27~2/1、その後各地で順次開催)。


で、今年も懲りずにちょこっと行ってみようかな~などと思っているのですが、その前に、去年の秋のヨーロッパ旅行で買ってきたチョコレートを、予習を兼ねて(?)サロン・デュ・ショコラに関係あるものを中心に復習してみようと思います。





さて、今回の旅行はイタリア中心だったので、イタリアではそりゃもう大量にチョコレートを買いました。なんせ、パリのサロン・デュ・ショコラの2日後にペルージャのチョコ祭りにも行ったくらいですが、実はイタリアの最後にも、強引にトリノに寄ってきました。
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トリノといえばイタリアでも1、2を誇るチョコレートの町。ピエモンテの名産であるヘーゼルナッツのペーストを練りこんだチョコレート、ジャンドゥーヤの生まれた土地です。


町には、小さなお店から、イタリア全国さらには外国にも出ている大手メーカーまでいろいろあります。わたしは今回が初めてのトリノで、滞在時間が24時間に満たない急ぎ足の訪問でしたが、行きたいチョコレート屋はいくつかあり(うちいくつかは閉まってました。涙)、そのうちのひとつがこちら。
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Guido Gobino(グイド・ゴビーノ)。昨年の東京のサロン・デュ・ショコラで、塩味のジャンドゥーヤ(ナッツのプラリネ入りのチョコレート)、「Cremini al Sale(クレミーニ・アル・サーレ)」がとてもおいしかったので気になっていました。なわけで、トリノ行きを決めたときに迷わず直行。


意外に小ぢんまりとした売り場にはチョコレートが所狭しと並んでいて、さんざん目移りしながら(クレミーニ・アル・サーレは決めてましたが)買い物をしたあとは、奥にあるカフェスペース(本当のカフェというよりはソファとテーブルが並んだ待合室?のような簡単な作りでしたが)でちょっとお茶をして、意外とくつろいできたのですが、それはとりあえず置いといて、そこで買ったチョコレートの話を。
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クレミーニ・アル・サーレも入ったクレミーニ4種類のセットを自分用とお土産用にしたほか、えーと結構いろいろ買ったのですが、今回おもしろいと思って買ってきたのが、この透明な容器に入った何やら不思議な物体。一瞬、ココア?と思いましたが、もっと色が薄くて粒子が粗いこれは、「Hazelshock」という名前。ヘーゼルは当然ヘーゼルナッツのことで、トリノ名物のジャンドゥーヤを粉末にしたものか、と思い至りました。


今までにない感覚のチョコレートですよ、とお勧めされたのですが、おもしろいと言えばおもしろいけど、うーんどうしようかなぁ、とちょっと迷い、結局ひとつ買って帰ってきました。そのままで、または果物にかけたり飲み物にふりかけて、と書いてあったので、とりあえずこんな食べ方を。
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いちご(あまおうだよ)に軽く泡立てた生クリームを載せて、ヘーゼルショックをはらはらとふりかけてみる。同じくイタリアで買ってきたビスケットを添えてパフェ風にしようと思っていたのに、すっかり忘れて写真撮って食べてしまいました。。。


ちなみに、ヘーゼルショックは写真だと控えめにしてますが(クリームもいちごも見えなくなるので)、実際に食べるときは、もっとがしがしかけてます。クリームと合うかなぁと思って添えたけれど、クリームなしで、ただいちごにかけただけでもおいしかったです。


その他、アイスクリームやケーキに振りかけてもいいよ、とのことで、それもおいしそうだったのですが、グイド・ゴビーノお勧めの食べ方(?)は、ずばり、こんな感じです。
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容器のふたにヘーゼルショックの粉末を入れて、添付のストロー(そうです、ついてくるんです)で吸いこむとな。ごていねいに吸い方の絵までついています。 ・・・へー。。。


えー、グイド・ゴビーノの日本のサイトには、「嗅ぎたばこをイメージした」というような説明がされていますが、より具体的にはこちらのお話のほうが解りやすいかと。 ・・・ほー。。。


これ、伊勢丹のサロン・デュ・ショコラのサイトを見ていたら載っていたので、今年は日本に上陸するようですね(同社サイトからも期間限定で購入可能)。ちょっと値段が高いなぁ、というのが正直なところですが(トリノの店でも安くはなかった)、ご興味のある方はどうぞ。ストローで吸いこむと、口の中でぶわーっと広がる感じがおもしろいです。あ、もちろん味もおいしいですよ。
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トリノの話は、また今度改めて・・・。(いつだ?とは聞かないでください。汗)



えーさて、旅行に話を少し戻すと、トリノの次に立ち寄ったのがフランスはリヨン。去年の東京のサロン・デュ・ショコラでいちばん気に入った、ビターチョコレートのガナッシュ「Palet d'Or(パレドール)」の作り手、Bernachon(ベルナシオン)が店を構える町です。あんまり気に入ったものだから、イタリアからフランスに行く途中にリヨンに強引に寄ったほどなのです。


ここに至るまでにちょっとしたトラブルがあり、紆余曲折を経て(大げさ)たどり着いた、これが憧れのベルナシオン本店。(いや、本店も何も、店舗は世界にここひとつしかないのです。)
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高級住宅地にある通りに面したショーウィンドウには、そのパレドールが積み上げられ、店内は日本のデパートの化粧品売り場のような(?)美しく洗練された空間(写真はなし)。すぐ隣にはティールームがあり、リヨンに来たならばぜひここでお茶を、と思っていたのですが、そのトラブルのせいで時間切れ(涙)。ガラス扉ごしに中を覗きつつ、また戻ってくるぜ、と悔し涙を拭いて(?)今回は諦めました。


で、その腹いせにはるばるリヨンまでやってきたこと、そこまでのトラブルを思うとつい感極まって(嘘)、思わず我を忘れていろいろ買い込んでしまいましたっけねぇ(遠い目)。


えぇと、こんな感じで。
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パレドールの大きい箱に小さい箱、マカロン、そして写真には写ってませんが板チョコ数枚にミニサイズのエクレア(味見用)とパン・オ・ショコラ(味見用)。ちなみにこの写真は、リヨンでお世話になったこちらのお方のインテリア雑誌に出てきそうな美しいお宅にて撮影。マカロンとエクレアはこちらでいただきました。あ、パン・オ・ショコラはその日のパリへの移動中に食べましたが、まぁ普通でした。


で、悩みに悩んで3種類買った板チョコは日本へのお土産に。
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ベルナシオンでパレドールと並んで有名(らしい)なのが、ビターチョコに塩キャラメルのフィリングが入った板チョコ、「Kalouga」。お店の人にもこれは勧められたし、これはまあ、外せないでしょう、というわけでとりあえず購入。板チョコは東京のサロン・デュ・ショコラでは買わなかったので今回が初めてです。


割ってみるとこんな感じ。
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キャラメル、ねちーっと。


・・・で、これ、わたしにはちょっとキャラメルが甘すぎたというか、チョコレートの苦さとキャラメルの甘さのコントラストが強すぎるように感じられました(あくまで個人的な感想)。あ、おいしいことはおいしいんですよ。ちょっと期待しすぎたのかもしれません。


でも、ついで(と言ってはなんですが)に買った、もう2枚の板チョコを食べてびっくり。
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チョコレートがきれいなうちに写真が撮れなかったので見苦しい姿で失礼いたします。。えーとこちらは、いちばん上が「Kalouga」、その下がビターチョコとミルクチョコの2種類が重なった「Jour et nuit」(昼と夜という意味)、そしてコーヒー味のプラリネクリームが入った「Bresilien」(=ブラジルの、という意味)。どちらも文句なしにおいしかった~。特に「Bresilien」は、プラリネの甘さにコーヒーのかすかな苦みがきいていて、非常に好みの味。これはぜひまた食べたいです。日本のサロン・デュ・ショコラだと高すぎて買えないんですが。。


しかしまあ、何と言っても、ベルナシオンといえばやはりこれ。
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パレドールです。リヨンで大きい箱で買って(といっても大箱の中ではいちばん小さかった。1kg箱とかあったような)、大事に日本に持って帰ってきて、大事に大事にちまちまと食べていたのですが、それもこないだ終わってしまいました。日本で買うととにかく高いので、また買うかどうか、、、悩ましいところです。



ときに、ベルナシオンのパレドールと一部のチョコレートは、パリにあるお店A l'Etoile d'Orで購入可能です。
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名物オーナーのDenise Acaboさんのお眼鏡にかなったフランス各地のチョコレートを集めたセレクトショップともいうべきこちらのお店は、リヨン本店以外でベルナシオンのチョコレートが買える唯一の常設店のようです(ただしリヨンに比べると値段はやや高め)。日本人の店員さんがいらっしゃって日本語のブログでお店のお話などもされています。


で、リヨンの後に行ったパリで、こちらのお店を訪れたときの様子は、ロンドンからご一緒してくれたこちらの方が詳しく書いてくれているとおりです。


さて、そのmappetさんにくっついて、パリではおいしいお店に山ほど行きましたが、チョコレートのお店ももちろんいろいろ行きました。
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たとえばJean-Charles Rochoux。わたしは何年か前に1度行っていて、そのときにお店の前の写真を撮ったような気がするのですが、どこかに行ってしまいました(ふ)。


このときのお目当ては、土曜日限定の「Tablette aux fruits frais(フレッシュフルーツ入り板チョコ)」。事前にmappetさんから「これおいしそうだよ!」と聞いていたのですが、その前に行った10月のサロン・デュ・ショコラでも見かけました。
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土曜日限定、かつ賞味期限が翌日までという貴重なチョコレート。わたしたちが行った日はクレメンタイン(みかん)でした。その意外な(?)おいしさについてはmappetさんがこちらで書かれているとおりです(←全部このパターンですみません。。)。残念ながら東京のサロン・デュ・ショコラにはお目見えしないみたいですが(少なくとも公式サイト上では見なかった)、こちらのお店自体は去年に続いて出展するようなので、他のチョコレートも楽しみですね。ちなみにわたしはこちらの板チョコが結構好きです。


さて、mappetさんに連れられて行ったまた別のお店が、Jacques Geninさんのお店。チョコレートを主としたお店にティールームが併設されたこちらは、2008年にできたばかりの比較的新しいお店ですが、シェフのJacques Geninさんの名前はそれ以前から有名だったそうで、満を持してオープンされたお店、という感じのようです。
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最近、国内外のメディアで名前をみかけることが急激に増えた氏のチョコレートが、今年は東京のサロン・デュ・ショコラに初登場なのだそうです。(※10月のパリのほうではなかったと思います。多分。見落としてた可能性はありますが。。。) きっと大人気なのでしょうねぇ。


で、わたしたちはティールームでミルフィーユとパリブレストを食べて(それについてはmappetさんが・・・以下同上)、チョコレートはここでは買わなかったのですが(いや他で買いまくってましたけどね、、、)、お茶とお菓子にチョコレートとパート・フリュイ(果物味のゼリー菓子)がついてきましたよ。チョコレートはおいしかったと思うのですが、なんせお菓子で満腹になった後だったので、いまいち味を覚えてません。。なんて罰当たりな、、(汗)。今回、東京で買ってみるかどうかは考え中・・・。



えー、そのほかにパリのサロン・デュ・ショコラで買ったもの。
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こちら花びらをちりばめたチョコレートをカンバスに見立てたディスプレイが魅力的だった、Chocolats Guilleminotのチョコ2枚。こちらのチョコレートのことは今回初めて知ったのですが、オーガニックの材料を使い、レシチン(乳化剤)や植物油を一切入れずに作られたチョコレートに、ハーブやスパイスで風味をつけて、さらにドライの花びらや種がちりばめられた、その名もChoc'Fleurs(チョコの花?)は、あまりの美しさに食べるのがもったいないくらい。


ダークチョコレートもありましたが、今回は見た目重視で(?)ホワイトチョコベースのものを選びました。ピンクのほうはハイビスカス風味、緑のはイラクサ(!)風味。イラクサのほうは、フランス語で「ortie」と書いてあり、これ何だろう、と思いつつ試食をしたら、スーっとした味で、嫌いではなかったので買ってみました。


ちなみに「ortie」って何?とChristian Guilleminotさんご本人(たぶん)に聞いてみたら、写真を見せてくれたのですが、写真を見ても全然判らなかったのですよね。で、日本に戻って落ち着いてからネットで調べてみたら、英語でいうnettleだと判ってすっきりしました。ま、イラクサでもネトルでも、あんまりよく知らないことには変わりないんですが(ははは)。
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で、日本に戻ってしばらくしてから食べてみたところ(確かどちらも会場で試食してるはずなんですが)、味的に好みなのはハイビスカスでした。ハイビスカスのお茶も好きだし、まあ予想通りでしょうか。あ、でもこちらは日本のサロン・デュ・ショコラにはないと思います(それならここで紹介するなという話ですが、、ごめんなさ~い!)。パリではどこかのお店で見かけましたよ。



そしてもうひとつ。
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というか4つ??


売り場に並んでいるのを見て、あまりのかわいさに買わずにはいられなかった、ショコラ・ショーのスプーン。こちらのものです。20種類くらいあった気がするのですが、わたしが選んだのはミルクチョコ+キャラメル、ホワイトチョコ+ラズベリー、ダークチョコ+リキュール、ダークチョコ+チリ。どれもかわいいのですが、リキュールのは、スポイト(?)に入ってチョコレートに刺さっているという斬新さ。


スポイトはともかくとして、ショコラ・ショー(ホットチョコレート、つまりココア)の「もと」に棒がついて、熱い牛乳の入ったカップに入れてかき混ぜてココアを作るという商品は、何年か前から見かけてはいましたが、ここ数年で急に増えたような気がします。こちらのように、棒ではなくスプーンについたものも見かけますね。


これも、寒くなったら飲もうと思って大事に取っておいたのを、つい最近になって取り出してみました。まず、いちばん気になるのはやはりこれでしょうか。
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リキュール入りのスポイトが突き刺さったこちらです。このスポイト、実は購入したときにはこれをどうするかよくわかっていなくて、このまま入れるわけじゃないよねぇ、と思ってスポイトは先に取るのかと思ったりしていたのですが、しっかり刺さって取れないので、仕方なくそのままカップに突っ込んで、熱ーくした牛乳を入れてみました。


どぼどぼっと。
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チョコレートを溶かすべくスプーンをかき混ぜていたら、ふと気付くとスポイトの中身が減っていました。・・・あ、そうか、チョコレートが溶けたら自然にスポイトの中身が外(=ココアの中)に少しずつ出てくるんだ!とようやく気付くわたし。意味もなくスポイトに入っていたわけではないのですね~。ははは。


これ、熱い牛乳で温まったお酒の匂いがふんわり漂って、それだけでちょっとシアワセな気分になります。ちなみにわたしが選んだお酒は「Génépy」というもの。なんじゃそりゃ?と思いつつ、味も知らずに買いましたが(←危険)、アルプス地方で採れる珍しい植物から作った薬草酒のようです。結構好みでしたよ。


しかしまあ、上の写真を撮っていて時間がかかったというのもありますが、この手のホットチョコレートのもとは、かわいいのだけれど、飲む頃には冷めてしまっていることが多いのが問題といえば問題でしょうか。
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まずは牛乳を相当熱くしておいて、いったん入れたらさっさとかき混ぜて溶かさないと全部溶けきらない。写真など撮っている場合ではありません。また、全部溶けてからも、もういちどレンジで温めたりして。まあいいんですけど。


で、こちらの商品も、残念ながら今回の東京のサロン・デュ・ショコラには出品されないようです(再び、ごめんなさい!)。でも、似たような商品はあるようですし、また、サロン・デュ・ショコラ以外でも取り扱いのある店もあるようなので、見かけた方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。



・・・それにしても、秋の旅行であれだけ大量に買ったチョコレートが意外ともう残ってないことにふと郷愁驚愕を覚える今日この頃です。ふ。
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というわけで、わたしはといえば、今年のお買い物はちょっと控えめにする予定です。だって去年は東京でもパリでもさんざん散財したし(汗)。写真は撮ってくる・・・かもしれませんが、ブログの記事にするところまではたどり着かないかもしれません~(先に言っておく)。さてどうなることやら。



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サロン・デュ・ショコラ パリ 2010年10月 訪問記録
新宿伊勢丹 サロン・デュ・ショコラ 2010 特設サイト
 (※開催期間(1/27~2/1)が終了次第ページが削除されます。多分。)
by zo.chika | 2010-01-27 06:54 | 一日一膳